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山形新幹線の課題とは?
- 山形新幹線にはいくつかの課題が存在します。山形駅での新幹線同士の交換ができないことや、羽前千歳駅での平面交差などが挙げられます。
- また、山形駅から新庄駅までの線路は全線単線であり、新幹線車両と普通列車の交換があるため時間短縮につながっていません。
- さらに、新庄駅の構造上、新幹線乗り場と在来線乗り場が明確に区切られておらず、中間改札が設けられていません。これらの課題は山形新幹線の運行に影響を与えています。
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そのとおりです。新庄は小都市で、本来新幹線を通すだけの価値がある規模ではありません。そもそも「山形新幹線」というのは改軌した在来線を通しているのに過ぎないということはご存知だと思いますが(知らない人も見ている可能性があるのであえて書いています。投稿者に当てた説明ではありません)、地元からの要望でJRの負担が無いことを条件に建設したものです。JRとしても、山形以北の特急を減らせるという有利な点があったためでもあるでしょう。新幹線の本数をそれほど増やす必要もなく、延長すればいいからです。大半は山形で下車するはずで、「博多南線」に近いものがあると思います。価値が出てくるとすれば大曲まで延長して秋田まで直通運転した時ですが、そんなことをすれば確実に秋田新幹線の利用者が減りますから、まずやらないでしょうね。
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- kazuof23
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おらが村に新幹線がほしいと各方面からの陳情があり、さりとて、人口の少ない地域にまともな新幹線(フル規格)を作ったら採算が全く取れない、さて困ったということで妥協案として、新幹線からの車両を直接乗入れ在来線車両に乗り換え無しで新庄方面にいける、所謂、新在直通運転が可能な路線(通称ミニ新幹線方式)を作ったのが山形新幹線や盛岡からの秋田新幹線です。 通称、山形新幹線と呼ばれる、奥羽本線の一部(福島~新庄間)は当該区間の在来線のゲージ(1,067mm)から標準軌(1,435mm)に改軌(一部は1,067mm、1,435mm併用区間)、またトンネルや、駅などの工作物は在来線規格で作られているため、車両も在来線規格にあわせ小ぶりにする、架線電圧は奥羽本線に乗り入れている仙山線や佐沢線の通勤電車が走れるよう新幹線の25,000Vではなく在来線の一般交流電化区間と同じ20,000Vです、さらに、路線の途中に踏切等も残っており最高速度も安全上130km/hに規制されています。
そもそも山形新幹線は新幹線ではありません。 在来線の施設を線路以外そのまま使い、新幹線から在来線に直接乗り入れることで、乗り換え時間を短縮しようというのが山形新幹線です。ですので、「新幹線」と名乗っていますが、福島以北は在来線特急と考えてもらったほうがいいです。
お礼
ありがとうございます。質問の趣旨を理解して下さったことに感謝します。 県境越えの新庄~大曲間は元々人の往来の少ないところで、両新幹線に挟まれて寂れ放題なのは気になりますが元々そうなるのは避けられなかったのかも知れませんね。 この部分を改軌して山形新幹線を秋田まで延長すると年末年始やお盆など繁忙期には秋田新幹線がさばけなかった分の乗客をさばけるかも知れませんが、時短効果に乏しくしかも山形県内までの需要とガッツリぶつかってしまいます。長所と言えば最短距離なので料金が安いくらいになってしまいますね。 秋田新幹線の一時的需要増を振り替えるとしたら、北上で新幹線と接続する気動車臨時特急を北上線経由で秋田まで走らせる、つまり「秋田リレー号」の臨時復活の方がいいような気がします。乗り換えは発生しますが。 いずれにせよ、ミニ新幹線の新規建設はなさそうですね。あるとしたら、秋田新幹線の部分複線化が考えられるくらいでしょうか。