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歩行者信号の秒数表示
海外の歩行者用信号では残り時間が秒数表示されることが多いですが、日本では(東京では?)目盛が表示されるのはどうしてですか? 海外と同様にデジタル表示してくれたほうが残り秒数がはっきりわかっていいと思いますが。
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- gsmy5
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日本にも有名な大阪梅田他数か所に残り秒数が表示される信号機があります。 しかし、あまり普及しないのは、「要望がない」「秒数を表示するとかえって危険」「表示の有無で安全に大きく影響しない」などの理由があるようです。 つまり、大多数の地域ではそもそも要望がない(というか大きな声になっていない)というのが実情のようですし、あったらあったで、残り数秒の時点で横断を開始してしまいかえって危険とか、残り時間だけ気にして周りの安全を気にせずに歩行する人が増えて危険性が増すなどの議論があるようです。 ちなみに、日本では赤信号から青信号へなるときの秒数表示をする信号が「残り時間」表示と呼ばれていますが、海外では青信号の最中に赤信号まで残り何秒かを表示するのが「残り時間」表示と呼ばれています。(日本で前者の残り時間表示するものの多くは、青信号中も後者の残り時間表示をしています) https://www.youtube.com/watch?v=Y2DQF4lvA5A 大阪駅 秒数表示のある歩行者用信号 せっかちな大阪人のために拵えられた残り秒数が表示される信号です。 残り秒数が少なくなった瞬間に飛び出て行く歩行者が多いため、途中からはカウントしないようになっています。 外国は逆になってて、あと何秒で歩行者青信号が終わるか?ってカウントダウンですよね。 http://www.iatss.or.jp/common/pdf/publication/iatss-review/31-4-14.pdf 歩行者青信号の残り時間表示方式の導入に伴う横断挙動分析 残り時間情報の提供により、赤開始時の歩行者残留率の減少効果が見られた。これは、残り時間情報を横断行動決定にうまく役立てているためと考えられる。ただし全体的に、必ずしも有意な結果が得られているとは限らない 本研究は、日本と海外における歩行者信号現示設定方法を比較し、海外の方式を参考にして青または青点滅終了までの残り時間を信号灯器中に表示する方式を提案した。そして、この歩行者信号灯器を実フィールドに設置する実験を行い、歩行者の横断行動変化とアンケートによる主観評価の分析を行った。 結果として、残り時間表示を設置することで、より多くの歩行者が赤開始前に横断完了できるようになること、特に青点滅終了までの時間を提供する方式の方が、歩行者が急かされることなく横断できることなどの知見を得た。また、利用者からもおおむね好評との反響を得ることができた。
- kyo-mogu
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No.1の方のような問題もあります。大阪の梅田では最初は最後までカウントさせていましたが、待ちきれずに歩き出したりも多いので現在は途中で表示しなくなりました。 京都にもありますが、しっかりと待ってくれる歩行者の存在が無いと無意味かなと。
- roadhead
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あの表示には賛美あります。 秒数表示やメモリの表示を見てカウントダウンしてスタートダッシュする人達はそこしか見てないので安全確認しないで飛び出したり車もそれを見てまだ行けるとギリギリを越えても突っ込んできたりして結果的に事故になります。 ですから表示を見直すより無くす方が流れ的には自然です。
お礼
詳しいご説明ありがとうございました。ご参考までに確かサンクトペテルブルグでは青信号、赤信号ともに残り時間が表示されてたと思います。それにしても外国では「目盛り式」を見たことがないのですが、どうしてでしょうか? これもガラパゴスでしょうか?