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野村克也氏の名言の背景

最近、野村克也氏の名言集を読み しっくりくるなあと感じています。 元 一野球選手なだけなのに 何故あそこまで説得力ある人生論を語れるのでしょうか?

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  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11074/34518)
回答No.3

野村克也氏は頭は良かったのですが家庭が超がつくほどのド貧乏で、国立大学でさえ進学ができないほどでした。野球が得意だったので、そのツテで南海ホークスに入団させてもらいます。ところがコネ入社するくらいだったので目立てず、たった1年で解雇させられそうになります。19歳のときです。 このとき、「母ひとり、子ひとりでクビにされたら心中するしかない」と泣きつくというか脅迫するというか、とにかくすがりついてなんとか温情で契約してもらえることとなったという有名な話があります。 しかし泣きついてどうにかクビは繋がったものの、野球の才能が飛び抜けているわけではないので普通にやっていればいずれまた数年後にクビになるのは明らかで、次は泣きついてもまた契約してくれるとは限りません。19歳だから世間は同情してくれたというのもあったのです。 そこで野村氏は自分の最大の武器である頭の良さを使って、配球や選手の癖を読む野球というのを編み出したのです。これが後のID野球となります。当時はプロ野球といえど「バーンと投げて、ガーンと打てばいい」という大雑把な時代だったので彼のポジションがキャッチャーという点も幸いして、あれだけの選手になることができましたね。 しかし生い立ちによる僻み根性なのか持って生まれた性格か、人望は得られずに大変な苦労と辛酸を舐めまくります。成り上がり者のお約束で最初は良家のお嬢さんと結婚しますが、苦労苦労の連続で這い上がってきた人と苦労知らずのお嬢様が合うわけがない。程なく離婚して、それで出会ったのが同じく苦労苦労の連続で這い上がってきたあのサッチーです。ま、実際は離婚するより先にサッチーに出会っちゃったらしいですけど。 しかしサッチーもサッチーでああいう人ですから、夫婦揃って人望がない。彼は南海ホークスの親分と呼ばれた鶴岡一人監督に「お前、野球を取るか。それとも女を取るか」と迫られます。このとき野村氏が「恥ずかしながら女を取ります」と答えたのは有名な話。野村氏はトレードで西武ライオンズに追放され、南海ホークスの歴史において最も偉大な選手の一人であるにも関わらず、南海ホークスの中では「ほとんどなかった人」にされています。OB会にも呼ばれないそうですよ。 一説によると、引退後にテレビ朝日の解説者の仕事を探してきたのも、ヤクルトの監督に押し込んだのもサッチーのお力なんだとか。球界のドンに逆らってしまった以上、野村氏本人の力では球界追放同然の扱いになってしまったようです。 つまりまあ、艱難辛苦の量が並大抵ではないということですね。そういう中で、野村氏自身も野球に限らず様々なジャンルの本を読むことで教養を深めていったようです。不幸話でとんでもない打線が組める人ですからね。 http://blog.livedoor.jp/yakiusoku/archives/54588114.html

その他の回答 (4)

  • 2332tutu
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回答No.5

後付けっぽい話もありますが、人の何倍も研究・練習したのは事実でしょう。 何人もの選手を再生しましたしね。説得力あります。 野球は頭を使うスポーツです。結果オーライ的な昨今の野球界へのご意見番として長生きしてほしいものです。

回答No.4

<しかし泣きついてどうにかクビは繋がったものの、野球の才能が飛び抜けているわけではないので普通にやっていればいずれまた数年後にクビになるのは明らかで、次は泣きついてもまた契約してくれるとは限りません。19歳だから世間は同情してくれたというのもあったのです> 事実と違います。まったく無名の選手から、いきなり檜舞台にあがったのです。優勝した褒美にハワイにチームが遠征。そこでハワイのチームと何試合か試合をしたのですが、無名の若手がホームランを連発、そこで初めて「野村」にファンの注目が集まったのです。この年、一躍レギュラーの座をつかみ、翌年はホームラン王。

  • kaitara1
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回答No.2

野球で勝つためには、いろいろなことを的確に判断する必要があるからでは。捕手はチーム全体の状況を把握していないと務まらないという側面もあると思います。元来優れた頭脳の持ち主が監督で自分の考えを再確認した結果ではないでしょうか。こういう人が、あの夫人を伴侶に選ばれた理由については私のような凡人には全く想像もつきません。

  • meido2010
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回答No.1

野球の持つ独創性とチームワークが野村監督夫人の奔放な性格 とのギャップが人生観に与えた影響が大きくあると思います。

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