TV局のCM間引き問題は大々的に報じたのに、新聞販売店の押し紙問題はなぜ封じられる?
お世話になります。
某出版社系週刊誌が新聞の押し紙問題を集中して報道しています。
押し紙問題とは簡単に説明すると次のような問題です。
街の新聞販売店は系列新聞社から新聞を仕入れて宅配します。
その際、本当の購読者数よりも1割から3割ぐらい多くの部数を仕入れます。
この理由は
1 新聞社が新聞発行数を増やし、ライバル紙との発行部数競争に勝つため、販売店に無理やり仕入れさせる。
2 販売店は本当は無理やり仕入れさせられるのは嫌なのだが、新聞販売店の収入には折り込み広告による収入があり、これは仕入れる部数に比例する。よって購読者数を水増ししても、その分、折込広告による広告収入が増えるので、あんまり文句も言えない。また文句言い過ぎると新聞社から販売店契約を打ち切られるので、その点も怖く黙っている。
3 折込広告を申し込んでいる広告主は押し紙の分だけ、無駄に広告料金を、チラシ印刷料がかかっているので損をしている。(損というより知らぬ間に不法な出費している。)
押し紙の正確な部数が不明なので反論することができず、言い値で折り込み広告代を払わされている。
4 紙資源の無駄。押し紙は新聞販売店の店頭に置かれると、開封されぬまま、数時間後には古紙回収業者が持っていく。
このように問題が多々あるのですが、今のところ、これを報道しているのはかの雑誌社のみのようです。(押し紙問題は過去には何度か人々のうわさにはなっていたがマスコミのキャンペーンにはいたらなかった)
テレビ局でCMの間引き問題(契約したにもかかわらず、CMを放送せず、しかもそれを隠し、スポンサーに返金もしなかった)の時は、該当TV局は一定期間、民放連を追放され、当事者、監督責任者、役員などは厳重な処分を受けました。TV局同士でかばいあったり、互いにもみ消すような動きはありませんでした。(問題発覚直後はあったかも知れないが、最終的にはキチンと決着した)
なぜ新聞販売店の押し紙問題は一向に報道されないのでしょう。
お礼
ありがとうござい。 朝日、毎日の部数減少は著しいのですが一般人には新聞、テレビ以外に情報を得る選択肢は難しく残念に思います。