灘ではありませんが、先取りをする私立中高一貫校の出身です。
うちでは灘ほど速くはありませんが、英数は中2の一学期ぐらいで中学の範囲を終えていました。
英語については高校範囲は教科書を使わなかったこともあり、どの範囲をやっていたのか正直わかりませんが、だんだんと扱う問題や文章のレベルが上がり、授業のペースもゆっくりになっていきました。授業でセンターや大学の過去問を解く機会も多く、高校範囲についてはペースを落としてかなり深くまで掘る授業が展開されていた印象です。
数学は高1で数IIBは一通り終え、高2で文理選択した直後から数IIICが始まりました。高3では特に学年の区分を意識しない総合的な問題演習中心の授業になりました。
理社については展開を速くするのではなく、教科書にない深い関連知識まで教えるという形で展開されていました。中1~高1は週1コマが社会問題に対して文献調査やインタビューして論文にまとめる授業に割かれていたというのが顕著な例でしょうか。高1には半年で企業・観光庁へのインタビューが必須で16000字以上という論文を書きました。理系高2・3の社会は極端なセンター対策の授業になっていました。
国語は初めから教科書は使わずに展開されていたので比較できませんが、授業で漢検を受験しており、大半中学の間に2級を取っていたので、少なくとも漢字についてはそれまでに高校終了程度の力があったということになりますね。
高校に入ってからは参考書に触れる機会も減って、問題集やプリントで入試問題に触れる機会が多かった気がします。
お礼
アドバイスありがとうございます。 各科目共にていねいな説明をして頂き、 実情がかなりわかってきました。 まあ当然なんでしょうが、教科書以外の学習 、演習が中心のようですね。 通常の公立高校の授業のペースでは大学受験と いう点では歯が立たなくて当たり前ですね。 しかし入試レベルが最難関とはいえ入学した生徒が ぼぼすべてこのカリキュラムをこなせるというのは やはり一般人とは学習能力の水準が違うんですね。