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モンステラの葉を立派にさせる方法
- モンステラを長く育てるうちに葉が茶色になり落ちてしまうことがあります。根腐れも起こりうる問題ですが、解決策はあります。
- 葉を少なくしたり、栄養剤を与えずに育てることで大きな葉を育てることができるかもしれません。
- ただし、根腐れの原因を突き止め、適切な対策を取ることが重要です。
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よかれと思ってしたことが裏目に出て、茎を切ったときにに元の茎を切って元の生長点を失わせたので、図らずも株が若返ってしまい、「幼葉」しか出なくなってしまったものと思われます。ちなみに市販の物は挿し木などで育ててからかなりの年数が経って切れ込みの入った葉が出て見栄えがしてから売られるので、ものによっては根元近くの方の古い葉が残っていればまだ幼さの残ってたりもします。 モンステラをはじめ熱帯性の観葉植物の多くには、幼い時に出てくる葉と株が大人になってきてから出てくる葉に明確な違いのあるものが多いです。私の育てた中ではフィロデンドロン・セロームやサンセベリアで苗の時と成長した後では、葉の見た目がかなり変わりました。そしてよく見かけるポトス、あの葉は「幼葉だけ」で日本の室内環境ではポトスはなかなか成熟した大人の葉が出ないそうでいつまで育てても幼葉のまま伸びていきます。植物園などの熱帯植物が好む環境に合わせられる大型ガラス温室などだとかなりの年数栽培していれば順調に正常な成長をし、モンステラの葉の様に切れ込み穴の入るポトスの大人の葉が見られるのだそうです。 今回の株は元の根のかなりを失ってしまった事、「株の葉を少なくしたら葉が大きくなる」という根拠のない完全な思い込み(そういう例はありません)により元の茎のほとんどが失われてしまったためにご自分でせっかくの元の株を若返らせてしまった様です・・・。おそらくそのまま支柱を添えて上手に管理できていれば、株全体の姿は乱れてしまっても数年で大人の葉が出てきていたはずです・・・。 ちなみに購入後にてっぺんから出てきていた若い葉は成長が遅いので切れ込みのある大きな葉に育つにはしばらくの期間が必要なはずですが、環境が適切ではなかったり一度痛めてしまっているので、株自体が根がしっかりと揃うまでは地上部の成長をセーブしていたのかもしれません。 本当は茎を切らずに数年そのまま育てていれば株の根が揃いセーブも解けて成長が順調に進むと数年でまた大人の葉が出てきたはずです。でも、今回茎を切ってしまったために主な茎の生長点が無くなり葉の付け根から生えた脇芽から育つことになってしまい、茎自体がほぼ挿し木苗に近いことになってしまって、大人の葉になるにはさらに何年か余計に遅れることになってしまったものと思われます・・・。なので今の状態は置き場所が悪くて徒長しているかもと感じますが、もしそうならもっと日の当たる場所に移すなりする程度の対処しかなく、それ以外は至って正常かと思われます。ただ株自体が実質幼くなってしまっただけ・・・。 株が若返りすぎて動物でいえば今は子供の状態。今のところ他にこれといった異常が見られ無いなら3年くらい様子を見て大人の葉が出てきてくれるのを待つくらいしか出来ないものと思われます・・・。モンステラの育て方はインターネットで調べればいくらでもサイトなどがヒットしますし、本屋で観葉植物の栽培が詳しく書かれた本が売られていますので、そういうものを参考に根が増えてくれば鉢底から出てきたら植え替えて根詰まりしない様に気を付けながら見守ってあげて下さい。 何年も待てないのなら、新たに違うモンステラを買ってきて不調に陥らせない様に気を付けて栽培をなさって下さい。