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雑草の花と雑草ではない花の違いとは?
- 雑草の花と雑草ではない花の違いについて解説します。両者は見た目が似ていることがありますが、実は大きな違いがあります。
- 雑草の花とは、野生で自生する植物の花のことを指します。一方、雑草ではない花は、栽培されたり人間によって意図的に植えられたりする花のことです。
- また、雑草の花は生育力が強く、どんな環境でも自生してしまうことが特徴です。一方、雑草ではない花は、特定の環境や条件を満たすことで美しい花を咲かせることができます。
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質問者が選んだベストアンサー
簡単に言うと道端に咲いている物と、家庭で栽培されている物との違い だけです。家庭で栽培されている草花だって雑草の一種と考えて過言で は無いと思います。人間が家庭で栽培させ綺麗な花が咲くように品種改 良されたのを一般的には草花と呼んでいます。
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- hekiyu
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雑草という草などありません。 これは植物学者でもあった、昭和天皇の 言葉です。
お礼
ありがとうございました。
- terepoisi
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詳しい回答が出ていますが、 簡単に言うと人にとって有用か無用かの違いだと思います。 オキザリス属などはグランドカバーとしても広く利用されていますが 芝生では徹底的に駆除しないといけない雑草です。
お礼
ありがとうございました。
- bannzaiusagi
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「人に愛でられるか愛でられないか」「人の庇護を受けられているか受けていないか」でしょうか・・・。 元々植物自体には雑草と言う分類はありません。生えていると人に都合の悪いものが雑草と呼ばれているだけで、実際は一般に雑草と呼ばれているものでも花以外で有用な植物はたくさんあり、例えば良く知られたオオバコは漢方薬の一種として利用されますし植物によっては医薬品の原料となります。 何の利用法も無いから雑草なのではなく、人にとって邪魔だから雑草と呼ばれることが多いです。実際、野菜畑では前年植えて収穫した後に一部が土の中に残って、次の年に栽培している野菜に混じって生えてきてしまった場合も農家にとっては雑草です。 「雑草ではない花」というのが人の手によって改良された園芸種の事を示すのなら、園芸種の元になった原種には今でも雑草と扱われるものも結構あります。元々園芸種の花というのは、自生地では珍しくない種類の中で稀に表れる突然変異で花色や花弁の形が突然変異した物や、近縁種同士が自然交雑し花が大きく目立つ特徴で生えてきたものを人が見つけ、観賞用として栽培しだした物。そういう物は栽培初期のうちは今のようなあでやかな大きな目立つ見かけの物はあまりありませんでした。 それが歴史の古い植物なら紀元前から人の手でより花が大きく鮮やかで美しいものに改良されていきましたが、最初は近場の花だけでの改良でしたから現代から比べればまだまだ派手さはありませんでした。 現代の花の改良での一番の貢献者はイギリスのプランツハンターでしょう。船で航海し陸地の奥深い土地に分け入って世界中から珍しい植物を集めました。それが主にイギリスやフランスの趣味家の庇護のもとに育種され、人の手を介さなければ絶対に出会う事のなかった同属の植物同士が交配され、植物の遺伝子の仕組みから優れた一代交配種が作られました。一代交配種と言うのは、自生地がお互い遠いものが受精出来て種子が出来たら、生えてきたその株は両親の優れた性質を多く受け継ぐので、それまでにあった改良種よりも優れています。そういう「人の手によって作られた種類・品種」を元にして選抜したり、また違う種類と交配したりが繰り返されて現代の園芸種が作られたわけです。 生えている植物が「雑草であるか、雑草ではないか」と言うのは、あくまでも一人一人の気持ちで、人によっては雑草であっても違う人にとっては雑草ではないこともあるんですね。「雑草と言う名の草は無い」と言う昭和天皇のお言葉もあります。雑草と言う言葉自体があいまいな表現で確実性のないものです。なのでできれば「野草」と言う表現で呼ぶ方が良いのかもしれません。 日本では大昔から日本で人の身近に生えていた野草でも種類によっては雑草扱いにならないものも結構あります。例えばスミレ(この場合は植物名ではなく種類名で、学名がビオラ・マンジュリカと呼ばれる種類)とかハコベとかがそうで、スミレは昔から収集・改良が盛んにおこなわれ今でも品種名のついた園芸品種も存在しますし、特にハコベは今だと雑草扱いされていますが昔は冬の野菜の少ない時期に摘み草して食べたり薬草としても使われ、更に小鳥や小型の家畜の餌にも使っています。タンポポは昔は民間薬として利尿目的に使われたり、戦時中コーヒー豆の代用として根を炒って砕き使われたりもしてきました。 近年は外国から入ってきた植物も多く広まってきて身近に生えていることも珍しくは無くなりました。これらにはクローバーの様に目的があって意図的に持ち込まれたものの他に、外国から輸入された作物の種子に混じって日本に入ってきたものなども多いです。 この外来植物、特に北海道に多いのですが一見雑草に見える物でも外国の自生地ではハーブ扱いされている物が結構あります。これは北海道の農業や牧畜の歴史が欧米の影響を強く受けていることが関係しているのかもしれません。ハーブの多くは花は小さく地味なものが多いですが花の香りが強かったり葉からも強く香るものがあったりもします。他に、大昔観賞用にと持ち込まれたものが半野生化し、今では雑草並みにどこにでも生えているというのも多いですね。 元々植物の花の部分は、植物が昆虫に受粉してもらうために発達した部分でした。それを人が見て美しいと感じ大切にしてきたのが観賞用の花へ発達しましたが、花に特に観賞価値もなくほとんど利用価値もないのにどんどん生えてきて始末に困ると人が感じてしまうのが雑草。でも、個人的には雑草と呼ばれるものでも中には園芸種の原種や近縁種にあたり良く見れば興味深い花をつける物や(我が家では当地原産で花が小さく地味でこの辺ではありふれた雑草扱いの植物の花と、それの近縁にあたる花が大きく色の目立つ外国産の園芸品種の花が自然受粉し交雑した個体が生えてきました。花の大きさは外国種似ですが残念ながら花色は綺麗じゃありません。こういう由来でできた個体は不稔の物も多いのですが、我が家のは種子を蒔いたら芽が出て育つ性質なのが確認できています。これを次世代・孫世代まで実生で増やせば綺麗な花の咲く可能性があるかも)利用の仕方によってはとても有用なものも多いので、雑草かそうじゃないかの線引きというのは難しいものと感じます。
お礼
ありがとうございました。
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ありがとうございました。