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クラシックギターにチェロのような支持棒をつけたら
クラシックギターで足台の代わりに支持装置を介して膝に乗せて演奏するギタリストがいますが音色に変化があるのでしょうか。またチェロのように床で支える支持装置を付けるとまた音色などが変わるものなのなのでしょうか。
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はじめまして♪ 『クラシックギターで足台の代わりに支持装置を介して膝に乗せて演奏するギタリストがいますが音色に変化があるのでしょうか。』 はい、音色に変化はあります、そして、その音色をヨシとした人が、このような演奏スタイルも多用します。 『またチェロのように床で支える支持装置を付けるとまた音色などが変わるものなのなのでしょうか。』 はい、音色は結構変わります、特に広い会場での生音を効かせる場合は、床等へ伝わった振動も音色の一部に成りますので、そういう残響音も含めて聴いている聴衆側には、ホールの床構造等での違い、一般的にはコンサートホールごとの音の違いの一部として認識していると思いますが、そういう部分で違いが出てくるでしょう。 クラシックギターは、人が抱えて演奏した時に最適な音色が得られるよう、長い歴史の中で熟成されて来ましたので、チェロのように床に直接振動を伝えるエンドピンを用いれば、本来の楽器音が変わってしまう。と想像出来ます。 その上で、好ましい音色が得られるギター造りが出来れば、それはソレで良いのでしょけれど。。。。 長年熟成され、完成された音色と演奏スタイルを変える事を否定される人も居ますし、いろいろ創意工夫をして新しい音や新しい演奏スタイルを求める人も居ます。 ただ、すでに十分熟成され、基本的に完成した「クラシックギター」のスタイルを変え、音を変えるのなら、すでに「クラシックギター以外のギター」が多種多様に発達しているので、「別のギター」を使えば?って言われてしまえば、それまででしょうかね(苦笑) さらに、「クラシックギター」として一括りにしても、細かく分ければ色んな楽器が有りますし。 (ギターと呼ばれる以前の、古楽器まで有ったりするからネ。)
お礼
御教示により長年抱いていた疑問がほぼすべて氷解いたしました。ギターの音色がますます好きになりました。