これは理不尽な怒りなのでしょうか。

質問

2週間前、飼っていた愛犬が亡くなりました。（15歳2ヶ月）
慢性腎不全でした。1月末から度々調子が悪くなる事があり、4月末には毎日嘔吐、下痢を繰り返してました。
病院に連れてった時には末期でした。たまたまその日診てくれたパートの先生（週２、３日しか勤務しない）が愛犬の担当医となりました。その先生は「次の日から連休に入るので、他の先生に代わる代わる診てもらう事になってしまいますができる限り、様子を見に来たり、何かありましたら電話でご連絡させて頂きますね」と仰っていました。

そのまま緊急入院させました。連休中の事もあり、親と一緒に午前・午後の１日2回ずつお見舞いに行きました。遠く離れた兄弟も帰省し、毎回皆でお見舞いに行ってしまいさすがに病院側も少し迷惑そうにしていました。

入院して4日目くらいから、入院した日から一瞬下がっていたBUN、Cre、白血球の数が再び異常値になってしまいました。

次の日もお見舞いに行きましたが、犬の顔色、耳の色は非常に悪く、ほぼ起き上がらず反応もしたりしなかったりでした。かろうじて尿をして、食べるけど吐いてしまうと看護婦さんから言われました。
「何を食べさせてるんですか？」と看護婦に聞くと「普通のドッグフードを柔らかくしたものです」と言われました。
また、夜中独りで亡くなる事が心配になったため、「夜中の見回りってどのくらいあるんですか？」と聞くと「見回りは真夜中に一回ですね・・・」と言われました。

次の日の朝、また迷惑承知で皆でお見舞いに行くと、前の日まで入れられていた酸素機がなくなってました。愛犬の息は浅く、寝たきりでした。状況を聞こうと、先生とお話できるタイミングを待ちましたが、ものすごく混んでいて待っても患者さんが途絶えなかったので一旦病院を出ました。
同じ日の夕方に再びお見舞いに行くと、愛犬の瞳孔がグルグル周り、もう意識がなさそうでした。これはやばい！と思い看護婦さんに声を掛けると「先生から大事なお話があるそうなので少し待ってもらっていいですか。今他の患者さんが３人いるので、待合室で待ってください」と言われたので待合室で待ちました。
15分後、呼ばれたので話を聞くと、もう危篤、意識がない、数日ではなくあと数時間で亡くなると思うので、家で看取ってあげてくださいと言われました。
もちろん了承し、愛犬を待っていたところ、看護婦がケージからいつもの様に愛犬をひょいっ！と抱き上げこちらに連れてくる時、愛犬の顔が見えました。愛犬の目がものすごく大きく見開いており、おかしい！と思いました。看護婦はそのまま気づかず姉の腕に抱っこさせようとした瞬間、愛犬の首がガクっと傾きました。
他の患者さんもすぐ隣にいるのに、私たちは愛犬の名を叫び、患者も他の獣医も皆何事かと、私たちを見てました。
息を大きく吸ったり吐いたり、止まったりと、もう絶望的な状況だったので、一分一秒でも早く家に帰らないとと思い、泣きながら出口でありがとうございました、とお礼を言っていた時、愛犬を抱っこして連れて来た看護婦が「すみませんが、こちらお会計となっております。」と治療代のレシートを、愛犬を抱っこしてる姉に差し出してきました。姉は泣きながら片手で愛犬を押さえ、お会計しました。
最後だけでも外の空気を吸わせてあげたいと大急ぎで病院の出口に出た瞬間、愛犬の口から紫の舌が出て来てしまいました。そのまま息を引き取りました。1週間近くケージに閉じ込められた愛犬が、最後に外の空気を吸えたのかどうかはわかりませんでした。

愛犬がいなくなってから2週間、どうしても考えてしまいます。
亡くなる１日前に愛犬を返してくれたら。
数値がまた異常になった時に、愛犬を返してくれていたら、家でもっと看病できたのではないだろうか。そしたら最後１日だけでも家でアイスクリームや、すりおろしりんごを食べさせてあげられたのではないだろうか。
亡くなる日は、病院はとても忙しそうで、恐らくほぼ放置でした。
朝から酸素機が取り外されてたのも、もう病院側も諦めていたんだと思います。
では、なぜその時返してくれなかったのか。
お会計の対応は仕方ないにしても、愛犬を抱っこする時に、愛犬の異常な表情に看護婦は気づかなかったのか。
どうみても緊急自体なのに「3人いるので少し待ってて」とあの15分がなかったら、外の空気を最後、吸えたのではないだろうか。

慢性腎不全を調べて助かる見込みが少ないのは承知です。病院側にも、なんで死なせたんだ！とは言いません。ただ、家で看取る事もできず、他人からも丸見え。本当に命が消える瞬間は、病院の出口の外でした。
奇跡的に家族全員で看取る事はできましたが。
悔しいです。
悲しいです。
前にすすめません。
訴えたいとかそういう事ではありません。
でもどうしても、病院への怒りが消えないんです。
この病院の対応はおかしいですか？
それともやはり理不尽な怒りなのでしょうか？
誰かのせいにしたいだけと言われれば、否定はできません。
自分で乗り越えていかなければいけないのもわかっていますが、辛いです。

回答No.6

山田 太郎（@f_a_007）

Q、やはり理不尽な怒りなのでしょうか？
A、というか感情任せの怒りですね。

【ケース１】

＞先生、もはやこれまで。
＞自宅で看取ります。

＞えっ、まだその段階ではないのでは・・・

が、愛犬は一昼夜を我が家で過ごし次の日の朝に息を引き取りました。

＞そうですか？
＞力不足ですみませんでした。

最寄りの獣医師は、死んだと聞いてビックリしていました。

＞死んだんだって。
＞ああ、状況を見抜けなかった僕の技量不足。
＞お悔やみとともに一言謝りたくて。

隣県の主治医からは火葬場に電話もありました。

なぜ、そういう展開になったかというと・・・

＞先生、この子の余命は３ヶ月と判断しています。
＞そこで、何某か治療の道があればと伺ったしだいです。
＞エコー検査では何の以上も発見できないね。
＞血液検査の値は全て正常。
＞この子は健康そのものだよ。

だが、愛犬は、私の予想通りに三ヶ月の命でした。我が家の数少ない非保護犬。ラブラドール・レトリーバー。１１歳目前の旅立ちでした。

【ケース２】

＞先生、この子は今夜が峠と思われます。
＞助かるかどうかは賭けです。
＞ともかく、緊急入院させてください。

元気いっぱいだった愛犬が、突然に夜中に吐き戻しました。問題は、その後の容態。完全にぐったりで飲食を拒否。

＞吐いただけなんだろう。
＞エコーでも尿検査でも異常はないね。

が、翌朝、動物病院から

＞今朝、５時に息を引き取られました。

と電話がありました。

預けた動物病院は２４時間診療で、夜間も獣医師と看護師が待機。でも、愛犬の命は救えませんでした。原因は、不明。兆候ゼロの突然死でした。「今夜が峠！」という認識を完全に共有できたとしても、多分、救えなかったでしょう。しかし、「俺の判断を軽ろんじたな！」との想いは抱きました。

死亡時５歳。保健所送りから救い出したM・シュナウザーのの突然の別れでした。

【ケース３】

＞先生、昨日のお昼に妙な咳をしました。その後も時折。
＞この子の体に異常事態が進行しています。

＞エコーでも尿検査でも異常はないね。
＞血液検査の値は全て正常。
＞これなら、後数年は生きるよ。

でも、この主治医の判断は誤りでした。やがて、愛犬の喉が腫れてきました。咳の原因は、甲状腺癌による気管支の圧迫が原因でした。触診でもエコーでも確認できない程度の甲状腺癌。でも、半年後には、はっきりと判るようになりました。

＞グエッ。この半年間、俺は何をしていたんだ。

と、反省。そして、手術。無事に、甲状腺癌は克服しましたが、咳事件で駆け込んだ２年後に他界しました。推定１４歳。山で拾ったシベリアン・ハスキーのケースです。

【何が言いたいのか？】

それは、飼い主の観察眼に勝る診断はないってことです。エコー検査とか血液検査なんて、実に当てにならないもの。それで異常が発見されるのは、正に、末期。考えてもみれば、僅か１５分程度の診察時間。対象は、自分で身体の異常を訴えることができない犬。しかも、犬は、緊張と興奮で身体能力を極限まで高めている状況。獣医師の判断が狂う要素だらけ。ということで、《獣医師の判断よりも飼い主の判断が勝る》というのが私の持論。ですから、今回の件を教訓にされて、次は迷わずに《獣医師の判断よりも己の判断優先の原則》を貫かれたらどうでしょうか？獣医師に怒りを向けるよりも、それが大事なことだと思いますよ。それが、貴愛犬が残した教訓。それを汲んでやるのが飼い主の役目。と、思いますよ。

回答No.5

ayzm

貴方は自分の好きだった愛犬を、悪霊にするつもりですか。

死んだ者にはいく場所が有り、成仏できるものですが、貴方の怨念で貴方から離れることが出来ずに成仏も出来ずいます、いい加減離してやって貰えませんが、今のままだと貴方のそばを離れられずに、苦しんでいると思います。

貴方の理不尽な考えで成仏を妨げられれば、悪霊になるしかないでしょう。
もう死んだ者が行く場所に行って成仏してくださいと言ってあげないと、苦しいのは死んだ愛犬です。

私も犬を飼っていました、１５年以上は生きたと思います。
あるときに、家のおはらいをお願いした神主さんが、何気なく言った言葉が耳に残っています、「この犬は前にも良い飼い主に飼われていたんだ」とつぶやいていました。

私の買っている犬は、生まれた１年たっていないで貰ってきていますから、生まれ変わる前の飼い主のことを言っているように感じています。

回答No.4

まさしろ（@masasiro）

理不尽な怒り。確かにそうかもしれません。
病院に対して怒っても貴方はきっと前には進めない。
なぜなら貴方が抱える病院に対する怒りは、過去の貴方の判断、過去の貴方の行動を誤魔化す為の自己防衛です。つまり、貴方にはもっと良い違う決断が出来たと考えているのです。そういう「自分を」守っている訳です。

末期なら選択肢は3つでしょうか。安楽死か病院任せか自分で看取るか。

安楽死を選べば、今回のトラブルはありませんでしたね。家族の都合にも合わせられます。自然死で最後まで看取りたいという選択を選ぶなら、そもそも生命が死ねるのは一回だけなのですから、目を離すことはできません。最後まで看取れる可能性が高いのは自宅であって、病院ではありません。

また、愛犬が死ぬ瞬間に対して納得がいかないようでしたが、生き物が死ねるのは一回限りなのです。そういう尊い出来事に接して、それを受け入れられないのは傲慢な態度だと思います。死と生は一枚のコインの表裏です。死を否定することは生を否定することと同じなのです。死に方を受け入れられないことは、生き方を受け入れられないことと同じなのです。

貴方の怒りの源はきっとこういう所にあるんでしょうね。

過去は変えられない。これはこの世界のルールです。しかし、起きてしまった出来事に対して、捉え方を変えることはできる。過去に起きた繰り返したくない過ちがあった時、その事に向き合って分析や思索を深めれば、人間は、これから先のより良い理想に向けて、現在を変えることができるのです。

回答No.3

Dr_Hyper

自分の愛犬がそうなってしまったと想像するとお掛けする言葉もありません。ご冥福をお祈りします。

恐らくあなたもご家族も，病院への怒りは理不尽だというのは分かっていらっしゃるのだと思います。
医療の知識のあるひとに，なるべく苦痛が無いように，なるべく家族の人の腕の中で息を引き取れるように最善を尽くしてくれたのだと思いますよ。
唯一最後の瞬間は，あなたの希望通りにならなかったのだとは思いますが，
預けなければ本当にもっと苦しんで，ワンちゃん自身が自分の家族に気を遣って余計に大変だったかも知れません。アイスクリームの脂肪分のせいで余計に体が痛んで嘔吐が激しくてつらいし，もどす度に主人に迷惑を掛けているのがつらいと思ったかも知れません。
結局タイムマシンがあって何度その場面をやり直したって，家族には後悔しかないと思います。
それくらい純粋にワンちゃんは私たちを優しい気持ちにして全身全霊で私たちを愛して信用してくれますからね。

考えて見てください。
そのあなたのことを大好きなワンちゃんが一番悲しいのは，いまあなたがやり場のない怒りを持っていることでは無いですか？自分の死のために，真っ黒い怒りを抱えているあなたに，どうして良いかワンちゃんはじたばたしていませんか？
落ち込んでいる，怒りに震えているあなたの側にいってはぺろぺろなめたり，しっぽを振ってみたり，おもちゃを運んできてみたり。
今のように腹の中が真っ黒になっているあなたをワンちゃんは好きでしたか？
ニコニコして最後は遊んでくれるあなたのほうが絶対に大好きだったはずです。

ワンちゃんの為に，マイナスなことはなるべく早くどこかに捨てましょう。
それが大好きなあなたがニコニコしてくれるかどうが，一番ワンちゃんが心配なことだからです。
自分のせいで，こんなに苦しんで怒っているとおもったらキットわんちゃんは悲しみます。最後に外の空気が吸えなかった？そんな事よりも，あなたのこれからを絶対に心配していますよ。

お礼

回答ありがとうございます。

あまり信仰深い方ではないですが、49日までは魂が家にいると聞いたので、あまり悲しむ姿は見せたくありません。
恐らく悲しんでる私を見て、愛犬も悲しんでると思います。
それでも怒り悲しみ、どこまでも自分勝手だなと思いまた自己嫌悪と病院への怒りの繰り返しです。

家族からも言われました。あの待たされた15分が無かったら、帰りの車中だったかも。そしたら誰か一人、運転中の人が看取れなかったかも。焦って事故を起こしてたかも。
病院の出口外で息を引き取った愛犬の配慮と頑張りだったんだと言われました。

私以外の家族は、最期間に合った事だけでも感謝すべきと私程怒りはありませんが、この半年はとくに私が中心となり愛犬を面倒みていたので、本当に怒っている相手は病院ではなく正直自分自身とも思っています。
こんなはずじゃなかった、ずっと側にいたのに、と考えるとどうしようもない怒りと悲しみが襲い、ついには病院が悪い、もっと言えばあの病院を選んだ兄弟が悪いとさえ思ったりしてしまいます。

どんなに嘆いても愛犬は戻りませんし、子供っぽく理不尽な怒りという事は頭の半分では理解しています。
ただ納得できない点も多々あります。
それでも回答者様の仰る通りで、マイナスな事を考えてると愛犬は苦しみますよね。
せっかく楽になれたのに、こんな姿見せて申し訳ないとも思います。

どうにか自分で消化していかなければいけないです。

回答No.2

gohide

質問者様にこれだけは理解しておいて欲しいのですが、病院は沢山の
患者を抱えています。その患者を平等に扱わなければいけません。
ですが患者は自分一人を診ていて欲しいという観念があります。
今回の場合は自分の愛犬にもう少し気の利く対応をしていてくれたら
質問者様の気持ちも今の様ではなかったと推察できます。

ですが病院も出来るだけのことはしていたのですし、その病院を選んだ
のも質問者様家族ですよね。であればその病院が愛犬を殺していない限り
文句を言っても仕方ない事です。

家族同様の愛犬ですからお気持ちは分かりますが、それであれば
末期の腎不全と診断されたときに病院には預けずに自宅で看病して
誰のせいにもしなくても良い環境に愛犬をおいておけばこのような
事にはならなかったでしょう。
預けたからには病院を信じるしかないですし、自分の愛犬だけを
診る事も出来なかったことを納得すべきです。

私には理不尽な怒りにしか見えません。

お礼

回答ありがとうございます。

＞預けたからには病院を信じるしかないですし、自分の愛犬だけを
診る事も出来なかったことを納得すべきです。

仰る通りです。

10年以上通っていた病院でしたが、度々疑わしい事もあり、最後の最後で転院も考えましたが愛犬の負担になると考え、結局最後まで同じ病院にお世話になりました。
その選択をしたのは私たち家族です。
愛犬の異常な表情に気づかず抱っこして連れてきた時も、とても混んでいたので確認する余裕が無かったんだと思います。

頭の中ではわかってはいるのですが、気持ちがついてこず、なかなか前に進めません。
あまりにかわいそうな最期で、頭の中から離れず、日々怒りと悲しみに暮れてしまいます。
あまり悲しむと愛犬も悲しむとわかっているんですが、コントロールできません。

まだまだ納得はできませんが、こればかりは時間が癒してくれる事を待ち、受け入れていかなければいけません。

回答No.1

noname#228784

愛犬のご冥福をお祈りいたします。

犬でも猫でも人間でも・・・

気の利かない病院というのは、あるよね。
ほんとに…。　(´ω`；)
人間だって、弱ると病院の中で雑な（酷い）扱いを受けることもありますから…。
良い医者、良い病院と縁できる事が、つくづく大事だと思いますね。

お礼

回答ありがとうございます。

＞良い医者、良い病院と縁できる事が、つくづく大事だと思いますね。

本当にそうですね。
良い医者、良い病院を見極めるのは本当に難しいです。

先代の愛犬も、気づいたら点滴が漏れてたりと、疑わしい事が度々あったんですが、中には良い先生もいらっしゃったので、環境上（家から近いなど）そこに通い続けた自己判断が間違いだったと今となっては思ってしまいます。