なぜSONYにはDVD-RAMマシンがないのでしょうか？

質問

SONYのDVDプレーヤー・レコーダーではDVD-R/RWに加えてDVD+R/RWに読み書きができるマシンも多いです。しかし、DVD-RAM対応のプレーヤーやレコーダーはありません。パソコンにしても、同社が出しているVAIOというPCにはDVD-RAMドライブ搭載マシンがありません。
他の家電メーカーやPCメーカーはDVD-RAMに対応したマシンを出しているのに、なぜSONYにはDVD-RAM対応のプレーヤー・レコーダー・パソコンは一台もないのでしょうか？

回答No.10

tetoramid · ベストアンサー

ソニーは今更DVD-RAMは生産しないでしょう、おそらくですが、世界市場がRW方式に力点を置いているからではないでしょうか。

RAMの開発者でもある東芝が両方の規格でも録音再生可能な手段をとっておりますが、これも世界市場を気にしての戦略のような気もしますし。どっちへ転んでも安心と言うか笑

ソニーは経営上の問題などで設備投資ができないか、あえてしないのか、しても無駄だと思っているのか、ではないでしょうか。

或いはどうせ設備投資するのだったら、それより一気に次世代ディスクへ突き進もうとしているのかも知れません。

ソニーはVAIOが稼ぎ頭になっているためPCと互換性の取れるRW方式にこだわっているのかも知れません。

松下陣営はDVD－RAMの大衆化を狙い、HDDとVHSとRAMのダブルデッキなどユニークな製品を続々と投入しておりますよね、EPG機能なども東芝より簡単に表示できますし、かなりの力の入れ様ですが、

これらの動きを見ていると両者が相容れると言うことはもはや考えられないと思います。

予断ですが、私は個人的にはRAM方式にして良かったと思っております。ディスクに録音された複数の番組のうち一つの番組のみの一括消去とか部分消去とか芸当が細かいですからね。

ソニーはおそらくPCとの互換性や生産コストも考えてRW普及へ全力疾走するのではないでしょうか。

仮に両規格を手がけても消費者は片方の規格に絞る人がほとんどですし、異なった規格のレコーダーを抱えていても混乱するだけですしね。

お礼

回答ありがとうございました。
でも、むしろPCとの互換性が取れるのはRAMではないでしょうか？
RWはライティングソフト無しではデータ書き込みはできませんが、RAMはライティングソフト無しでもデータが書き込めます。また、RWは書き換え回数が1000回程度ですが、RAMは10万回もの書き換えができます。
なので、PCでの使い勝手は明らかにRAMが上ですが…

補足

ソニーはRW方式にこだわらず、RAMも出すべきだと思います。今の方針のままでは、日本でRAMが大衆化されれば、VAIOやソニー製のDVDレコーダーの売り上げ激減は必至です。
なんだかんだいう僕もRW方式を選択しましたが、それはあくまでも様子見です。次にPCを買い換えたときは、RW方式とRAM方式が両方使用できるようにしたいと思います。

回答No.9

shimizukun

DVDの規格を決める際に東芝が進めたRAM方式とSONYのCDを基準としたR/RWの方式どちらをメインにするかの闘争で松下が最初SONYよりだったのに実際はRAM陣営の方にいってしまい、メインがRAMになり仲が悪くなってしまったのです。現在もほとんどのPCマシンはスーパーマルチドライブ（すべてのDVD規格に対応した記録ドライブ）を搭載しているのにSONYのバイオだけがいまだにDVD-R/RW/+RW/+Rのみ対応したドライブであり、まだ仲が直ってない。
まあ、次世代DVDではSONYとパナソニックは仲直りして「ブルー・レイ」陣営になっているけど、東芝はNECと「HD・DVD（Advanced DVD）」陣営でまだまだ仲直りが出来ていないようです。

お礼

ありがとうございました。
ソニーと松下は今までいろいろ対立してきましたからね。ビデオディスクもVHDとLDがありましたし、ソニーがMDを出してくれば松下はDCCを出しました。さらにDVDオーディオを押す松下に対してソニーはスーパーオーディオCDで対抗していますし…

補足

東芝はVTRのときベータ陣営に加わったそうですが…東芝ともいろいろあったのでしょうか？

回答No.8

koreedah

DVD-RAMについては、松下や東芝、日立が主導で規格を決めたので、特許などのライセンス料は、ソニーの取り分が少ない状況にあります。ＣＤの時のように技術的に主導権を取れなかった怨恨もあって、意地でもサポートしないのだと思います。実際、ＶＡＩＯの中には、松下のＤＶＤマルチドライブを使っていながら、カタログスペックからＤＶＤ－ＲＡＭのスペックを落としている製品があります。読めるのに、読めないと言い張るのですから、意地としか言いようがありません。

そういえば、ソニーは、メモリースティックのライセンシーの意地で、絶対にＳＤカードをサポートしてきませんでしたが、ＰＣの最新機種では、とうとうＳＤカードアダプターを付けてきました。
さすがに、ＳＤカードのシェアが増えて、背に腹は変えられなかったのでしょう。
ＤＶＤ－ＲＡＭに関しては、ソニーがすでに次世代のブルーレイの方に視線があるので、望み薄かもしれません。

お礼

ありがとうございました。
意地ですか…やはりソニーという会社は、他社（SONYが支持している企画を支持するメーカーを除く）の規格はシェアでその規格が自社（もしくは同盟内企業）規格を上回らない限り、対抗規格を採用しないようですね。

補足

＞松下のＤＶＤマルチドライブを使っていながら、カタログスペックからＤＶＤ－ＲＡＭのスペックを落としている製品があります。

その製品の機種名、またはシリーズを教えてください。

回答No.7

desertion

>でも、そのBlu-ray Discにもまた対抗規格があるのですが…

次世代規格で何が普及するのかと言う事は、また別の問題です。
RAM陣営がBlu-ray Disc、RW陣営がHD DVDと言うような図式にはなっておらず、
No.6の方が言うようにSONY、PIONEERに松下電器産業などがBlu-ray Disc、
東芝、NECなどがHD DVDと言うように、現行のDVD規格の
勢力図とは全く異なっているのです。

No.4の回答の最後で言ったことは、現在、松下電器産業のBlu-ray Discレコーダは
DVD-RAMをサポートしていますが、SONYは対応していない。
ただ今後DVD-RAMが普及すれば、読み込みくらいはサポートするだろう、と言うことです。
現行のDVDドライブでSONYがDVD-RAMをサポートする事は無いでしょう。

参考URL：

http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040630/pana.htm

お礼

説明ありがとうございました。

補足

Blu-ray DiscとHD DVDの両方に対応したマルチドライブも出てきそうですね。

回答No.6

jixyoji

こんばんわ,jixyoji-ですσ(^^)。

既に回答があるようにsonyは自社ブランドで【DVD±RW/R】規格を採用しており,松下電機の主流である【DVD-RAM】を採用していないだけです。自社規格を世に普及させようとしているのはnaga33kiさんも恐らくご存知のかつてのVHS,ベータの闘いでお分かりいただけると思います。マルチメディア総合研究所が発表した2003年度国内のDVDレコーダーのマーケットシェアですね。各社混沌としております。

「2003年度国内DVDレコーダー市場概要」
http://www.m2ri.jp/newsreleases/main.php?id=010120040610500

ただ次世代のメディアである【Blu-ray】ではsony＆松下陣営は同一の規格で協力関係にあり,『昨日の敵は今日の友』になっています。

「ブルーレイディスク」
http://www.keyman.or.jp/search/a_30000184_1.html

「パナソニック　DMR-E700BD-S [HDDなし ブルーレイディスク・DVD-RAM/R 地上・BS・110度CSデジタル内蔵]」
http://www.yodobashi.com/enjoy/more/i/cat_1045_10531264_20246274/23785237.html

「＜ＤＶＤ後継規格＞ソニー・松下陣営対東芝陣営の競争本格化」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040701-00000086-mai-bus_all

ただ次世代メディア規格の対抗馬で東芝とNECは【HD DVD】で競争関係にあります。

「HD DVD」
http://e-words.jp/w/HD20DVD.html

「NEC、HD DVDとDVDの記録再生が可能な光ヘッドを開発－HD DVDドライブを利用した再生デモも実施」
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20031218/nec.htm

また世界の工場中国では国家プログラム的に次世代DVDの【EVD(Enhanced Versatile Disk)】という規格を開発中です。

「EVD(Enhanced Versatile Disk)」
http://www.kaigisho.ne.jp/literacy/midic/data/e/e562.htm

「第36回「走り出した中国の特許戦略（上）」」
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/colCh.cfm?i=t_baba36

「低価格設定のEVDレコーダーが発売間近」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040703-00000011-scn-sci

それではよりよいDVD環境をm(._.)m。

お礼

自社規格を世に普及させようとしているのは分かりますが、せめて自社規格が廃れて普及させようにもさせられない状況を想定して欲しいのですが…
ベータとVHSの場合は、テープのサイズすら違うため、両方に対応したVTRの開発はできませんでしたが、DVD-R/RW＆DVD+R/RWなら実際にコンパチドライブも出ているというのに…
御礼が遅くなりましたが回答ありがとうございました。

補足

次世代規格は今は分かりませんね。ドライブもディスクも非常に高額なため、今後の様子見です。

回答No.5

noname#7530

簡単に考えると、DVD-RAMの開発は松下電器が深く関わっていて、ソニーさんは参入しなかったからです。

その逆に、松下さんは自社製品のドライブでは、ソニーさんが関わったプラスRWは徹底的にはじきます。

ソニーさんがRAM対応しなくてはならないような重大な事件があればわかりませんが。

ご参考までに。

お礼

ありがとうございました。
やっぱりDVD-RAMの独占状態にならない限り、投入意思はないようですね。

補足

＞ソニーさんがRAM対応しなくてはならないような重大な事件

たとえば、どういったものでしょうか？

回答No.4

desertion

DVD-RAMが日本市場で一人勝ちになると言う事態は考え難いです。
SONY以外にもDVD-RWを推すPIONEER等の陣営もいますから、
そう簡単にDVD-RAMが市場を独占できるとは思えません。
そうやって揉めている内に市場の中心は前の方の言われる通り、
HD DVDやBlu-ray Discなどの次世代規格にシフトすると思います。

その時の普及状況によってはRAMの再生くらいはサポートするかもしれません。
(この時メインの記録メディアは既に次世代に移っているので
DVD-RAMの書き込みはサポートしないでしょう。)

お礼

回答ありがとうございました。
でも、そのBlu-ray Discにもまた対抗規格があるのですが…

補足

HD DVDやBlu-ray Discなどの次世代規格でも、また揉め合いそうです。
規格の揉め合いが起きれば、普及が遅れることになりますが…

回答No.3

yama_x

>問題は日本国内でのシェアで、日本国内でDVD-RAMの一人勝ちになってしまったら・・・

たぶんそんな心配は無意味でしょう。
おそらくどちらかに統一される前に次の企画（BD）などを利用したドライブが普及し始めると思いますので。

お礼

回答ありがとうございました。
でも、その次世代光ディスクもまた規格が対立していますけど…

補足

その次の規格も、ブルーレイディスクとHD-DVDが対抗しています…
なぜかソニーと松下が両方ともブルーレイディスクサイドについていますが、東芝やNECがHD-DVDサイドについているため、次世代規格も混沌とするのは必至でしょう。

回答No.2

desertion

>マーケットもDVD-RAMに傾いているようですし。

それは少し違います。
日本国内に限って見れば、DVD-RAMはそれなりにシェアを持っていますが、
他の海外では、既にDVD+RWにかなりの差をつけられています。

SONYがDVD-RAMに対応しないのは、世界的にそれほど普及率の高くないDVD-RAMに
対応するよりも、DVD+RWを普及させる事の方に注力しているからでしょう。

参考URL：

http://ascii24.com/news/i/topi/article/2004/05/27/649793-000.html

お礼

ありがとうございました。
問題は日本国内でのシェアで、日本国内でDVD-RAMの一人勝ちになってしまったら、どれだけ欧米でDVD+RWが広まっても、SONYは結果的にDVD-RAMを投入せざるをえなくなります。
DVD-RAMはたしかに日本以外では普及率が低いですが、それはMDも同じ状況です。
かく言う僕もDVD±RWのドライブを購入しました(IOデータのDVR-iUN4S)が…

補足

以前質問したときは、DVD-RAMが一番売れていると聞きました。またDVD-RAMは書き込みソフトがなくても書き込めるので、巨大MOや超特大フロッピーディスクとして使用でき、その点でPCでの使い勝手も上だと思います。
もっとたくさんのメーカーがDVD-RAM規格が推し進めていれば、DVD-RAMの一人勝ちになったと思われますが…

回答No.1

noname#78418

この辺が参考になるでしょうか。
http://home10.highway.ne.jp/yokohama/dvdplus/DVDhistory.html

要するに、VHSとベータのときみたいな論争が今記録可能型DVDの間でも起こっていますよ、ということです。

お礼

回答ありがとうございました。
市場がDVD-RAMの一人勝ちになれば、SONYもDVD-RAM投入をせざるを得なくなると思いますが…マーケットもDVD-RAMに傾いているようですし。

補足

消費者としては、こういった対立がないほうがいいのですが…