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膵臓と血糖について

例えば、膵臓に炎症やガンなど異常があると、血糖値やヘモグロビンA1cが 高くなると思いますが正しいですか。 逆に低くなる場合はどういうケースでしょうか。 インシュリンが出過ぎる原因は何かということになりそうですが・・・・・。

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  • kurione
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回答No.2

膵臓には血糖を調節するホルモン(インスリン、グルカゴン)を分泌する内分泌部(ランゲルハンス島)とタンパク質や脂肪や炭水化物の消化酵素(キモトリプシン、リパーゼ、アミラーゼ)を含む膵液を作る外分泌部からなります。 通常膵炎や癌などは主に外分泌部の障害が中心で、内分泌は保たれており事が多く、障害がひどくなると内分泌能に異常が出てくることもあります。血糖値が高い状態が続くとランゲルハンス島細胞が減少し、唯一血糖値を下げるインスリンの量が減る、もしくはインスリンの効きが悪くなって糖尿病になります。HbA1Cは少なくとも1か月以上の血糖値の推移で変動します。検査1週間前から食事と運動しても血糖値は変わりますが、HbA1Cは改善しません。 通常インスリンは血糖値が上がると分泌が促進され血糖値を下げ、血糖値が低いとインスリン分泌が抑制され、血糖値を上げるグルカゴン分泌が促進され血糖値を安定させる機能があります。グルカゴンは血糖値により調節されていますが糖質摂取では分泌は促進されません。高タンパク食、高脂質食で分泌が促進されますが、単純脂肪経口投与ではグルカゴン分泌の増加は起こりません。 血糖値が低くなるケースはインスリンが出過ぎている状態で代表的なものはインスリノーマというランゲルハンス島の腫瘍があります。インスリンが出過ぎているだけでなくコントロール不能の状態です。90%は良性腫瘍です。あと気をつけるものとして薬剤性低血糖があります。薬剤がインスリン分泌を促進させてしまうもので抗不整脈薬、キノロン系抗菌薬(抗生物質の一種)が有名です。

1234ken
質問者

お礼

詳細にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • kaitara1
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回答No.1

膵臓には内分泌と外分泌両方の機能がありますが、炎症やがんで全体が侵されるということはないというか、その前にいろいろな症状が出ると思います。炎症で影響が出るのは外分泌のほうではないかと思います。消化酵素が腸管に出てこなくなるので栄養が吸収されないとか便の異常が出てくるのでは。がんが増殖して膵胆管を圧迫して作られた酵素が外へ出られなくなって同じような症状が出るのでは。内分泌では1型の糖尿病が代表だろうと思います。インスリンを作る細胞全部が侵されてはじめから重い糖尿病の症状が出てきます。一方インスリンを作る細胞の腫瘍(インスリノーマ)ではインスリンが過剰に作られて低血糖になることもあります。

1234ken
質問者

お礼

ありがとうございました。

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