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親知らずについて
最近ずっと、耳の下あたりから顎にかけてだるくうずく感じがして、頭痛や肩こりがひどかったので顎関節等を見てくれる歯科医に行きました。 すると、抜いていない親知らずが埋まっていて神経の近くにあり、そのせい(?)でリンパ腺が腫れていますと言われ、腫れは薬でおさまりました。 親知らずのほうは神経のすぐ近くにあるようです。膿が出てきているのでその膿が達する前に抜いたほうがいいが、抜く際に神経をいじってしまう可能性もあり、そうなると麻痺が残る危険もある、と言われました。 どうするのが良いか、アドバイスをお願いします。
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歯科医です。 どうするのが良いかは説明を受けられたような感じがあるんですが、どうでしょう。 神経の入っている管(下歯槽管)の近くにあることはよくある事で、神経を損傷してしまった場合は 知覚麻痺が起こる可能性があります。(という説明をうけられましたよね???) このままお薬で抑えていても、 体調が悪くなると腫れてくる事になろうかと思われます。 炎症を繰り返すことになりますので、抜いたほうがいいですよ。 炎症を繰り返すと歯の周りの骨の状態がわるくなり(硬化性骨炎)、抜いた後の回復が悪くなるということもあります。 炎症が奥のほうにまで広がると(位置的に奥に広がりやすいんです)口が開かなくなったり、高熱が出たりと救急車で運ばれてくる方も意外と多いです。 神経の近くであると解っているときに やたらめったらな歯の抜き方をすることはありません。 それでも心配であればCTを撮って正確な歯と神経の位置関係を把握するとかなり安心です。 一部医療機関には歯専用のCT(放射線量が圧倒的に少ない)なども備えています。 まあ専用でなくともかまいませんが。 レントゲンでとても近く見えても実際は結構距離があるということは結構あります。 レントゲンは平面ですから、 三次元的な位置関係が実際にどうなっているかということが反映されないことがあるからです。 位置関係を把握しておけば、 神経付近を扱う時には慎重にしますから安全性が高まります。 親知らずを抜くなら26歳以下が歯を抜いた後の骨の回復力を考えると望ましい、 ということが言われます。 そうでなくても若い方が回復力があるので直りが綺麗です。 おいていても良いことはないと思いますよ。 蛇足ですが、私も神経に近い親知らずを抜いたこと(抜かれた)ことがあります。その時には下歯槽管が開きました!!!管の中には太い動脈と静脈と神経が納まっているのです。骨の中の管が開いただけでそれらが損傷をうけていませんでたので特に問題はでませんでした。 時にしびれ感がのこることがあるのですが ビタミン12製剤を飲むとしばらくしたら回復することが多いです。
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私は耳鼻科医であまり専門ではないですが、私の考えを書かせて下さい。基本的に歯は歯槽骨の中に埋まっています。そして神経には運動神経と感覚神経の二つがあります。で、この骨の中には感覚神経しかないので麻痺が起こるとすれば、前の方が書かれていたようにしびれ感が出ると思います。ただし、この感覚神経の障害による痺れ感というものはしばらくすると良くなる事が多いようです。ところが何故だかわかりませんが、上あごの歯の処置をした後、顔面神経麻痺(ビートたけしさんのような顔の運動神経の麻痺)を起こしたという症例報告の論文を2編程見ました。顔面神経は耳の前から出てくるので相当に離れていますから、歯の治療でこれを損傷させるという事はまず考えられず、可能性としては痛み止めの注射による神経伝達麻酔が起こったのではないかとその論文では結論付けられていたと思います。いづれにせよ、神経そのものを切ってしまわない限り麻痺は一時的なものであり、そういう可能性は限りなくゼロに近いと思われます。従ってそういう無視しうる可能性を危惧して痛みに耐えて生活するよりは、抜いてしまった方がいいと思います。ちなみに私も高校生の頃、親知らずが前方に生えてきて、激烈な顎から肩の痛みに苦しみ、抜いてもらいその歯医者さんが神様のように見えたのを覚えています。どなたか歯医者さんいらっしゃいましたらアドバイス下さい。
私も麻痺が残ると言われました。そして、麻痺が残っても文句は言うなというような内容の手術同意書にサインさせられました。この決断には相当悩みましたが、なにしろ、痛くて痛くて薬漬けだったもので、これじゃいかん、と思い、抜きました。 質問者様の場合、膿が達すると余計に負担が大きいと思われますので、やはり、抜いたほうがいいのではないでしょうか。 私は、麻痺というか、痺れがしばらく残りました。その処置のため、毎日、病院で点滴を受けました。今は、良好です。抜く際には、腕のいいお医者様であれば、なんとかしてもらえるのではないかと思います。よく、ご相談の上、よい方向へ達するといいですね。