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昔の女性の心境
私の母は見合い結婚で、性格的にも決して父のことを好きではありませんでした。これは本人からも聞いていたことです。当時は親の勧めた相手と恋愛感情も無しに結婚していた例が少なくなかったようです。 好きでもない相手と「初夜」を迎えて体を許すことができるというのがいまだに理解に苦しみます。諦めの心情なのか、運命と思っていたのか。母は既に22年前に逝っていますので聞くことができません。ただ、「そんなに嫌いなら結婚しなければよかったのに」と言ったら、「あのオヤジと結婚していなかったらあなたたち生まれていないじゃない」と返された記憶があります。 漠然としていますが、当時の女性の心境を分かる方はいますか。
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今の人には、中々理解できないことだと思います。 私のかみさんは、もう還暦を過ぎたばーさんですが、好きでもない相手と「初夜」を迎え体を許す時の心境とは違うのかもしれませんが、セックスに対して「務め」であると言います。 そんな話をする度に「お前は江戸時代の生まれか?」と言っては、高笑いしたものです。 恋愛自由な現代とは違い、生まれた時から許嫁として相手が決まっていた、或いは、親の一存で決められる縁談が当たり前の時代には、よくある話だったのだと思います。 まあ、うちのかみさんの言う「務め」ということで、相手の顔を見ることもなく、必死に目を閉じて耐えていたのかもしれませんねぇ。 それでも、人には情がありますから、自然に家族になっていったのだと思いますよ。
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- hekiyu
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何処の国でも、200年ぐらい前までは 見合いが当然でした。 恋愛ははしたない、恥ずかしいものだった のです。 人類史からいえば、恋愛が主流になったのは つい最近のことです。 子供についても同じです。 子供という概念が生じたのはやはり200年ぐらい 前で、それまでは小さな大人でした。 だから、ことさら子供を大切にするとかいう感覚は 無かったと言われています。 民主制にしてもしかりです。 歴史からいえば、民主制というのは非常に危険な思想 とされていたのです。 時代が変われば、感じ方も変わるのです。 ちなみに、恋愛の離婚率は見合いのそれの4倍にも なります。 恋愛結婚が本当に優れているのか、疑問もあるところ です。
- gohide
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昔の女性というのは、仕事をするよりも早く結婚して早く子供を産んで 安定した家庭生活を築く事が最高の幸せだと子供のころ方親に躾けて来られた んですよね。だから自分の意見よりも親の意見がまかり通っていました。 今に比べるとお見合いで結婚する比率も高かったですし、実際に結婚式まで 相手の顔を知らなかった人もいましたよ。これは家と家が結婚するという 昔からの風習が根強かったからでしょうね。 子供は親のいう事を聞いておけば幸せになれるんだという主観がありましたし 子供は親の言う通りの人生を歩むことが多かった。 だから現代の人にはまず分からないことだとは思いますが、今でも政略結婚 させられている女性は少なからずいるのは現実です。
補足
母は、芸能人の離婚会見などを見るたびに、「私だってできるのならとっくに離婚している」が口癖でしたし、「あんな人と長い老後を過ごすことを考えるとぞっとする」とも言っていました。母も父も別な人と付き合った過去があり、それぞれ家庭の事情で別れた経緯があります(それについては長くなるので省略)。 「務め」だとすれば、心境は売春婦か、AV女優のようなものだったのかもしれませんね。父からも聞いていないので日常的にやっていたのか、ほとんどレスで子供を作る目的の時だけだったのかも知りません(幼稚園の時、普段は隣に寝ている母が父の布団に入っていたのをトイレに起きた時に見たことはあります。その時はもちろん何をしていたのか知りませんでしたが、間もなく母は弟を懐妊しました)。一応父は貞操義務は果たしていたようで、風俗店に出入りする同僚を汚いものでも扱うような口調で批判していました。ストリップ劇場などは付き合いで行っていたようですけど。