天才とは文字通りに優れた天賦の才能がある人のことだと思います。そういう人は生まれつきの才能ですから、若くして頭角を現します。本人はフツーにやってるだけなのに他の人より飛び抜けていますから、グングン目立って注目を集めて行くようになり、やがてあちこちで「天才」「天才」ともてはやされるようになるでしょう。
しかしいずれ二つの問題がでてきます。ひとつは、元々本人が努力して目立っているわけでもなんでもないので、本人が「俺ならなんでもできる」と甘く見てしまうこと。
もうひとつは、メッシくらいの比類なき才能でも持ち合わせない限り、いつかどこかで「上には上がいる」ということを思い知らされるということです。
だからそこで、壁に当たるということになりますよね。しかし本人はプライドが邪魔したり努力しなくてもできたからそのうちできるだろと甘く見たりしてその壁を突破する努力をしないケースが多いのではないかと思います。
そうするうちにピークが過ぎてしまうのでしょうね。
また、ハンケチ王子のように元々の絶対的な才能がそんなに優れていたわけではないけれど、早熟だったので相対的に若いときには他の人よりも優れていた、ということもあると思います。
まあ不思議なことに、人間に限ったことではないのですよね、早熟の天才って。競馬でも2歳G1の朝日杯フューチュリティステークスの勝ち馬でその後活躍した馬ってほとんどいないですからね。ナリタブライアンくらいじゃないかしら。
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