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高校の教員免許について
目指している訳ではないのでものすごく無知で恐縮ですが知識として教えて下さい。 高校の教員として国語と音楽の授業2つを受け持つには高校卒業後どういう進路に進むのが一般的ですか? また、早くて何歳で2教科持ちの教員になれるものなのでしょうか?
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そういう人が本当にいるのかどうかは別として・・・。私は教員養成系大学の教員です。 高校に限りませんが、教員免許を取るためには大きく2つの種類の勉強を大学でする必要があります。 ・教科に関する勉強 こちらは、音楽なら音楽の「指導法」ですとか高校生に「教えるべき内容(教科内容)」について学びます。 ・教職に関する勉強 こちらは、心理学ですとか学校の制度、教育法など教員として身に付けておくべき教養を学びます。 で、上の「教科に関する勉強」は、音楽と国語ですと全く異なりますから、一つの大学で同時に学ぶことはできません。地方国立大学の教育学部でも無理です。 一方、「教職に関する勉強」は、同じ高校教員免許なら内容として共通です。そのため、こちらは「使い回し」をすることが可能です。 また、教育実習も、どの教科・科目で実習を行ったとしても複数の免許に「使い回し」が効きます。要するに音楽で教育実習を行ったら、国語でやる必要は無いということです。 さて、以上を踏まえて最も「合理的」な取得方法ということになると。 1.まず、大学で音楽の高校教員免許を取得します 2.卒業後、通信教育等で国語の教員免許を取るために必要な「教科に関する勉強」の単位を科目履修で取得します 3.1で取った単位と2で取った単位を併せて、教育委員会に免許申請をします。 これが一番早いと思います。1までで22歳。2は本人の頑張り次第ですが、20単位程度ですから、上手くやれば1年でも可能でしょう(働きながらでは無理ですが)。そうすると、理論上は24歳までには両方が取れるという風になります。 ちなみに、なぜ1が音楽なのか、というと。通信制の大学の場合、国語の教員免許取得プログラムを出しているところは非常に多いのですが、音楽はほとんど無いからです。
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「国語」免許は,たとえば文学部で国語学・日本文学を専攻すれば,もっとも順当に取得できます。教育学部国語コースでもとれます。 いっぽう,「音楽」免許は,音楽大学か,教育学部音楽コースでとれます。楽器演奏や声楽などの技能を要するため,特殊な免許といえます。 共通項としては,教育学部の国語または音楽に進学し,もう片方をオプションでとる(非常な努力を要する;もしかすると4年間では卒業できない)ことが考えられます。教育学部は,地方国立大学に標準装備されているのがふつうです。しかし,そういう掛け持ちが制度的に許されていない大学も多いと思います。大学公式サイトで「標準いがいの免許をとる」みたいな説明を探してください。また,オープンキャンパスで質問するといいでしょう。
お礼
ありがとうございます
お礼
ありがとうございます 大変勉強になりました