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グローバルIPを不正に利用し、経路広告した場合

グローバルIPを配布されている組織に所属しています。 例えば組織が、割り当てられていないグローバルIPをそのままマシンにつけ、経路広告までをASに行った場合、本来そのグローバルIPが割り当てられるはずの組織へのパケットをハイジャックすることはあり得るのでしょうか? なにか対策が行われているのでしょうか?それはどこででしょうか? もちろん自宅の環境など、NTTなどのプロバイダを経由しないで自分の隣接ASから外に出るケースでの話です。

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  • t_ohta
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回答No.2

> 一つ疑問なのですが、このような簡単な攻撃方法があるのならばなぜ大企業を相手にたくさんされていないのでしょうか? コスパが悪いからでしょう。 BGP-4プロトコルを使って経路情報を流すには、まずAS番号を取得し、どこかのISPとIXもしくは専用線で接続し、経路情報の交換を行う契約を結び、相互のルータに経路情報の交換を行う相手の情報を登録するという手順を踏まなければいけません。 この手続きの過程で相手の審査もされますから、容易に準備することはできません。 また、BGP-4自体には受け入れた経路情報の正当性を確認する手段は用意されていませんが、ISPのネットワーク運用を行っている部門では経路情報の増減等を監視しているので、不審な変化を見つけたら一時的に経路情報の交換を停止する等の対応を行います。 これは、悪意を持って行われる行為を監視するだけでは無く、設定ミスなどの過失でネットワークに混乱をきたすのを防ぐためのモノです。 なので、現実には費用や手間の問題だったり、ネットワーク監視による不正発覚があるので長期間に渡ってネットワークをジャックする事は困難でしょう。 過去に全く例が無い訳ではなく、数時間インターネットの通信が混乱したケースがありますが、監視によって発見されるため世界中に経路情報が拡散する前にブロックされ、米国内だけとか欧州内だけといった一部地域の混乱で済んでます。

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その他の回答 (1)

  • t_ohta
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回答No.1

現状では経路情報の正当性を評価する手段が無いので、誤った経路情報を流すと誤った所へパケットが送られる可能性があります。

参考URL:
https://www.nic.ad.jp/ja/rpki/mis-origin.html
swinggirls10
質問者

お礼

解答ありがとうございます。一つ疑問なのですが、このような簡単な攻撃方法があるのならばなぜ大企業を相手にたくさんされていないのでしょうか?例えばyoutubeのアドレスを解決して、不法にこれらのグローバルなIPをマシンにつけて経路広告をする詐欺ASが大量に出現しないのは何故なのかが気になります。

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