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進路について
私は現在高校2年生で、将来は看護師、そして助産師の資格を取りそれを活かし仕事をしたいと思っています。 私には父がおらず、母と母方の祖父母と暮らしてきました。 祖父が私が小学6年の時に亡くなり、母も私が中学3年の時にガンで亡くなりました。 母が亡くなったとき私達親子をとても気にかけてくださる看護師さんを見て、そして母がいなくなって毎日がとても辛くどうなってもいいと思っていたとき私のように辛い思いをしている患者さんのご家族、そして患者さんをケアできる看護師になりたいと思いました。 助産師になりたいと思った理由は母が亡くなってからアルバムを整理していたとき、1つのアルバムを開いたらその中身は私が母のお腹の中にいたときのエコー写真でした。 初めて妊娠がわかってエコーをしたときの写真から胎動が初めてわかった日、性別がわかった日、全てのエコー写真と母のコメントが残されていて、人が生まれてくることはとてもすごいことだな…と思い、そんな命の生まれる現場に立ち会いたいと思ったことが理由です。 看護師や助産師になりたいという気持ちはすごくあります。 でも、私は母のことをまだ乗り越えられていません。 精神状態が不安定になることがよくあります。 普段はテレビなどで芸能人のガンの闘病についてやっていると、頑張って治してほしい…そう思えるのですが、精神状態が不安定なとき、そういうものを見ると、同じ病気で母は死んだのになぜこの人は生きているんだろう…本人も家族も私のような苦しみを味わえばいいのに…などととてもひどいことを思ってしまい、そう思ってしまうと自分自身も辛くなってしまいます。 決して良いことではないですが今はまだいいのかもしれません。 私はただの高校生でしかないので… でも看護師になりたいのにこんなことを思ってしまっていては将来看護師になれたとしても仕事ができません。 頑張っている患者さんの少しでも力になること、余命があとわずかな、治る見込みのない患者さんがこの病院で最後を迎えられて良かったと思えるケアをすることが大切だと思います。 でも今の私では治る患者さんを妬み、亡くなった患者さんのご家族を自分と同じ思いをしているという感覚でしか見れないのではないか…と思ってしまいます 憧れだけでできる仕事でもないのはわかっていますし、精神的に不安定でも仕方がないなんてことが許される職業でないことは十分わかっています このまま、私は将来の夢を諦めなければいけないのでしょうか… 来年は受験生です。 なので進路をどうすればいいのか本当に悩んでいます
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- jing0708
- ベストアンサー率59% (485/810)
看護師ではありませんが、お答えします。 夢をあきらめる必要はありません。なぜなら、あなたは夢のスタートラインにも立っていないからです。 私の師父である当時の教授が、国家試験に臨む6年生に必ず伝える言葉ありました。 『君たちは、大学に入った時にスタートラインに立ったと思ったかもしれない。臨床研修がそうだと思った人もいるだろう。しかし、君たちはまだ資格を持っていない。資格を持って初めてスタートラインに立てる。緊張している人もいるかもしれないし、全員が合格するとは思わないが合格することがやっとスタートラインに立つ資格を持つということだ。今は分からなくてもいいが、現場に立つとき思い出して欲しい』 と送り出します。合格してからわかるのですが、免許の申請や保険の登録も含めて合格してからが本当にスタートラインでした。免許があったところで、所詮は1年目で何も知らない人間でしかない。技術は拙く、先輩から叱責され失敗を重ねる日々が待っています。 つまり、あなたはスタートラインに立っていないにも関わらず悩んでいるのです。 看護師を目指す目指さないにかかわらず、勉強をすればいいのです。看護学部と言わず、医学部へ入学出来るだけの学力を身につけてください。精神状態のことを述べていますが、そもそも医療現場で精神状態など無意味です。必要なのは圧倒的な技術力と患者を騙す技術です。語弊があるかもしれませんが、必要なのは我々の感情ではなく患者さんがどう受け取るかなのです。我々だって人間です、嫌いな患者もいれば好きな患者もいる。でも医療従事者として必要な行為は絶対にします。 ついでに言えば、貴方の苦しみと同じ苦しみだなんて下らない考えを捨てることです。人はそれぞれ違います。患者が死んで喜ぶ家族もいれば、悲しむ家族もいますし、実はそれは表面上のことで全く逆かもしれません。他人の感情や感覚は絶対に理解できないのです。医療従事者になるなら、これだけは忘れないでください。 たまにいるのが、自分もこの患者と同じ疾患だけどこうはなったことがない=だからなるはずがない、大げさだ。というのは傲慢でしかありません。誰しもが自分と同じ感覚であるわけがないのです 私自身消化器専門で、尚且つ潰瘍性大腸炎という指定難病の患者です。本来であれば早期発見早期治療を指導する立場にありながら、痔と過敏性腸症候群の併発だろうと診断学の基本から反れた判断で現実逃避し、結果として1年間の入院を余儀なくされました。 だからこそ、潰瘍性大腸炎の患者さんがどれほど苦しむかは想像できます。ですが、絶対に分かることはありません。分かったと思った瞬間に甘えが出ますし、対応が不適切になるのが目に見えているからです。 悩む必要は何もありません。まずは勉強し、どんな選択も出来るだけの環境をえれば良い。それから進学先を考えれば良いのです そして、進学したとしても臨床に出るかどうかはその時に決めればいいのです。頑張ってください
- sp550uz
- ベストアンサー率49% (544/1091)
お母様を亡くされて、まだ2年くらいですね。心の整理がつかないのも、当然の事です。 御祖母様には相談されたのでしょうか? 貴方もお辛いでしょうけど、一番辛いのは、我が子に先に逝かれた御祖母様ではないでしょうか。幼少期や入学・卒業、成人して出産して、仕事、子育てを見守りながら、貴方よりも長い時間寄り添って、最愛の子どもをこの世において旅立たざるをえなかった無念さを、心の底から「出来ることなら変わってやりたい」とお思いになったことでしょう。 高校生と言っても、まだ、子どもです。自己中心的な考えをしてしまうのもムリもありません。自分が辛い思いをすればするほど、嫉妬心は強いものになるでしょう。やがて大人になれば、ましてやこどもを持てば「自分と同じような辛い思いはさせたくない」と思うものです。 元看護師ですが、看護師仲間で「私と同じ苦しみを味わえばいい」なんて思いを持っている人は、一人も居ませんでした。もしかしたら、心の奥底でそう思っている人が居たかもしれませんが、実際に見聞きしたことは一切ありません。病院実習や職場などでは、辛い経験は山ほどあります。自分の知識・経験不足から理想のケアが出来すに、患者さんに不快な思いをさせてしまったり、病状が期待通りに改善しない場合等に、不甲斐ない自分を責めたりと、医師も看護師も、自分のことは後回しにして、全力で働いています。 「辛い思いをした人の方が、より優しくなれる。患者さんの気持ちにより添える。」と言います。実際、看護師には苦労人が多いです。金銭面や自身の健康面、身内の入院体験等々、辛い思いを経験したからこそ看護師になっている人も少なくありません。貴方がもし、看護学校に行くのであれば、貴女と同じような経験をしている人に出会うこともあると思います。共感や共有を通して、貴方自身も成長出来ると思います。今後、色々な経験を通して、考え方も変わるでしょう。 貴方も理解しているように、憧れだけで出来る仕事ではありません。実際、看護学校でも「勉強が大変」「実習レポートがキツイ」と、退学してしまう生徒も居ます。また、看護学校に行くとなれば(近くにあればいいのですが)寮生活になるでしょう。そうなると、御祖母様一人を家に残すことになります。進路としては、学校の先生や御祖母様、出来れば知り合いの看護師さんによく相談した方が良いと思います。