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猫は同時に違う雄の仔を生むそうですが
猫は同時に違う雄の仔を生むそうですが、そのような生殖?を学術的には何というのでしょうか? 異雄同時生殖?とか正式名はあるのでしょうか? また猫のほか別の動物にもあるのでしょうか?猫族にだけあるのでしょうか? 教えてください m(=^・^=)m
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猫のような排卵の仕方は「刺激排卵・誘発排卵」と言います。 群れを作らず単独行動をする猫科の動物(除くライオン)は、野生の場合いつどこで希望の雄と遭遇するかわかりませんよね?ジャングルの中や山の中をウロウロして雄を探している間に、排卵された卵子が死んで待っては無駄になります。 排卵してしまった卵子の寿命はわずかです。せっかくのチャンスを逃さない為に、猫科の動物は交尾の刺激によって排卵し、受精するような仕組みなっているのです。 先に排卵をしてしまう自発排卵(人や犬)は、交尾時期がずれてしまうと受精しませんが、誘発排卵の動物は、交尾刺激で排卵受精するので、受精の確率が非常に高くなります。 猫の他にウサギやハタネズミ亜科のネズミが同じ仕組みですが、ネズミでもネズミ亜科のラットやマウスは、先に排卵をする自発排卵の動物です。
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たぶん正式名称はないと思います。せいぜい異父兄弟? 卵子と精子が1つづつあれば子供は出来ますので多胎動物では猫に限らず、可能性はあります。 犬でも純粋種を交配して安心していたら同じ発情で他に犬にかかってしまう事があります。 牛の受精卵採取目的で、雌を過排卵処置し雄の精子をごちゃ混ぜに注入、受精卵を回収して別の雌に移植、子供が生まれてから父親を判定すると言う事が昔行われていました。
「交尾誘起排卵」の動物はそんな物です。 ウサギ・フェレット・イタチ・ミンク・テンなどがこのタイプかな。 つまり妊娠というのは卵子が精子と一緒になって、受精卵として子宮に着底して成立します。 人間は妊娠すると排卵が起こりませんから、当然父親が違う双子等を生むことはありません。 ところが猫など交尾誘起排卵の動物はオスが擦り寄ってくる刺激で排卵され、妊娠し、妊娠期間中でも刺激があれば排卵するので、この時別のオスと交尾すれば父親違いの子供を妊娠する可能性はあります。