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IBMのz/OSの歴史について教えて下さい
IBMのz/OSというオペレーションシステムがあるかと思います。 これはOS/360の後継、進化版ですか? OS/360→ MVS→OS/390→z/OSという流れでいいでしょうか? またOS/360が出た時はどうだったんでしょうか。 凄くて衝撃が走ったとかあるのでしょうか。 よろしくお願い致します。
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>OS/360→ MVS→OS/390→z/OSという流れでいいでしょうか? 合ってます。 >凄くて衝撃が走ったとかあるのでしょうか。 さすがに、出る前の時代をリアルタイムで知っている人はこのサイトにいないような気がします。 System/360が出るぞというアナウンスに対しては、期待する人もいただろうし、科学技術計算処理と事務処理を1台で出来るものかと懐疑的な人もいたかと思います。 当時衝撃が走ったという予想はあんまり無いですね。「へえ、便利になったね」くらいでは? パソコンでも、出た当時衝撃を感じたのは、初代Macくらいでしょうか。 私が知っているメインフレームは308xシリーズMVS/XA以降ですが、「すごい」と思ったのは「空冷のメインフレーム」が出たときです。それまではまず水冷装置を動かして1-2時間しないとCPUの電源を入れられなかった(入れると熱で壊れる)。
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- notnot
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>z/OS以外にもz/VSE、z/VM、z/TPE、System zとありますが System zは、ハードウェアシリーズ名。System360→System370→・・・・→System390→System z VSEは同シリーズの中で中型と呼ばれたクラスのCPUで動く全くz/OSとは異なるOS、VMは仮想化モニタですね。VM下で動く対話処理OSのCMSというのもあります。TPFは、航空機チケット発売(座席予約)に向けてチューンされたOS(とある座席を示すレコードの予約済みフラグを全世界の端末から、争って排他更新しようとするので、汎用システムで作ると排他待ち続出です) 下記が参考になると思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0
- yakan9
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一般的に大型コンピュータと言うのは、特化した物になっています。 メーカーサイトに納めるコンピュータは、事務処理用に特化したものが多いかと。 大学サイトには、学生や、先生方のTSS(タイムシェアリングシステム (Time Sharing System) )で、端末を利用したものが多いと思います。 シミューレーションとしてのスーパーコンピュータ的なものは、気象庁とかが入れています。 基本的には、パソコンが発達した現在、パソコンがTSSの端末機器として使われています。 保険のセールスマンも、内蔵HDD無しのノートパソコンを持ち歩いています。 パソコンには個人情報を入れないようにして、ホストコンピュータに接続して、セキュリティで守られた自社のホストマシンと交信し、業務をこなしています。 パソコンも多様化しています。 それに対応して、ホストコンピュータのシステム構築は、複雑化して、特化しているため、専用のSE(Systems Engineer)を常時抱えておかないと、いろんなトラブル対応ができないような社会になっています。 コンピュータの歴史は、50年くらいでまだ若い方だと思います。 よってその変化は、大きく変わっているということです。 タイムシェアリングシステム https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
- yakan9
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> System/360が出るまでは科学技術計算処理と事務処理などを1台で出来るマルチジョブ処理出来る物はなかったんでしょうか。 こうしたコンピュータ理論は、WEB検索して、ちゃんとした理論が記載されたサイトで調べられることをお勧めします。 このサイトでは、個人の偏った思い、間違えや、偏見や、独断的なことがあるので正しい知識を得るには、ちゃんとしたサイトで調べるのが良いと思います。
- yakan9
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当時の我々下っ端は、入社1,2年のコンピュータの基礎を習っただけの者にとっては、 IBM360のアーキテクチャの仮想空間とか、ページングの概念とかは「ピン」とこなくて、 マルチジョブとして大量なジョブをどうして制御していくロジックになっているのかを、逆アッセンブリをかけて出力されたアッセンブルリストを分析していくのが差し迫った仕事でした。 今考えると確かに画期的なアーキテクチャを多量に取り入れていると思います。 今のコンピュータ理論の大筋は、このIBM360のアーキテクチャでほぼできていると思います。 4ビット、1ワード32ビットコンビーュータも長い歴史があります。 4ビットプロセサのアーキテクチャ設計 - IBM Syetem/360 http://news.mynavi.jp/column/architecture/056/
補足
大変詳しくありがとうございます。 皆様本当に大変ありがとうございます。 System/360が出るまでは科学技術計算処理と事務処理などを1台で出来るマルチジョブ処理出来る物はなかったんでしょうか。 またZとつくOSにはいろいろあると思います。 z/OS以外にもz/VSE、z/VM、z/TPE、System zとありますが これも全てzシリーズなのでしょうか。 違いはシステムの大きさになるのでしょうか。 よろしくお願い致します。
- yakan9
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> OS/360→ MVS→OS/390→z/OSという流れでいいでしょうか? その通りですが、この間30年ほどの歴史があります。 > またOS/360が出た時はどうだったんでしょうか。 > 凄くて衝撃が走ったとかあるのでしょうか。 1966年頃のコンピュータと言いますと、今の時代の人は、想像できないと思います。 メモリ自体、磁気コアの時代です。 一般の人は新聞発表した記事を見ても分らないといった時代です。 持ち運びできる磁気ディスク媒体は、200MBくらいでした。 コンピュータに携わっている人は限られていました。 特に多かったのは、高校卒業してカードパンチするパンチャーさんでした。 80蘭カードにパンチして貰い、それをカードリーダで1分間何百枚かのスピードで読み取っていくのが、唯一の入力でした。 衝撃が走るというより、我々は、いち早く資料を取り寄せ、英文を日本語に訳して、上司に提出した記憶があります。 国内のコンピュータメーカは、それまで、投入ジョブは最大2個までというのが多かったです。 というのは、メモリの搭載量が多くないため、Lower / Upper の2つの空間しか頭になかったです。 それを仮想空間という概念を打ち出していたのは驚きでした。 それとIBM360は、マルチジョブ処理ができるというそのアルゴリズムの分析が興味があったことは事実です。 ジョブとタスクの違いは、入社してすぐに叩き込まれたのでその区別はついていました。 懐かしい言葉です。 自己紹介で一言記載しています。 z/OS https://ja.wikipedia.org/wiki/Z/OS IBMのディスク記憶装置 https://ja.wikipedia.org/wiki/IBM%E3%81%AE%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%B9%E3%82%AF%E8%A8%98%E6%86%B6%E8%A3%85%E7%BD%AE
補足
大変詳しくありがとうございます。 System/360が出るまでは科学技術計算処理と事務処理などを1台で出来るマルチジョブ処理出来る物はなかったんでしょうか。 またZとつくOSにはいろいろあると思います。 z/OS以外にもz/VSE、z/VM、z/TPE、System zとありますが これも全てzシリーズなのでしょうか。 違いはシステムの大きさになるのでしょうか。 よろしくお願い致します。
補足
大変詳しくありがとうございます。 System/360が出るまでは科学技術計算処理と事務処理などを1台で出来るマルチジョブ処理出来る物はなかったんでしょうか。 またZとつくOSにはいろいろあると思います。 z/OS以外にもz/VSE、z/VM、z/TPE、System zとありますが これも全てzシリーズなのでしょうか。 違いはシステムの大きさになるのでしょうか。 よろしくお願い致します。