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玉ねぎの栽培方法とは?質問者が驚いた収穫時期とは?
- 冬に収穫可能な玉ねぎがあることに驚いています。通常は春に植えて梅雨前に収穫しますが、この時期に大きくなっている玉ねぎを見つけました。
- 玉ねぎは通常、冬に栽培されず、春に植えて夏に収穫されることが一般的です。しかし、質問者の地域では異なる栽培方法が行われているようです。
- 質問者が驚いているのは、玉ねぎが通常の栽培シーズンよりも早く大きくなっていることです。ハウス栽培ではなく露地栽培で行われており、ベト病にもかかっていないようです。この栽培方法の詳細について知りたいとのことです。
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質問者が選んだベストアンサー
「セットオニオン栽培」の物ではないでしょうか。一般には家庭菜園用に「ホーム玉ねぎ」の名前で売られている、小さな球を植え付けて年内に収穫する様に売られていますが、農家でもこの栽培法で地元で玉ねぎの収穫が少ない時期に収穫して出荷しているそうです。 元々玉ねぎの栽培法には種子の春蒔き栽培と、秋蒔き栽培があります。北海道などの寒冷地だと2月頃にビニールハウスに苗床を作り暖房を炊いて種子蒔きし育苗、ゴールデンウィーク頃に畑に定植、本州のほとんどでは秋蒔きして翌年の春の終わりくらいの収穫となりますが、セットオニオンの場合は春に種子を蒔き小玉になるくらいに育ったら夏になる前にいったん収穫し、貯蔵して夏の暑い時期は休眠させておきます。そして秋に入ってからその小さい玉ねぎを畑に定植するのです。そうすると秋蒔きよりはすでに球が育っていますので早くに収穫できるわけ。 家庭菜園では大抵種苗会社が小玉に育てた物を一般家庭向けカタログで販売しているので購入さえすれば手軽に栽培できます(品種は決まっている様です)。農家の方がこの栽培法をする場合は畑が小規模なら種苗会社から小玉を購入して植え付けているかもしれませんが(種苗会社が農家向けに野菜のカタログを発行していて昔農家をしていた親戚は野菜種子をそのカタログで注文していました。ただ、セットオニオンもカタログに載っていたかは確認できていません)、春に種子蒔きできる場所と環境、夏の間保管できる環境さえ整えられれば、農家自身が種子蒔きから小玉を育て夏にいったん貯蔵、秋に定植して冬の収穫は難しくは無いと思われます。 私の住む北海道は夏が涼しく冬は雪が積もるので春蒔き(実質冬蒔き)で秋収穫ですが、玉ねぎの主要産地なので早生品種や晩生品種を農協の決める収穫スケジュールに合わせ、農協独自の品種を組み合わせて植え付けるので収穫期は一月以上違います。小規模の栽培なら一つの品種しか作らないところもあるでしょうが、もし本州の農家が自分で種子蒔きしてセットオニオン栽培を行うのなら、耕作面積さえ確保できるのなら(小規模栽培農家には自分の土地以外にも離れた場所に複数の土地を借りて栽培する農家も多い)選ぶ品種や秋の植え付け時期によって収穫時期を結構長めにずらせるのでは?と思います。 農家がわざわざ時季外れの野菜を作る目的は、地元産が流通していない時期に市場に出すと割と高く引き取ってくれるからです。時季外れだと普通市場は遠い県で生産された物を買わざるを得ないですが、そういうものは輸送費のコストが大きくて市場での取引価格に反映し高めで消費者が買うのも高めになってしまい、種類によっては鮮度もいまいちです。そういう時期に地元産があれば輸送コストが無い分消費者には比較的安めに販売できますし、何よりも「できるだけ地元産が欲しい」という買い手(素材にこだわる飲食店など)が居るので市場ですぐに高値でセリ落とされることもあるのです。なので市場は旬の時期の値段より結構高めで農家から買い取りますし(市場の利益は充分とれます)、セリにかければすぐに良い値で競り落とされる傾向が高い地元の時季外れ収穫野菜は、農家が苦労して作った甲斐の充分ある作物なんです。 私の家の先代も農家でした。年を取ってからは農協の会員から準会員に変更し、広大な畑は手放して家周りの小さな畑で小松菜やニラを主に作っていましたが、別のあまり広くはない畑で時季外れに獲る目的でジャガイモを早くに植え付け不織布をかけて気温が上がるまで保温して栽培、地元でジャガイモが出回るよりもかなり早い時期に収穫できるように管理し、農協を通さずに直接自分で市場に持ち込んでいました。話を聞くと、本州でジャガイモ収穫が終わり品が無く地元ではまだまだ収穫できない「端境期」に出すと、数自体は少なくても収穫期に売るよりも結構良い根で市場が買い取ってくれるんだよと言っていました。
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- lions-123
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>玉ねぎの栽培(冬、収穫しています) 品種が違うのでしょうか? この時期に収穫する玉ねぎの栽培方法 早生玉ねぎだと思います。(その他に収穫時期で、中生・晩生があります) 地域にもよるが 早生種やホームタマネギ(オニオンセット)は10月~2月頃が収穫時期となります。 ※ご参考記事 http://タマネギ栽培.com/%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%AE%E6%A0%BD%E5%9F%B9-%E8%82%B2%E3%81%A6%E6%96%B9/%E6%A5%B5%E6%97%A9%E7%94%9F%E3%82%BF%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%82%AE%E3%81%AE%E6%A0%BD%E5%9F%B9.html https://cse.google.co.jp/cse?cx=partner-pub-3264389164452911%3Afqusuu-lx29&ie=Shift_JIS&q=%91%81%90%B6%8B%CA%82%CB%82%AC&sa=%8C%9F%8D%F5&siteurl=engeisoudan.com%2Flng.cgi&ref=www.google.co.jp%2F&ss=6575j5967829j16#gsc.tab=0&gsc.q=%E6%97%A9%E7%94%9F%E7%8E%89%E3%81%AD%E3%81%8E&gsc.page=1 http://log.engeisoudan.com/lngv/200804/08040044.html http://ymmfarm.com/cultivation/veg/onion
お礼
ありがとうございます。早生、中生、晩生・・・素人ながら家庭菜園10年選手ですので知っておりますし、何度も収穫しました。が、昨年、全国的にベト病が蔓延し我が家の家庭菜園でも全滅してしまいました。そのような訳で、通常の栽培方法ではない(ベト病が発生すると、凄いスピードで伝染してしまいます)時期に植えたら、他からの病気に感染することもなく育つのではと考えています。
- maiko0333
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うちも11月頭に苗を買ってきて植えますが、 早生品種も売っています。11月頭でかなり大きくなっていますよ。
お礼
ありがとうございます。貸農園で昨年、ベト病が蔓延し全滅しましたので家の庭を掘り起こし「中生」を200本栽培しています。今のところ病気の兆しはありません。
お礼
ありがとうございます。「セットオニオン栽培」・・・納得です。知りませんでした。通常の苗より割高のようですが、収穫する時期も「端境期」で魅力的ですし、何より病気、特にベト病にかかる確率も低いみたいですので、来夏、やってみます。ただ、真夏の高温多湿の時期ですので目にしたマルチは黒マルチではなく暑さ対策のシルバーのマルチだったかも?・・ご存知でしたらお教えください。
補足
マルチは「パンダマルチ」(表が白で裏が黒)だと分かりました。ホームセンターでは見かけませんが、探してみます。