- ベストアンサー
カラス
道路の街灯の上にカラスがいました どしゃぶりだというのに雨は冷たく 冷えてしまわないのでしょうか、鳥は 雨宿りというのはしないのかな。 宜しくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「蓑」という雨具がありました。藁(わら)などを何本も編んで厚くつくったコートのようなものです。 粗末で、藁の茎と茎の間には隙間があったので、蓑の中へ染みこみそうなものでしたが、上から降ってきた雨水は、藁の茎と茎の間で膜をつくり(表面張力)、重力に従って降った分だけ足下へ流れていくのでした。 早い話が、蓑の内部へ染みこんでくる量は少なく済んだので、雨具の役割を果たしました。 他方、鳥の羽根は蓑よりももっと密着していますし、太い羽根の下に細かな羽毛がはえて空気を溜めて体温を逃がさない構造になっています。 つまり、水は表面部の羽根に沿って下へ流れ落ちるだけで、内部に浸透はしていかないので、人間が考えるほど寒くはナイはずです。 さすがに、水鳥のように始終水面に浮いていたりすると、水が下から上(羽根の中)に染みこんできますので、体の脂腺から出る脂を羽根にぬりつけて防水していますが、上から降ってくる水はそのまま下へ落ちていくだけです。 蓑程度のような隙間だらけのおおざっぱな編み物でも雨具になったのですから、鳥の羽根なら十分防水になっています。 クチバシに羽根はナイですが、人間でも、冬のシベリアあたりでも顔をだして外歩きできるのですから、クチバシくらいの雨は問題にならないでしょう。 したがって、とくに「雨宿り」はしないだろうと思います。 ただ、セミの小便は有名ですが、小鳥も飛び立つとき便をします。それくらい体の重さは鳥が飛ぶことに影響します。 雨の中は雨水で体が重くて飛びにくいはずですし、餌を探して飛び回っていても無駄(虫なども静かにしている)というような事情もあるでしょうから、雨が降っている間はおそらく、いつも寝床にしているような木の枝に止まって雨が止むのをジッと待っているだろうとは思います。 ちなみに、鳥も寒さは感じます(当然!) 雨が止むと、蓑を着けた人の背中から水蒸気が立ち上がります。それくらい、雨水は入ってこなくても熱は逃げますので、外が寒いと鳥も体温を奪われます。風は羽根をゆさぶってすきま風として羽毛の中に入ってくるので、雨水よりは強敵。 そんな時は、鳥も寒くて「ふくら雀」状態になり、物陰でひっそりしています。
その他の回答 (1)
雨宿りはもちろんしますが、鳥は水浴びもします。 ただ、街灯の上に留まってるうちに大雨が降ってきた場合は、 飛べないのでそのまま雨が止むまで待つしかないですよね。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。