- 締切済み
85mmがポートレートレンズと称されるのはナゼ?
85mmが何十年も前からポートレートレンズと称されるのはナゼなのでしょうか? モデル・タレントを二十年以上撮り続けている、知人のプロカメラマンも謎だと言っていました (雑誌の表紙や、グラビア写真集も多数従事している方です) 85mmをポートレートで使うこともあるけど、特別な意図が無ければイマイチ使い辛いとのこと。 パースが付くので全身だと頭でっかち短足、アップではやはりパースで顔が変形 逆にそのパースを活かす場合もあるものの、ニュートラルに撮りたい場合はまず使わなく、パースの影響が現れない100mmやそれ以上の望遠レンズを使うとのこと。 必要以上にモデルとの距離が開きすぎてもコミュニケーションが取り辛くなるので、100mmが最適と言っていました 最近、ニコンが105mmをポートレートレンズと謳って出していますが、あれこそがポートレートレンズだが、パースが現れてイマイチ使い勝手が悪い85mmが、昔から今でも巷ではポートレートレンズと称されているのは謎 とのこと。 私もそのプロカメラマンの意見に同意です 85mmがポートレートレンズと称されるのはナゼなのでしょうか?
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
みんなの回答
- cayenne2003
- ベストアンサー率32% (718/2227)
何故?と言われても、おそらく発祥と言うか元は見つからないでしょう。 おそらくは有名な写真家が気に入った85mmをポートレートレンズとか言い出したのではないでしょうか? 確かに人物バストアップ写真で85mmは使いやすいと思いますよ。 相手との距離感とボケ具合ですね。 85mmはCONTAXプラナー1.2、キャノンFD1.2L、ニコンは105/1.8使ってましたが、気にいいてたのはキャノンFDでした。 キャノンはEOSでもEF85/1.2使ってましたが、人物では一番使っていたような気がします。 でも、状況で180/2.8とか300/2.8とかも使ってました。 特にFD300/2.8Lは結構な頻度で使ってましたね、相手に声かける時は大声でしたけど。 ようは撮影する人の好みでしょ? 数十年前のグラビアは300/2.8が主流な時があったし、レフレックス500は独特のリングボケが流行った時期がありました。 ポートレート撮影に定義はないし、誰それが100mmが良いからと合否を決める必要はないと思います。 腕さえ良ければ、スマホのデジカメですら素晴らしい写真が撮れますから。
- pluto1991
- ベストアンサー率30% (2015/6674)
モデルと向き合った時のコミュニケーション的な距離感。でしょう。 バストアップのフレーミングで3mぐらいですね。 望遠すぎると会話できないほど引かないとならない、 広角で寄ってしまうとデフォルメが出る。 そういう意味でちょうどよいから。
単レンズ85mmF1.4~2.8レンズ人物用といわれるのはボケが綺麗なことと、50mmでは近すぎてモデルに威圧感をあたえ又遠くになるとモデルとのコミュニケションが出来ずポーズなどの指示が出来ない、85mmですと被写体との距離間ちょうど良い。 絞り優先でF値を絞ると綺麗なボケになります。 ミノルタがMD85mmF1,2レンズを人物用として出しました、それに対抗してニコンがボケのいい135mmを人物用として出しました。 現在も85mmf1,2使用しています。 ミノルタ日本で一番最初にカメラ市販。
- seibido
- ベストアンサー率31% (156/494)
85mmはダブルガウス(プラナー)、100(105)mmはゾナー、だったから、かな。 ポートレイト(肖像)を撮るのにパースがつくような角度にしません。今では人物写真全体をポートレイトと呼んでるようですが、元来のポートレイトは肖像写真です。パースが「つかないように撮影した人物写真」が本来のポートレイトです。 肖像写真ですから、人物の最後面や最前面が被写界深度を外れるような絞りの開け方もしません。 で、ゾナーはその構成上、どうしても歪曲収差が出やすいです。絞りを挟んで対称になるダブルガウスは、その点を補正したレンズにするのが容易(これがプラナー)でした。 まぁ・・・40年位前の技術レベルの事ですから。コーティング技術もレンズの貼りあわせ技術もまだまだな時代、もちろん非球面レンズなんて削り出しの時代の話です。 85mmをポートレイトレンズと呼ぶようになったきっかけは・・・私の記憶だと、Contax RTSとPlanar 85mm F1.4くらいからじゃないかな。その少し後に出たのが、Tamron 52B SP90mm F2.5Macro。両方、銘機ですね。 どちらも、プラナーにどうしても残るコマ収差を巧く抑えながら、ピントが合った部分はシャープに、そのうえでボケる部分が柔らかく溶けるようにボケる、というレンズが発売されました。70年代後半だったか。 私は当時CanonでNewF1を使っていましたので、人物を撮る時はもっぱらNewFD 135mm F2でした。クッソ重たいレンズでねぇ(w そのあとは、Tamron 52BB SP90mm F2.5Macroで、これを買った時は「何て軽いんだ!しかも写りイイっ!」と思ったものです。 今の技術レベルは、収差も巧く抑えられてますからレンズ構成でそれほど違和感は大きくないでしょう。焦点距離やレンズ構成にとらわれずに、好みのレンズを使えばよろしいかと。
このあたりは85でも100でもメーカーはポートレートレンズの 範疇として発売していますよ。昔から85だけを限定して言ってないです。 100あたりでも85と遜色ない最短撮影距離で、そこは大した問題ではないにしても 最小絞り値、それと画角の問題で85ないし100近辺のレンズを 使い分けていると思います。自分の撮影スタイルといった好みも あるでしょうし。 85だけ特にそういう呼び方をしていたのは、ある意味マーケティング的要素も あっただろうし、先に書いたようにレンズの特性(絞り値、画角的なもの)から 85の方が(100あたりより)カバー出来る範囲(プロよりアマチュアにとって) が多い、というのが理由なんじゃないかと思います。私も古い85を所有していますが 100だと使いにくいと思います。プロは100でも105でもテクニックで撮り切る でしょうけど。 ニコンが105を出したからといって、他メーカーも追随するかどうかは 不明(レンズメーカーもまだまだ85を出している)ですけど、 単焦点の性能を追求しない人には85も100も105もそれほど 意味のない時代だとは思いますけどね(高品質版ズーム”キャノンならLレンズとか” で24-105などがありますから)。プロが「105が使いやすい」ならそれはそれで いいし、それはその人の撮影スタイルに合致しただけ、のことだと思います。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
バストアップで、絞り開放で少し背景も入れつつ逆光でふわっと撮る、なんていう場合には85ミリくらいがバランスがいいというのはあるでしょうね。80年代のアイドル写真のイメージです。 でも今どきのプロカメラマンがそんな写真を撮ってきたら、それが意図的なものじゃない限り「昔のアイドルのブロマイドかよ」ってバカにされちゃうってのはあると思います。 デジタル時代はトリミングも簡単にできますから、最近はわざと広角のローアングルで脚を不自然なまでに長く撮って、要らない部分をトリミングしちゃうような撮り方もよく見かけますね。 「可愛い顔と、おっぱいの谷間だけを写したい」場合はちょうどいいかもしれませんね。85ミリ単焦点でポートレートを撮ったことがないからなんともいえませんけど。ただ実際は確かに100ミリくらいあったほうが使い勝手がいいには私も賛成します。
お礼
既に60年代には、85mm(相当の画角)がポートレートレンズに重宝され、スタジオで撮り目f11とかで使われていたのが謎です 短くて使い辛いのに
- ithi
- ベストアンサー率20% (1972/9601)
galaxy5964zoku さん、こんにちは。 このクラスは昔、中望遠レンズといわれていました。今から、25年位前です。それは焦点距離の短さでしょう。最小距離が90cm前後で、大体、人の顔全体を写すのに最適なレンズです。そしてF値が低いので、少々の暗さなら、ストロボをたかなくても、写せてしまうんです。(F1.4かな?)100mmクラスのレンズですら、2から2.8ですから絞り込みが全然違うんです。だから、ぼかし方がその分自由にできるんです。その分ポートレートには便利ですね。 中望遠レンズ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9B%E9%81%A0%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA#.E6.9C.9B.E9.81.A0.E5.8D.98.E7.84.A6.E7.82.B9.E3.83.AC.E3.83.B3.E3.82.BA
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
85mmがポートレートレンズと称されるのはナゼなのでしょうか? 単なる名前でしょう。広角でも、標準でも、望遠でもない、でも何か名前をつけて売りたい、まその程度だと思います。
お礼
販売促進用のキャッチフレーズになる遥か以前から、ポートレートレンズと称されていたのはナゼなのでしょうか?
お礼
発祥は明確にありますが、ここでは誰も知らないということが判明しましたので、閉めます 皆様、誤回答ありがとうございました