トランプの公約について

質問

トランプが大統領に決まりましたがとても実現不可能な公約ばかり並べています。

http://blogos.com/article/174618/

このホラ吹きアレイみたいな男ですがどこまで公約を実現すると思いますか？日本の不利な条件を提示された時に安倍政府はどう動くべきだと思いますか？

例えばTPPや在日米軍の日本側の費用を高くするように要求していますが。

回答No.2

92128bwsd · ベストアンサー

安倍さん早速トランプ氏と電話会談をして、11月中に会談を予定するそうなので動き早いです。日本から持ちかけたそうなので、まだ大統領にもなっていない人に、しかも盟友のオバマ大統領の敵でもあった人に、建前を捨てて動いているので大したもんだと思います。恐らく会談の中で、TPPで拒否権を使わないことと、現在の安全保障と基地の継続について話すでしょう。相手がまるっきりの素人なので今回は教育と釘を刺すにとどまるでしょうけど。

トランプ氏の公約がどれだけ実現できるかは共和党、議会との関係次第でしょう。アメリカ大統領は制度上は大した権限が無く、行政上の権限の他に裁判官の任命権や条約の締結権、軍の総司令官としての指揮命令権がありますが、殆どが議会の承認を必要とします。議会の承認を待っていられない軍事上の判断だけが例外的に議会承認前でも認められます。
一方で議会が承認した法案や施策に対して拒否権の発動ができます。
このことからすると、
・TPPを潰すことは拒否権を使って可能。ただトランプ氏の共和党はTPP推進派なので、このことでどこまで共和党議員との関係を保つか。
・オバマケアを潰すことは行政の長としては可能。ただもっと良いものを作ると言っていますが現実味がある代案は作れないでしょう。
・日本への基地負担の全面要求または基地撤退。
これは言うのはただだけど日本が拒否した場合、条約がある以上難しいでしょう。
・トランプウォール
予算内で作ることはできるでしょうが、メキシコにお金を出させることができるわけもなく、また作っても効果が無いでしょう。せいぜい既存のフェンスの改修・補強くらいでしょう。
・イスラム教徒の入国禁止
そもそもアメリカの入国時に宗教を尋ねる項目はありません。それを踏み絵の様に追加するにしても、イスラム強国でも同盟関係のある国があります。無理でしょう。
・国民税の大幅削減。法人税の大幅削減。
これは議会承認が必要で、まず無理。国が大赤字になります。これを2000兆円の国の借金をあっという間に解消すると豪語しながら言うのだから無茶苦茶です。
・イランとの核合意の破棄。
これはアメリカだけの合意じゃないので無理でしょう。

トランプ氏が大統領になったことによって、日本が今まで手本にしてきた欧米の考え方がもう成り立たなくなっていることが明らかになった気がします。Brexitや、フランス、ドイツのポピュリズムの台頭もそうだし、EU諸国のAIIBへの加入、急速に中国に接近するオーストラリアなど。これまでの欧米の考え方では、国際協調、人道、地球環境、民主政治、自由経済が正義でしたが、中国やロシアはそうじゃない。でももうそう言う国とも手を握らないとやっていけない、他国の人はどうなっても自国民が良ければ良いと言う世の中になってきていると思います。
そう言う世の中で、まず安倍政権はやらないと思いますが（できない）、中国とある程度強調できるようにするべきと思います。実際ASEAN諸国が軍事的に中国を警戒しつつも経済的には中国依存、朝鮮半島は統一されれば中国の影響が大きくなる。世界から見れば対中国と言うことでは日本とアメリカだけが特別な状況。アメリカが引いたら日本だけ孤立します。
中国は、国民の反日感情をなくすことはしないでしょうから、永遠に友好国になることは無いかも知れませんが、軍事、経済的に利害を一致させることはできると思います。
それと、12月にプーチン大統領が来日しますが、対中国とバランスを取る意味でも対ロシアとの安全保障について突っ込んだ話が必要になると思います。
あと、これもやらないでしょうが、憲法９条の堅持と集団的自衛権、駆け付け警護の撤廃か運用の厳格化。集団的自衛権は1990年台の湾岸戦争時に日本が金だけだして人を出さず、なじられるだけで感謝されなかった事が元々のきっかけと思います。ただ今はその当時と状況が全く違います。今中東でおこっていることは、敵も味方も入り乱れての無差別な殺し合い。ロシアが支援するアサド政権はアメリカが支援する反政府勢力の子どもたちを殺しています。トランプ氏は、ISの問題を早期解決すると豪語していますがそれがプーチン大統領とにぎることだとしたら、これまで味方していたシリアの反対勢力を今度は殺しかねない。一方アメリカが支援するイラク軍（シーア派）はモスルをISから奪還する作戦の過程で、救出したスンニ派の住人を虐殺していると報道されています。これらの住人はモスルにとどまればISに虐殺されるか人のたてにされるか。逃げ出せばイラク軍に殺されるか。
イスラム教徒でもキリスト教徒でも悪魔がやるようなこと。それに参加して、自衛隊が憎悪と将来のテロのタネを持って帰ってっくる必要はないです。アメリカ人にしてもヨーロッパ人にしても今の中東の情勢は泥沼で疲弊感と憎しみと恐怖しか無いです。

お礼

ありがとうございます。

結局トランプはホラ吹きクレイの再来ということになりますけね。笛吹けど踊らず、共和党員がうんと言わなければなにもできないことになります。

中東のことは米国がイラクの内政干渉しフセインを処刑したことが混乱の原因です。当事者に責任取らせましょう。日本が関与する問題ではないし下手に動くと今度は日本がテロの標的にされます。

回答No.6

gaimu

＞例えばTPPや在日米軍の日本側の費用を高くするように要求していますが
長年の取り決めでこうなっているので急に変えるのは無理、とごねるしかないでしょう

お礼

ありがとうございます。

ゴネ得になればいいですね。あいつはなに言い出すか想像もつきません。

回答No.5

Chamber-red

拒否して落としどころを見つけるしかないでしょうね。イエスばかりだと大変なことになりそう

お礼

ありがとうございます。

結局トランプがいくら吠えても議会が草案を通さないと他国にも強く言えないでしょう。大統領になって急におとなしくなりましたね。まさか自分が選ばれるなんて思っていなかったのでしょう。

回答No.4

eroero4649

かつて小泉純一郎氏が「自民党をぶっ壊す！」といってやんやの喝采を浴びて、次に「郵政省をぶっ壊す！」といって小泉劇場なんて呼ばれました。自民党も郵政省も未だにありますが、小泉純一郎氏を批判する人はほとんどいませんし、小泉政権は任期を全うしました。
安倍政権は「アベノミクスでインフレ率2％」とぶち上げましたが、なんか達成できなかったのは日銀の黒田総裁が悪いみたいなことになっています。少なくとも安倍首相を批判する勢力で「アベノミクスはウソばっかり！」といってるのは浜矩子さんくらいだけど、彼女も「1ドル50円の時代が来る！」といって世間の注目を集めた人だけにあまり世間に相手にされてない感はあります。いやまあ浜さんが大の安倍嫌いになったのは、そりゃ1ドル50円の時代が来るで稼いでたのにあれだけ円安にされたら大恥かかされたもいいところですよね。
フィリピンのドゥテルテ大統領が中国で「アメリカと決別する！」と公けの場で発言して世界を驚かせましたが、かといってその後それを実行に移す気配はなく、でもそれでフィリピン国民からの支持率が落ちる気配はありません。

思うに、政治家の公約って別に実現する必要がないものなのだと思います。文字通りの単なる口約束ってやつですね。
それに、大統領という立場になった以上、本当に公約を実現されたら困る人たちも少なからずいるわけで、やらないならやらないで「本当にやらなくてよかった」とホッとする人たちも出てくることでしょう。

既にTPP脱退は「間違いないだろう」といわれてますね。オバマ大統領も本音はやる気がなかったともいわれています。この公約の実現は間違いなさそうです。
トランプ氏といえば引き合いに出される「メキシコ国境との壁」も、おそらくマスコミ向けに派手な壁をちょっと作り、本人はその前で「この壁をいずれ全て通す」とぶち上げるでしょうが、まあそれで終わりでしょうし、そこまでやれば彼の支持者は大喝采を送るでしょう。費用をメキシコに払わせるは「前払いさせる」とは一言もいってないのですから、「いずれ払わせる」と言い続ければ4年なんてあっという間でしょう。
イスラム教徒の入国を許さないは、窓口の検査を厳しくすればいいだけで、おそらくそれはそうなることでしょう。来年から少なくとも4年間、イスラム教国からアメリカに入国する人たちはビザがおりなかったり入国審査官から何かと小突かれることになるでしょうね。それを嫌がって、それらの国々の人たちがアメリカに行くのを控えればアメリカに入国するイスラム教徒が減ることになるので、公約は実現されるというわけです。

そうそう、日本人が一番気に病んでいる日本からの米軍引き上げですが、おそらくまずは口で「もっと日本が負担しろ」といってくるはずです。言うはタダだ。それに対して日本側がどう出るかを見るでしょう。
もし日本側が「これ以上の負担は無理です」と断ってきたら・・・米軍の一部を撤退させればいいのです。例えば在沖縄米軍の海兵隊は約1万人いますが、そのうち戦闘部隊はたったの800名だけです。後方勤務の9200名を5000名に減らせば、「日本が金を払わないから撤退させた」ことになります。でしょう・笑？
日本人は「トランプ大統領になったらアメリカは尖閣諸島を守ってくれない」っていってますけれど、そもそもヒラリーさんが国務長官だったときにそのヒラリーさん自身が「尖閣諸島問題は日中間の問題であり、米国は干渉しない」と明言しています。そしたらそれを聞いた中国が大量の漁船を尖閣諸島に送りつけて、慌てて「実効支配しているのは日本だと認識している」と発言しました。ヒラリーさんも「そんなちっぽけな島のことでアメリカを煩わせないでくれ」と思っているのですよ。
日本人にとっては尖閣や北朝鮮は「今そこにある危機」ですが、アメリカ人にとってはロシアや中東のテロリストのほうがよっぽど頭の痛い問題です。アジアのことなんて、どーだっていいと思っているのが本音ですよ。アメリカ国民は、日米関係が悪くなっても米ロ関係が関係改善されればそっちのほうを支持すると思いますよ。

蛇足：オバマ大統領の公約がどれだけ実現されているか、覚えてます・笑？

お礼

ありがとうございます。

トランプが公約として演説したことが全て与太話でその実現に努力もしないのならただのペテン師です。アメリカ国民はペテン師を支持したことになります。まあヒラリーが嫌われていたという部分がありますが強い米国を取り戻すなんて声たかだかに演説しているんですから貴方が言っていることが事実ならトランプは米国版寅さんと言えます。

＞安倍政権は「アベノミクスでインフレ率2％」とぶち上げましたが、なんか達成できなかったのは日銀の黒田総裁が悪いみたいなことになっています。

アベノミクスはうまく行っていませんが安倍首相は努力をしているから支持率も高いんだと思います。頑張っているのに成果が出ないからころころ首相を変えていたら元の木闇です。野党政権なんてもっての外です。

オバマがどれだけ公約を実現しているかなんてことは興味ありません。日本の将来が心配なのです。

回答No.3

gavann

無理な条件にはきちんと反論・拒否すべきでしょうね。何を言ってくるのか不安ですが

お礼

ありがとうございます。

安倍首相にはきちんと自国の方針をはっきり言ってもらいたいものですね。あの口八丁男に負けてほしくないです。

回答No.1

Windows999

そのへんは無理を言われても粘り強く話し合いですね。反米国家が増えても困るでしょうから

お礼

ありがとうございます。

あの政治のド素人がなにを言い出すか見ものですね。無理難題を押し付けてきても首を縦に振ることだけはやめてもらいたいですが安倍首相は大丈夫でしょうか？