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ライブドアの株式分割直後の流通株激減
手持ちの本の中に ライブドアの1:100の株式分割について述べられているくだりがありまして 2003/12/24に分割権利確定した直後のチャートに 「流通する株が激減し連日ストップ高」 と書いてあるのですが、 なぜここのタイミングで「流通する株が激減」となるのでしょうか?
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当時は分割直後に新株が与えられるのではなく2006年以前は分割の日からかなり後でないと新株の売買が出来なかった。 ライブドアの1/100分割時は新株を得るまでには2ヶ月ほど後でした。 つまり、分割から新株が来るまでは株価は1/100になってるが現実の流通量は変化無しだから相対的に株が不足するのです ライブドアは分割前は3万円程度だったと思います 資金が300万円の人が分割前に買うなら100株しか注文しません、しかし1/100に分割されれば株価は300円になるので300万円分買うなら1万株の注文を出します。 分割により100株の注文が1万株と100倍になるのです、ところが分割により増えた株が手元に来るのが2ヵ月後なので売り注文は100倍には出来ません。 つまり買い注文1万株に対して売り注文が100株の様な状態になってたのです。 なお、現在では分割の当日大引け後に新株が割り当てられるのでこの様な事態は起きません。
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- simotani
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当時は株券が現実に流通していました。つまり旧株券の保有者に新たに株券を印刷して交付する必要があったのです。だから名義書換は重要でした。 書換代理人の手元に書換依頼が届いていれば有効とされていますから集計に1ヶ月必要とされていたのです(北海道や九州から書類を郵送で東京や大阪に送る必要があった)。 証券会社も顧客に「書き換えるかすぐに売却か」を都度確認していました。書換に出すと通常半月後位に証券会社に〇日書換と記載されて返却され、売却はその後になったのです。だからすぐに売却を希望する場合は配当や新株の権利を捨てるか余裕を見て購入する必要がありました。一方新株の株券発行日前に取引される慣行もあり、現株と新株で株価が違う(発行日前だと配当の権利がまだ無いから)とか普通にありました。株券の権利だけを売って本券は持っておくとかです。 そうしたタイムラグを活かしたのがライブドア事件と考えます。
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詳しい回答ありがとうございます。
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詳しい回答ありがとうございます。 おかげさまでよく理解できました。