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♪そこへ行けば、どんな夢も、叶うと言うよ~♪

こんにちは^^ タイトルは『ガンダーラ』という歌の一節なのですけれど、私にとっての夢の国は東京ディズニーリゾートです^^ ただ、食べ物もグッズも高いので、あきらめることだって多いのです。 雑貨ですと100円ショップは私の味方です^^ 夢見ごこちになれる場所はありますか?

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回答No.14

>一面のお花畑。。綺麗です。。。その向こうに見えるのは大海原ですか? そうなんですよ。 一面の花畑の向こうには海が見えます。 絶景です。 子供のころから家族に連れられていってました。 今では、彼女といったり、祖母を季節ごとに連れて行ったりしてます。

noname#244657
質問者

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>そうなんですよ。 一面の花畑の向こうには海が見えます。 絶景です。 本当に、素晴らしい景色ですね^^実際にみますともっと感動すると思います。 >子供のころから家族に連れられていってました。 まあ!きっと感性豊かになることでしょう^^ >今では、彼女といったり、祖母を季節ごとに連れて行ったりしてます。 デートにぴったりな場所ですね。お弁当を持って出かけたいです。 お祖母様を。。bakudanmentai様はこの景色のように、心の綺麗な方でいらっしゃいます^^ ご回答ありがとうございました。

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回答No.20

昔は模型店。棚いっぱいに模型が並んでいるのを眺めたり、棚の隅にあるマニアックな商品を発掘して楽しんでいました。 今は100円ショップかな? はじめてお菓子かった時「2つで100円なんでもう1つ持ってきてください」とレジの女性に言われ恥ずかしかった。けど、めげずに行ってます。 お腹すいたらスーパーが天国。1000円以内で一杯買える(^^)

noname#244657
質問者

お礼

「昔は模型店」ガンダム模型が品薄になっていた時代、何軒も模型店をまわりました。ガンキャノンGetだぜ!。。ポケモンと少し混ざっていますがお気になさらないでくださいませm(__)m 今はね、戦艦大和の模型が欲しいのです。 >今は100円ショップかな? 100円ショップは宝の山なのです~♪なにも買わなくってもウロウロしています。不審者みたいかしら? >お腹すいたらスーパーが天国。1000円以内で一杯買える(^^) マクドナルドでは1000円が少量で飛んで行きますね。欲張ってナゲットも買ってしまったからかしら?バーガーセットとナゲットです。5ピースで200円もしました。 ご回答ありがとうございました。

回答No.19

 30年ぶりに、大学の頃住んでいた街に行って一日車で方々回ったら、当時の記憶がよみがえって懐かしくて泣きそうになりました。  通っていたスイミングスクールがまだあったり、当然閉めてしまったお店があったり、新築で入ったアパートが相当古くなっていたり。  ただ基本的に町並みって30 年経っても変わらないのを見て、ユーミンの「経る時」を思わず聞きたくなりました。  https://youtu.be/0T74p6U_uXg  

noname#244657
質問者

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30年。。短いような長かったような。 私は実家に帰ったときには”ただいま”と言います。 >ただ基本的に町並みって30 年経っても変わらないのを見て、ユーミンの「経る時」を思わず聞きたくなりました。 ユーミンにこんな曲があったのですね。 ご回答ありがとうございました。

回答No.18

 再度で、失礼いたします。  「美女と野獣」のベルは「ア-サ-王」が好きなのですね。  ベルは美しい人という意味ですが、  このベルという言葉は私の人生を劇的に変えたあるものを意味しているのです。  それは ちょっと・・・ここでは言えませんが  ベルは私の宝物でした。(人、動物ではありません)  そして我が夫は野獣のような人で(ごめんなさい。※主人に)  うちは「美女と野獣よ」と冗談を言っていました。  MJ様のお宅は「美女と王子様」でしょう。  でも、主人からの贈り物で一番感謝しているのは  自宅以外で常に私が休めるマンションを用意してくれたことでした。  マンションの壁いっぱいに本棚を作り、買ってくる本を並べられた事でした。    其のマンションもとっくに売ってしまいました、  時々買ってきた本をダンボ-ルにつめ   古本屋さんに売っている私に、 「もったいない。本は蔵書にすべきだ」と主人に言われるのですが  今はそのスぺ-スもない状況です。  そして又本屋さんに行って、新刊書を眺めてついつい買ってしまう私です。  早く蔵書にできる家に引っ越ししたいです。          

noname#244657
質問者

お礼

再度ありがとうございます^^ >「美女と野獣」のベルは「ア-サ-王」が好きなのですね。 夢見ることが好きなのです^^ >ベルは美しい人という意味ですが、  このベルという言葉は私の人生を劇的に変えたあるものを意味しているのです。  それは ちょっと・・・ここでは言えませんが  ベルは私の宝物でした。(人、動物ではありません) まあ、謎を秘めていらっしゃるのですね。 ♪謎めいた子だよベルは~♪ >そして我が夫は野獣のような人で(ごめんなさい。※主人に)  うちは「美女と野獣よ」と冗談を言っていました。 まあ!そうなのですか?物語の発端は、薄汚い老婆をお城に入れなくって、でも、その老婆は魔法使いだったのでお城に魔法を掛けられるのですよね。 そして王子様は醜い野獣に変えられてしまいますけれど、ベルの優しさに触れて野獣は人の心を取り戻すのです。 野獣も本当はとても優しい心根を持っていたのでしょう。ただ、権威はときとして人を狂わせます。 >MJ様のお宅は「美女と王子様」でしょう。 ええ、ほんと。世間知らずな王子様で私はキレっぱなしです(笑) >マンションの壁いっぱいに本棚を作り、買ってくる本を並べられた事でした。 まあ。。本当に『美女と野獣』のお話しみたい。素敵。ワクワクします。 >そして又本屋さんに行って、新刊書を眺めてついつい買ってしまう私です。  早く蔵書にできる家に引っ越ししたいです。 夢はまた実現するかもしれません^^ ご回答ありがとうございました。

  • kamejrou
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回答No.17

こんばんはmj さん 少し回復したようなのでお邪魔させていただく 私は子供の頃からアメリカの西部が好きでした、それも開拓時代の西部です いわゆる古い時代の良きアメリカです、ですからね私は今でも西部劇が大好き❗ もうね随分昔ですがアメリカにオールドS と言うそれほど大きくもない町、 ここに昔のアーリーアメリカの景観を再現しておりましてね 私は今まで生きてきた人生の中であんなに嬉しく楽しい時間はなかった 本当に私には至福の時間とも言えるものでした 死ぬ前にもう一度と思っておりましたがもう無理なのです あなた、栃木県の日光はご存知と思います 鬼怒川温泉がありますが近くに「日光ウエスタン村」、 ここも開拓時代のアメリカを再現しましてね私は嬉しかった 映画で酒場があるでしょう? 同じものを持ってきたのでしょうかね? 古いすえた匂いがして私には堪らないものでしたが もう10年以上にもなるのでしょうか?閉館していまいましたね お客が入らなかったのでしょうか? 今は廃墟も同前のようです 私にはどちらも夢見ごごちになれる場所でしたが あなたに教えて欲しいことが デイズニーには古い西部をテーマにしたものはあるのでしょうか? あるのなら私は行くのです 最後に私は大人になってなを童心を持ち続けて 自分の中のメルヘンの世界に遊ぶことの出来る人は幸せであろう これはお世辞でなくそう思うのです

noname#244657
質問者

お礼

Kame様、こんにちは^^ >少し回復したようなのでお邪魔させていただく Kame様とお話しが出来るのはとても嬉しいのですけれど、すぐご無理なさるので心配です。ご無理は禁物ですよ。大切なお方ですもの。 >私は子供の頃からアメリカの西部が好きでした、それも開拓時代の西部です >いわゆる古い時代の良きアメリカです、ですからね私は今でも西部劇が大好き❗ 私はゴールドラッシュに胸をときめかせました。矢沢永吉さんの歌がきっかけだったでしょうか。 『シェーン』アラン・ラッドですね^^ https://www.youtube.com/watch?v=WWL6KDjJuhU ジュリアーノ・ジェンマも好きでした。 鬼怒川温泉には子供の頃、母に連れられて行ったことがあります。私の温泉好きは母の影響でしょう。当時は近くにそんな施設はなかったのかもですね。 >もう10年以上にもなるのでしょうか?閉館していまいましたね ゴーストタウンになってしまいましたか。 >デイズニーには古い西部をテーマにしたものはあるのでしょうか? ディズニーリゾートにはふたつのテーマパークがありまして、東京ディズニーランドと東京ディズニーシーなのですけれど、東京ディズニーランドのなかにウエスタンランドというエリアはあります。 ただKame様が楽しんでいただけるのかどうかは疑問です。やっぱり子供だましな場所ですもの^^ >最後に私は大人になってなを童心を持ち続けて 自分の中のメルヘンの世界に遊ぶことの出来る人は幸せであろう これはお世辞でなくそう思うのです 男性がロマンを抱くように、女性はメルヘンに浸るのもよいですよね。 ご回答ありがとうございました。

  • citytombi
  • ベストアンサー率19% (1721/8628)
回答No.16

夢見ごこちですか・・・ では芦ノ湖スカイラインの、通称“ヤギさんコーナー”にします。 http://blog.goo.ne.jp/reomama518/e/8e066151076244df69026efaf99e315a 芦ノ湖の縁を走る有料道路がありまして、そこには内外のスポーツカー&バイク&走り屋が集まってきます。 料金所を過ぎてしばらく行くと、ちょっとカーブになったあたりにレストランがありまして、そこに向かいの駐車場に車をとめて、先に行ったり戻ったりして楽しむんです。 ですが目的はそれだけではなくて、ここにはヤギがいるんです。 見渡せばはるか下には芦ノ湖が見え、振り返れば富士山と駿河湾が見えます。 運転するもよし、珍しい車を眺めるもよし、ヤギと戯れるもよし、景色を見るもよし・・・ 何時間いても飽きません。

noname#244657
質問者

お礼

>では芦ノ湖スカイラインの、通称“ヤギさんコーナー”にします。 私もみた瞬間に、あ!ゆきちゃんだー、と思いました(笑)ハイジの威力はすごいですね。 ゆきちゃんのご飯が100円。速足でやってくるゆきちゃんがとても可愛いです^^首から下げているベルもとっても可愛いですし、私もご飯をあげたくなりました。 ご回答ありがとうございました。

  • angelo77
  • ベストアンサー率15% (304/2021)
回答No.15

こんにちは。 私は高級ホテルが好きです。 広いロビーでパリッとしたスタッフがお出迎え、清潔で居心地の良い部屋とバスルーム、目の詰まったシーツはサラッと気持ち良くて、フワフワの白いローブを着てマッタリ過ごします。 部屋に飽きたらホテル内のエステやショップをプラプラ、夜は素敵な雰囲気のレストランで食事。 気が向いたらラウンジでシャンパンでもいただいて、良い気分のまま眠りにつけます。 朝食も楽しみの1つなんですよね。 実際に良く泊まるのは安めのシティホテルで、併設されたコンビニから缶チューハイと水を買って空の冷蔵庫に突っ込んで、用事を済ませに出掛けちゃうんですけどね。 リゾートの高級ホテルとかホントに夢ですね。 プールサイドで軽く飲みながら、お肉やシーフードのBBQでもいただきたいです。

noname#244657
質問者

お礼

こんにちは^^ >私は高級ホテルが好きです。 ディズニーホテルは最高ですよ。ただ、パークに入り浸って部屋にはあまり居ませんけれど(笑) >部屋に飽きたらホテル内のエステやショップをプラプラ、夜は素敵な雰囲気のレストランで食事。 プールもよいですね♪ >朝食も楽しみの1つなんですよね。 ブッフェかルームサービスかで悩みます。とっても幸せな悩みですけれど。 >実際に良く泊まるのは安めのシティホテルで、併設されたコンビニから缶チューハイと水を買って空の冷蔵庫に突っ込んで、用事を済ませに出掛けちゃうんですけどね。 缶チューハイは好きです。でも、コンビニで買いますと高いので、スーパーで買っています。ホテル内にコンビニがあるのですか? >リゾートの高級ホテルとかホントに夢ですね。 夢が叶うと良いですね^^ ご回答ありがとうございました。

回答No.13

MJさんお邪魔します 私は「タバコの吸える喫茶店」です 最近、なんば駅の構内で今更ながら発見しました そこでいただくホットケーキセットが何の変哲もないホットケーキなんですが美味しいです(^^)

noname#244657
質問者

お礼

michiyoさん、こんにちは^^ >私は「タバコの吸える喫茶店」です michiyoさんは愛煙家でいらっしゃるのですね^^ >最近、なんば駅の構内で今更ながら発見しました 駅構内に喫茶店があるのですか。それは便利ですね。 >そこでいただくホットケーキセットが何の変哲もないホットケーキなんですが美味しいです(^^) バターとメイプルシロップたっぷりなホットケーキが好きです♪ ご回答ありがとうございました。

noname#229162
noname#229162
回答No.12

ぼくたちが よく行った店に、渋谷の黒い月というバーがあった。もともとは、80年代後半オーナーシェフのレストランが人気を集め始めた頃から 今でこそどこにでもある瀟洒なカウンターパーのはしりとして、六本木のバー・ラジオとならぶ 業界ではつとに名の知れた店だった。その後オーナーが変わって、ワインやシャンパン、グラッパの類が中心の店になっていたが、ばくはここで最初に飲んだマティーニに感銘し足しげく通っていた。  バーテンダーの三島は舞台俳優のような30代後半の男だった。新谷という女性の二人で12人でいっぱいになる小さな空間を取り仕切っていた。  ふたりとも、もの言い立ち居振る舞いが意識的なまでに丁寧で、どこか芝居がかった雰囲気をただよわせていた。おまけに二人ともよくみるとかなりの美男美女だった。  大谷石を床と壁に使い、銅版の厚い一枚板をカウンターに用いた空間そのものが、すでに現代演劇の舞台装置のようなものだった。王族の石室のような静謐な薄暗さのなかで、カウンターに置かれたクリスタルの大きなグラスに天井から細いスポットライトの光が注ぐと、銅板の赤とワインの赤が解け合って、液体の中心がまるでそこに炎が灯されたようにまるく輝いた。  渋谷の表通りの喧噪がまるで嘘のような異空間であった。彼女もここが気に入っていたようだ。ここに来るといつも彼女は満ち足りた笑顔で、いつになく饒舌になるのだった。そこは確かに、高価な材料を張り混ぜた安直なホテルの密室よりも、どこよりも 日常から人の心を離脱させる特別な場所だった。 彼女はシャンパンの入ったバカラの細いグラスを見つめていた。ベネチアングラスの篭目を模してカット加工で描かれた細い編み目の文様が美しかった。 「私ね 昔ひとりで カクテルを飲む修行をしていたことがあるのよ。」 「いい若い女の子が淋しい話だね。大家さんが 連れていってくれたりしなかったのかい」 ぼくは 訊ねた。「大家さん」というのはかつて彼女のパトロンだった男のことだ。 「彼は まるでそういうことに疎い人だったの。お金を渡して自分で楽しめっていわれたわ。」 彼女が二十歳過ぎた頃から10年の間、彼女を援助してきた男は、社交に長けた実業家というよりも、己一身を頼りにひたすら世の中と戦い続けてきた孤独な人物のようだった。 「でも 君のような若くて美しい女性が独りで酒を飲みに行ったら、周りの男が放っておかないだろうに」 ぼくは、元町にあったというあてがわれたマンションの近くのバーで、普段着に簡単な化粧をしてカウンターに独りで座っている彼女の姿を想い描いた。 「バーでよく声をかけられたわよ。目の前に注文もしてないカクテルが置かれて『むこのお客様からです』なんてことがよくあったわね」 「そうか そんな古くさい気障なアプローチの仕方をあなたはどうやってかわすのかな」 「簡単だわ。相手を見てにっこり微笑んで 軽く会釈をするだけよ」 ぼくは 彼女がそうやって男に誘われるのを楽しんでいたのかと思って訊ねた。 「でも そのうち相手は『ご一緒してもいいですか』とかなんとか言って傍らに寄ってくるだろう。」 「大抵そうだったわね。でも 『独りで飲みたいんです。』とはっきり言えばそれで済むし、しつこくされたら席を立っていたわね。いつも」 「君らしくもない。話くらい聞いてあげても罰はあたらないのに」 「そうじゃないの。あの頃はまだ女としての自分に自信を持てなかったのだと思うわ。」  話によれば彼女の母という人はかなりの美人であったようだ。若くして夫を亡くし重ねた苦労もその美しい容姿を衰えさせることがなかった。しかし彼女は母親を嫌っていた。自分は父親似なのだと言っていたが、幼くして死に別れた父の顔を彼女が克明に記憶しているはずもなかった。再婚した年下の夫の顔色を伺いながら生活するようになったという母親の姿を醜いと感じていたのかもしれない。それゆえ に自分は母親に似たくはないという意志を強く持っていたのかも知れない。  その意志は、ひとつひとつの整った造りの容姿からいつまでも幼さを消しさらず、その一方で過敏ともいえる感受性の鋭さが目の輝きに現れて、まなざしに知的な光のようなものを与えていた。  彼女は拒食症だった頃の自分について語ったことがある。義父との折り合いがわるく家を出て、しばらくの間症状は続いていたという。「大家さん」に出会って、20歳を過ぎて初めて男を知ってから精神のバランスは徐々に回復していったようだが、反動として過食になった時期もあったのだという。  彼女の昔の写真を一度見せてもらったことがある。会社の宴会のスナップのようなものだったかもしれない。何人かの女性のなかでどれが彼女であるのか一瞬見分けがつかなかった。どこにでもいそうな地味な丸顔の女の子がビールグラスを片手にカメラに向かって微笑んでいた。 「自分に自信が持てないと、男を見る目も甘くなるものだけどな」 「そうね。 臆病な割に 親しくなるのはへんな男ばかりだったわ。  ワインの酔いがまわると、彼女は決まって過去のつらい恋の思い出を語った。 元彼だった既婚者と別れたあと以前つきあっていたシンクタンクの男としばらくつきあったが、どうしても心が以前のようにもえあがらず、自分を痛めつけるような感じで身体の関係を続けていたこと。 最初の結婚相手との出逢いと調停離婚の長い裁判所通いの日々。 大家さんとの出逢いと別れ。別れたあと大家さんがこれまで彼女につぎ込んだ金を計算して返済をせまったという話。 メールで知り合った浜松に住むの男との行きずりの恋  今の夫に身体を許したいきさつなどなど。 彼女のことを深く知りたい思いから ぼくはいつも話に聞きいった。そしていつもわからなくなった。 「あなたは、こんな男たちのようにならないでね」  という警告のようにも思えたし、彼女がどの男を一番愛していたのかぼくに問いかけているのかとも思った。彼女という女を深く理解するためのレクチャーを受けているような気分だった。  過去の話をし終えるといつも彼女は 黙ってぼくの肩先に頬をよせて しばらくそのままじっとしていた。  「そういう過去に比べて 今はとっても幸せなのよ」という心情を伝えたくて彼女が話したのかもしれないということに、迂闊にも そのときのぼくはまるで気がつかなかった。  確かに彼女は、いつもどこかで人との深いつながりを求めていた。好きになった相手をどこまでも受け入れることが彼女の愛というものへの姿勢であった。そうすることで自分もより深く相手に受け入れられる そう信じていたのかもしれない。  いまでこそ それははっきりわかるが、彼女の背後にあるもの、夫、子供そして捨てられて傷つけられた山崎のこと、彼女を真剣に思えばおもうほど、その背後にある(と思いこんでいた)現実がぼくの意識を混乱させた。  1歳に満たない乳飲み子の母が、週に2晩も男と時をすごす。常識では考えられない事態ではあった。彼女は双子の娘達を何より大切にしていた。彼女と逢った次の日、ぼくは夫に任せたままで赤ちゃんたちは大丈夫なのかと訊ねることがあった。 「大丈夫よ うちの子達は 私の味方だから あなたと逢っている夜は いつも静かに眠っていてくれるの」 彼女はそう言って微笑むだけだった。  ぼくの誘いに できるかぎり彼女は時間を作った。変な話だが 今思い返してもお互いによく体力が続いたものだと不思議に思う。疲れを感じるどころか逢っている間は、何をしていても楽しかった。  彼女との貴重な時間をできるかぎり濃密なものにしたくて、ぼくはいつでも様々な工夫を凝らした。とは言っても夕方7時から朝4時までの時間にできることは限られていた。  彼女と食事をする店は、自分のよく知っているレストランにしたかった。幸い商業店舗開発の仕事をしている古くからの友人やデザイナーとの飲食を通じて、彼女を飽きさせないくらいのストックはあった。 彼女と逢える日の夕方、ぼくはメールで今日のデートのプランを伝える。 「渋谷で待ち合わせ 代官山のシンポジオンで食事。ここはフレンチの店だけれど、一面朱色を基調としたチャイニーズアールヌーボーのインテリアが妖艶な雰囲気をただよわせる親密な恋人同士のためのレストラン。そのあとは このあいだ話した滝をくぐらないと入れない奇妙なバーで軽く飲んで、丸山町。 あるいは このあいだ見つけた坂の途中の旨い寿司屋で腹ごしらえをして、ちょっと素敵なホテルのバーへ案内しましょうか。NHKの裏手にある小さなホテルですが、チューダー調を模した英国風の内装が落ちついたホテルです。ここのバーも英国の乗馬クラブの雰囲気を演出した落ちついた大人のバー。以前覗いたことはあるのですが その奥にあるラウンジは宿泊者でないと入れない。一度泊まってみたかったのですが  さて どちらがお好みですか」  一見無粋な行為のように思えるがとにかく 最初の一夜以来、事前の段取りをメールで確認するというのは、僕たちの間で習慣になってしまっていたようだ。 彼女もそのほうが気兼ねなく 「ごめんなさい きょうは明日のあさダンナが早く出張にでかけるので 丸山町のコースにしましょう」などと書いてくる。とは言っても朝4時過ぎまで眠りあわてて家までタクシーを走らせるということになるのが常ではあった。   渋谷の東急本店の向かいの小さなビルの4階の、銅板の扉は ガンダーラというより、竜宮城の入り口であったのかもしれない。 とにかく、そこで、僕は孤独を癒し夢見ごこちになれた。 もうあれから17年の歳月が過ぎた。

noname#244657
質問者

お礼

omuzim様、これは、、小説ですか?引き込まれるように読んでしまいました。。。 実話なのでしょうね。都会の方は洗練されていらっしゃるのねと、改めてそう感じました。 『小さなスナック』という歌がありますでしょう?それを思い出したり https://www.youtube.com/watch?v=oulNdk-AupQ >渋谷の東急本店の向かいの小さなビルの4階の、銅板の扉は ガンダーラというより、竜宮城の入り口であったのかもしれない。 とにかく、そこで、僕は孤独を癒し夢見ごこちになれた。 素敵なお話しをありがとうございます。

  • 2012tth
  • ベストアンサー率19% (1893/9468)
回答No.11

50代♂ ガンダーラ…見てたな? > 夢見ごこちになれる場所はありますか? 昔、仕事で北海道に住んでいた…どこまでも続く地平線を目の当たりに 現実にこの目で見て…ガンダーラって?実際口ずさみました。 現実に見た…。 地平の果まで見える範囲に山も谷も何もなく真っ平らの平原が続くだけ… まさにその場所です。

noname#244657
質問者

お礼

>地平の果まで見える範囲に山も谷も何もなく真っ平らの平原が続くだけ… 『草原のマルコ』です^^ https://www.youtube.com/watch?v=e7aS9zVrMs0 とてもよい歌でしょう? 2012tth様は50代でしたら、もしかしますとご存知かもと思いまして。 ご回答ありがとうございました。

回答No.10

 大型書店です。  毎日一回は行きます。  そして大体買ってしまう。  図書館もいいのですが  やはり新刊書の見出しと香りに誘われて  ついつい行ってしまいます。  そして私の夢は読書から始まる・・・  子供の頃からの変わらない趣味です。  でも最近は同じ本を2度買ってしまったりします。  少し記憶が悪くなったかな。  読んでいて時々あっと思ったりする  

noname#244657
質問者

お礼

まあ!まるで『美女と野獣』のヒロインのベルみたい^^ ベルは読書が大好きで、同じ本を何度も読むのです。小さな村に住んでいますので、新しい本はなかなか入ってこないのですが、野獣のお城には壁一面の本があるのです。。素敵。。。 ご回答ありがとうございました。