不自然と言えば不自然ですが、韓国は猛烈な学歴社会です。
自分たちが寝る間を惜しんで勉強しているのに、裏口からこっそり入って大きな顔をしている人間が入れば許せないでしょう。
大人なら、例えば基地は反対だが、基地が撤去されると顧客の兵隊がいなくなるから食うに困る・・・ だから基地反対と言えない、などの「大人の事情」がありますが、勉強一筋でほかは眼中にナイ若者にとっては「あんな奴許す余地はナイ」ヤツだということになるでしょ。
「坊主憎けりゃ」という言葉あがありますが、そんな裏口を許した大統領も許せない、というふうに思うのは、自然なことに思えます。
韓国は多数派による少数派の抑圧が激しい国です。
アメリカでも、「自分も人種差別主義者と思われるのがイヤで、トランプ支持派だと表明しない」がトランプに投票する人の存在が話題になっていますが、韓国はすさまじいのです。
アンケートをとると日本嫌いが圧倒的ですが、あんなに日本嫌いが多いのなら、日本に観光でやってくる人があんなに多いはずはないのです。
本音で思っていることと違うことでも、多数派に逆らうと叩かれるので、自身も多数派に属することを示そうとする。いじめられる人を助けようとすると自分がいじめられる、だから積極的にいじめる側に入る、といういじめの論理です。
その結果、加速度的に大統領罵倒派が増える。同じ主張をする(異端ははじかれる)。同じ派であることを示すため、同じことを書いたプラカードを持つ・・・ 、という流れだろうと思います。
何も書いてないプラカードを持っていって、現地でほかのを見て自分のに同じ言葉を書き込むんじゃないでしょうか?
私には、韓国人それぞれが、自分の本音を自分の言葉で書いたプラカードを持っていたら、かえって不思議なことに思えます。
> 何らかの力が意図的に働いている
目に見えない力、測れない力・・・ ということなら、働いているでしょうね。「社会的な異端は許さない」というような社会的抑圧力。