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アダルトビデオの始まりとは?
- アダルトビデオの始まりとはいつごろからなのか?ポルノ映画との違いや特徴についてまとめました。
- 家庭用ビデオ機器が普及した1980年頃から、素人女性を起用したアダルトビデオ作品が登場しました。
- アダルトビデオとポルノ映画の違いは、演技やシナリオの有無、出演者のスキルなどにあります。
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AVには明らかな素人ものもありますが(いわゆる企画物)、多くはセクシー女優が演じています。 これらセクシー女優の中にはアイドルや女優から転身した人もいれば、AVをステップにドラマ女優や舞台女優になる人もいます。 異色のセクシー女優としては及川奈央さんはドラマ女優からセクシー女優に転身しAV引退後は舞台女優に転身していますし、みひろはセクシー女優からバラエティタレントに転身しています。 またNHK大河ドラマ【龍馬伝】では現役でAVに出ているセクシー女優が複数出演しました。 ですからAVは素人の作品ではありません。 話しは本題に入りますが、現在のAVはまずビデオソフトとして80年代から普及しました。 そして爆発的に普及したのは80年代半ば、ビニ本の本番モデルがAVに進出したことです。 中でも中川えり(中川えり子、中川絵里、中川絵里子)を筆頭に青木祐子、菊池エリ、青山麗、真堂ありさといったそれまではオナニーを見せるだけのビニ本で男性とのセックスを演じたビニ本モデルがAVに進出したことでした。 それまでは静止画だけで見ていた女性のセックスが動画で見れるということでいっきにAVが普及しました。 これらのセクシー女優は裏本と呼ばれる世界ではヴァギナを露にし、モザイクなしで男性のぺニスを迎えセックスを見せていたのですが、AVではモザイクこそあれそのセックスが動画で見れるということでAVブームとなりました。 もう一つAVブームに火をつけたものに裏ビデオがあります。 【洗濯屋ケンちゃん】に代表される裏ビデオは違法なものでしたが、当時は街の家電屋さんがビデオデッキを購入したお客様にサービスとして渡したり、街の書店が常連客に隠れて渡したり、アダルトショップやレンタルショップが顧客をつかむ為に渡したりしていました。 これら裏ビデオもその後のAVブームに繋がりました。 しかしAVの原型は70年代前半、まだ家庭用ビデオデッキの登場する前からありました。 ブルーフィルムと呼ばれるもので、家庭用8mm映写機で見るものでした。 まだビニ本も登場する前ですが、ブルーフィルムではオナニーやセックスはもちろんレイプや輪姦、SMまでありました。 またブルーフィルムにはノーカットと呼ばれるいわゆるモザイクが一切ない性器を露にした裏フィルムもありました。 これが後の裏ビデオの原型です。 ブルーフィルムも多くは当時のポルノ女優が演じていましたが、現在の企画物の原型となる素人ものもありました。 このようにAVの歴史は家庭用映写機の普及から始まり家庭用ビデオデッキの普及、そして現在はDVDの普及とその時々の映像メディアと共に歩んできたのです。
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- eroero4649
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8ミリフィルムが一般に出回るようになって、そのハンディカメラでポルノ映像を撮影し、好事家による秘密の上映会というのが密かに行われていた、というのは昔からあったようです。いわゆる「ブルーフィルム」ってやつです。 これはなんというか、裏ビデオのはしりというか密造酒を隠れて飲むようなことですからいつが起源であると特定することはできません。人知れずに秘密裏に行われていたからです。 やがて家庭用ビデオカメラが登場して、アダルトビデオが少しずつ出回るようになると当然無修正で違法の「裏ビデオ」というのが出回るようになりましたね。「洗濯屋ケンちゃん」というのが有名ですが、これは裏ビデオ史に残る最初の大ヒット作であり、初めての作品というわけではありません。 アダルトビデオも創世期から80年代半ば頃までは、基本的にロマンポルノの延長線上にありました。なんとなくストーリーもあったし、ヤッてないけどそういう体裁をとるのもお約束。 ノンフィクション的作品は、代々木忠監督が素人の女性にインタビューしながらオナニーをさせた「ドキュメント・ザ・オナニー」が最初のヒット作だと思いますが、これも最初の作品ではなく、最初のヒット作品ですね。こんときはまだ私はそういうのを見てはいけない年齢だったので後年知ることとなりましたが、当時としては非常に画期的な作品でした。
お礼
当時(1985年頃)ワイドショーに(今で言う)アダルトビデオに出演した主婦が取り上げられたことがあります。本人は「ポルノ作品」と言っており、ポルノ映画に出演して女優になったつもりでいたようです。夫にも出演することを認めてもらったのだそうで、「やりたいのなら本気でやりなさい」と激励されたとのこと。つまり、隠れてやるようなものではなかったようです。 確かにポルノの延長にあったのかもしれませんね。
補足
今みたいに規制が強くなる前、スカウトの様子などが顔にモザイクを入れて放送されたことがありました。これが一般的なものだったのかどうかは知りませんが、こんな具合です。 繁華街で若い女性に声をかける。「映像関係の仕事に興味はありませんか?」 興味を示した人がいると、事務所に連れていく。事務所は雑居ビルの一室だが、社名は表示されていない。 OLであれば、一か月の給料を聞き、それくらいは一日で稼げることを話し、ここで初めてアダルトビデオであることを話す。 連絡は女性スタッフが「友人」として電話連絡するか郵送することを話し、家族や勤め先に絶対ばれないことを保証する(当時携帯電話は無かった)。 「少しでも興味があるようなら電話をください」と言って名刺を渡す。大体3割くらいは連絡をしてきたらしい。 撮影については以下の通り。 事前に教えているのは撮影日と集合場所だけ。シナリオもストーリーも教えられていない。 スタッフによってメイクを施し、撮影する部屋に連れていかれる。そこには半裸状態の男優と撮影スタッフが待機していて、「男優に任せて自然にふるまってください」とだけ指導が入る。 監督に男優の局部を触るよう指示され、もちろん素人なので躊躇していると「さあ、思い切って」と促される。 そこまで進んだ後は女性も言われた通りに進み、やがて抱きかかえられてベッドに横たえられ、衣服を剥がされて撮影は進む。声などは本人の自然なもの。 2時間ほどで撮影が終了し、撮影費を現金でその場で渡されて修了。これが評判がよければ月に2か月程度の頻度である。大抵は最初が一番高く、その後は徐々に下がる。ほとんどの人は1年くらいで仕事がなくなる。 これが一般的なものかどうかは知りませんが、番組内で紹介されていたのはこんな感じでした。
お礼
某週刊誌の記事によると、日本人女性のうちAV出演経験が一度でもある人は1/400人いるそうです。 これが正しいとすると、およそ15万人の女性が経験者だということになります。この大多数が女優など演劇経験のあるプロだとは到底思えません。想像するに、金目当てか好奇心で数回出演した程度というのがほとんどで、風俗店や個人売春をやるような女性が出演したか、悪質なスカウトに騙されて本人はやる気で無かったけど出演せざるを得なかった人が相当数含まれているのではないかと思われます。今みたいに規制が無かったころ、深夜番組で「今ではごく普通の女性が軽い気持ちで出演している」という特集番組を組んでいたこともあります。