- ベストアンサー
療養所の真実は?
- 腫瘍の性質が分からない中、手術の必要性について母が話しています。
- しかし、良性の場合は手術が必要ない可能性もあります。
- また、療養所での生活費用や保険の問題も考慮すべきです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
まず、質問者様がすでにそうであるように、素人(患者本人であっても)の意見を重視しすぎてはいけません。必ず、診察にあたっている専門家の意見を聞いてください。 同時に、ガンは切るなとか、薬は絶対飲むななどという極端な主張で売上を増やそうとする週刊誌や本のネタに飛びついてもいけません。当然、ツボを買えとか祖先のたたりとかこのキノコを食えなどといって寄ってくる人間は一人残らず追い払ってください。 さらに、医者であっても当然ヤブ医者、無能医師はいますので、一人の医師の意見だけを聞いて全面的にすがるのもよろしくありません(前者2つよりはマシである可能性が高いですが)。 医師の方針に疑問があったらセカンド・オピニオンを依頼し、必要に応じて転院してください。嫌がられるかもしれませんが気にする必要はありません。 そして、カルテも見ずに素人がこのような場で軽々に診断もどきをしたり、切ったほうがいい切らないほうがいいと勝手な意見を言い、それを信じこむのもよろしくありません。 一般論で言えば、良性の腫瘍なら手術しなくてもいい場合があるが、患者の体力や他の既往症など総合的に勘案して必要な方法を取ることが基本であって、良性の腫瘍だから何が何でも手術しなくても良いということではない、ということは注意してください。 また、これも一般論ですが、体調不良が当該疾患や手術に起因するものでなく、単に休んでいたいということならば、当然退院を進められることはあり得ます。病院は休憩所ではありませんし、近頃の病院は入院日数が長くなると儲からなくなるような仕組みになっているので、患者さんが山奥の療養所で一年暮らしたい、というようなわがままを言うのであれば退院を迫られる可能性は高いと思われます。 山奥の療養所についてですが、そんなものがいまどきあるのか知りませんが、本当に一年入院できるのなら、100万円で済む可能性はあります。 それは、民間の保険を使わずとも、高額療養費制度というものがあり、国の医療保険に入っていれば(健康保険証を持っていれば)、一ヶ月で8万円程度が上限になるからです。当然ながら食費は除かれますが(メシは入院しようがしまいが食べるから入院の時だけメシがタダ同然になるのはおかしいという理由です)、この制度を使えば年間96万円、複数回適用されれば8万円が4万円程度に下がりますのでさらに安くなります。 しかし、実際には入院は3ヶ月が限度となります。以前は老人病院などと呼ばれ、ほぼ住んでいる人がいましたが、これは治療ではなく福祉にほかならない、医療費削減が急務ということでこのような病院が潰れるような制度改革が行われ、現在はほとんど残っていないと思われます。入院→退院→リハビリなどを繰り返せばこの限界を突破することも可能ですが、診断書は医師が個人の責任で書くもので、金でも渡さないと都合の良い診断書を書いてくれるはずがありません。 介護保険病床ならばそのようなわがままも聞いてくれたりする場合もあるのでが、今や高級施設になっており、一ヶ月数十万円取るところも少なくありません。医療保険病床で1年間過ごしたいならば、精神科で入院することが現実的です。 ただし、HPも持っていないような田舎の古びた病院の中には、かつての老人病院、過渡的に特例許可病院、さらに介護強化病院、そして療養型病床などという形で生き残っている老人病院があると思われます。 以上となります。
その他の回答 (1)
- jing0708
- ベストアンサー率59% (485/810)
ほかの方が一般論はフォローしてくれていますので、肝臓良性腫瘍と病院の処置についてのみお答えします。 まず、肝臓良性腫瘍については学会からガイドラインが発表されており、腫瘍が大きくならないのであれば1年に数度のフォローアップ(画像診断)のみで経過観察することが一般的であることが明記されています。 抜糸後については体調不良の内容によりますがちょっと体調が微妙な程度であれば退院させる病院は多いです。保険点数的にも抜糸後のフォローは外来でやるべきであるという指針が厚生労働省から出ています。 療養所についてはわかりませんが、保険がおりるから年100というのは、民間保険から出る費用を差っ引いて100万かかるよ。ということではないでしょうか。 ちなみに、1年間も療養させてくれる療養所はほぼないと思います。ただし、それを売りにしている療養所は確かに存在します。ただ1年で100万というのはないと思います(食費などもかかるので)
お礼
ご返信が遅れまして申し訳ございません。 この度は貴重な情報を戴き、母ともども大変助かっております。 一言一句、注意深く拝読しました。 母に何度も読み聞かせ、自分でも食い入るように画面を見つめ、 「色々情報が得られて、安心できた」と喜んでいます。 お陰さまで、必要以上に不安な精神状態から解放されつつあります。 学会や厚生省のガイドラインなど、非常に参考になりました。 お話を聞けて本当に良かったです。 母も大変感謝しておりました。 この度は貴重なお時間を割いて戴きありがとうございます。
お礼
ご返信が遅れまして申し訳ございません。 この度は貴重な情報を戴き、母ともども大変助かっております。 一言一句、注意深く拝読しました。 母に何度も読み聞かせ、安心できたようです。 セカンドオピニオンにつきましても非常に参考になりました。 実は母の実妹も末期がんが発覚しており、 母は精神的に非常に不安定になっていましたが、お陰さまで落ち着きを取り戻しつつあります。 母も大変感謝しておりました。 この度は貴重なお時間を割いて戴きありがとうございます。