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2010年以降って、現在のテレビが見られなくなるって本当?
デジタル放送に完全に移行する2010年以降は、 現在のテレビで番組を見られなくなる予定である という話を聞きましたが、本当ですか?
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一応予定ではそうなっているようですが、しかし本当にそんなことが可能なのか、まだまだ予断を許さない状態なのではないでしょうか。 デジタル放送を受信するには、現行のアナログ放送用テレビにデジタル放送用のチューナーを買ってきて付けるか(Kokaさんが書かれている、「現在のテレビでもデジタル放送が見られるようなデコーダのようなもの」がこれに当たるのでしょう)、デジタル放送用のテレビを買ってくるかする必要があります。しかし、少なくとも現時点においては、チューナーにせよ専用テレビにせよ、ろくなコンテンツもないデジタル放送(あくまで現時点では、ですが)を見るために購入するには、いささか高価すぎるようです。 加えて、デジタル放送のメリットが、少なくとも視聴者(消費者)にはほとんど伝わってこないという現実があります。結局のところ現時点で言われているメリットといえば、高画質化や双方向性、多チャンネル化(こちらはCSの方が有利と言われています)くらいしかないのでは、果たして消費者がデジタル放送用の機器を購入してくれるのかどうか、かなり疑問視されているのが現状のようです。 (なお、高価なものも多く売れれば量産効果等で価格が下がってゆきますが、逆に高価故売れないと、売れないから安くならないという、マイナスのスパイラルに陥る可能性もありますね) もっとドラスティックな対策を採用して、たとえば、政府等がメーカーに補助金でも出して、今後発売するすべてのテレビをデジタル放送を受信可能なものにするとかすれば、買い換えのたびにデジタル放送の普及が進むわけですから、ほぼ確実にデジタル放送への完全以降が可能になるのでしょうが・・・ 今のところはまだ、本当に予定通りに行くか、関係者こそはらはらしながら見守っている段階ではないのでしょうか。
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- pen2san
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デジタルTV(以下デTVと略します)への移行は厄介な問題ですよね。 ネガティブな面では; 1)現段階では多くの視聴者、放送関係者は積極的ではない。 2)ディジタル化のメリットが感じられない。 3)設備費用が膨大 4)ゴミの問題(片方ではゴミを減らそうと言っているのに、まだ使える物を捨てるしかない。) ポジティブな面は: 5)電波の有効利用 6)現在のテレビ利用法を超越した利用価値 放送設備(中継局とか山間部の難試聴地域でのサテライト局を含め)の変更が終了すれば(全地域でデTVが受信可能となれば)政策上アナログTV(以下アTV)の放映は無くなるでしょう。 その場合、TVの買い替えの他に、ビデオデッキ、ビデオカメラ、はたまたテレビゲームまで買い換える必要があります。(従来通りこれらを使用したい時はアTV受像機をこれらの為に残しておくしかない。) これは、デTVを現在のTVの延長と考えるからメリットがあまり感じられないのであって、現在のTVとは全く異なった情報受送信端末(未来のパソコンや電話)と考え、スーパーや百貨店での買物の延長、コンサートチケットの予約販売や飛行機、新幹線のチケット購入の端末機と考えればいかがでしょうか? 多くの携帯電話がアナログからディジタルに変更され、更に費用を払ってiモードに変更する人がいます。デTVもメリットがはっきりすれば受け入れられる事と思います。 ただ単に「画像が綺麗」とか「出演者の情報が見れる」じゃなくて、「今夜のプロ野球の6試合が同時に画面表示できる。」とか、「放送終了後、裏番組のドラマのあらすじが再現され、クライマックス(個人個人が見たい所)だけが見えるシステムであったり、デTVでしか販売しないチケットやTVゲームが出現すれば深く浸透するものと思われます。 なお、英国の例ではデTVチューナーを無料で配るキャンペーンを行って受像可能世帯を増やしたそうです。
これは私個人の“予測”的な部分がほとんどなのですが もし現在のアナログ地上波が完全になくなったとした 場合でも、現在の方式のテレビを持っている家庭・人な ど全部に「デジタル対応のテレビに買い換えるように」 などと強要することは出来ないのではないでしょうか? だったらどうするのか?ということですが、現在のテレビ でもデジタル放送が見られるようなデコーダのようなもの が出てくる可能性はないでしょうか? あ、それでも アンテナは必要になるんでしたでしょうか? まぁ、 そういうふうにした場合は、当然画質は劣化するでしょう けど……。
- yosikun
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平成12年版通信白書(郵政省)によれば、地上波のデジタル化は「関東・中京・近畿の3大広域圏については2003年末まで、その他の地域について2006年末までに本放送が開始されることを目標に、現在、環境整備を進めている」状況で、あくまでもその時期に各テレビ局ががデジタル化することを期待しているというのが現状でしょう。もし、そうなれば、将来的には、同じ番組を、アナログとデジタルで放送する必要がなくなるので、2010年を目処に地上波アナログは廃止という予定になっています。ただし、デジタル化については、それなりの費用がかかるので、テレビ局はもろ手をあげて賛成しているわけではなさそうです。なお、デジタル化された場合には、デジタル対応テレビが必要でしょうが、現在の番組をデジタル化して放送すればいいわけですから、現在の番組が全く見られなくなることはないのでは?
- toysmith
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本当らしいです。 地上デジタル放送懇談会(郵政省の調査研究会)でも2010には現行放送を終了させるべきとの指摘があります。 現在では「決定事項」のようなニュアンスで伝えられていますが、その真偽を確かめられるような情報は見つかりませんでした。 とりあえず、「デジタルテレビ 2010」で検索(yahoo)したところ放送局のWebがたくさん見つかったので「その方向で」動いていることは間違い無いようです。 地上デジタル放送懇談会の議事録を紹介しておきます。
飽くまで予定は未定だと思うんですが、テレビ業界はそういう心づもりのようです。