某局の地上波デジタル放送の開発に携わっていた者です。
#1の方に補足です。
根本的なことですが、現行の地上波アナログ放送が放送終了するまでは現行の放送を見ることができます。放送終了後は、現行のテレビのみでは放送を見ることができなくなります。
現在のテレビに、地上波デジタル用チューナーを接続すれば良いのですが、その他にUHFアンテナが必要になります。地上波デジタル放送は、地上波アナログ放送とは異なり、UHF電波帯を利用しています。
また、ビデオデッキの内臓チューナーについては諦めるしかありません。テレビと同様に地上波デジタル用チューナーからの出力信号を外部入力として取り入れる必要があります。
当然、裏番組録画をしたいのであれば、その分チューナーが必要になります。
放送内容は、現行のアナログのものと同じです。放送形式が変更になるため、画質, 音質は向上されます。基本的にデジタルハイビジョン放送と同じ画質の放送となります。音質の方は5.1chサラウンドやBモードステレオにも完全に対応しています。また2モノだけでなく3モノ, 4モノなど副波放送にも対応しています。
そのため、地上波デジタル放送を思う存分楽しみたい。と言う方は、今後発売されるTVを購入されることをお勧めします。
そんな高機能はいらない。と言う方は、チューナーのみで大丈夫です。EPSなどデジタル放送特有の機能に対応したチューナーも発売される予定らしいです。(某社技術者談)
ただ。僕が知っているのは、とある局の事情のみで、他の局の事情がどうなっているのか知りません。
総務省などから公式情報もでてくると思いますので、併せて参考にされると良いと思います。
僕の知っている局については、現行の地上波アナログよりは随分ハイスペックな放送になりますよ。と言うことは確かです。
お礼
ご丁寧にありがとうございます。