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インストール不要なソフト
素朴な疑問なのですが、デスクトップにダウンロードしただけで使えるソフトは わざわざインストーラからインストール処理をしなければいけないソフトと 何が違うのでしょうか? 逆に言うと、インストーラはよっぽど複雑なソフトでない限り 必要ないように思えるのですが、いかがでしょうか?
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ぶっちゃけ、Microsoftが定める Windows用ソフト開発のガイドラインを無視したソフトですよ(笑) Windowsは3.0系の頃はINIファイルと呼ばれる拡張子INIのファイルを 設定ファイルとして使っていました。これはこれで どこに設定があるのかわかりにくい面もありました。 テキストファイルだから変更しやすい反面、誤った設定で 起動不能になる人もいたでしょうし INIファイルの重要性を知らずに、1クラスタ分を余らす小さなファイルを 削除するような間抜けもいたでしょう。 Microsoftがレジストリー推奨とした理由は知りませんが レジストリーでは、知らない人は削除するリスクが無い 変更する際にはレジストリーエディター起動時に警告が出せる。 Microsoft的には、それでトラブル要因を減らしたつもりじゃないかと思います。 でも"インストール不要"という意味のわからない表現が生まれたのは (正確にはインストーラー起動が不要で、インストールしていないソフトはシステムに存在すらしません) レジストリーの肥大化から、動作異常や速度低下が生じるという 間抜けな展開が来たからです。 ゆえに、あえてガイドラインを無視して レジストリーを使わないように作ったソフトは ほかのところで、他のソフトと連携したりしない限りは 単独のソフトとして、特別な設定を行なう必要無く使えます。 ですから、特別な設定を行なうためのインストーラーを起動する必要がありません。 ゆえに、USBメモリーに入った実行ファイルと設定ファイル等を USBメモリーをインストールすれば、ソフトウェアも使えるようになっている。そういうものです。 installは就任といった意味も持つ言葉で 日本ではあまり使いませんが、英語圏でのinstallはインストーラーを起動しないで 導入する場合も使われますし、ハードウェアの取り付けもinstallと表現します。 ゆえに、英語圏ではインストール不要のソフトのことを portable Applicationやportable softwareと呼ぶようです。 なお、ポータブル化できないソフトというものはあります。 その代表的なものは、特定のDLLを必要とするものです。 DLLはダイナミックリンクライブラリ-の略ですが、共通に使われるものを 共用するために、OS側に用意されているもの、あるいは追加されたものです。 昔はMFC42.DLL必須というフリーソフトが多々ありましたが MFC42.DLLはOSに標準では無い、別途導入する必要がありました。 インストーラーは、その主目的のソフトに付随するDLLや 外部からとりよせる必要のあるDLLを、OSの中に自動導入するものがあります。 それを、ソフトを入れるUSBメモリーに入れておけば 必要なDLLがあっても、ポータブル化できる場合がありますが それが、多数であったり、取得の行程に障害があったり、複雑だったりするような場合には ポータブル化を断念されるようなこともあるんじゃないかと思います。 DLLのような仕組みは、現在ではどんなOSにもあるもので OS XやLinux系OSなどでは、単にライブラリーと呼ぶのが普通です。 必然的に、iOSやAndroidにもライブラリーが内部で働いていますし たとえば、Androidでは、端末情報-法的情報を辿ると 大量のライブラリーのライセンス情報が表示されます。 当然ながら、OS XやLinux系OSでも、インストーラーを使って いろんなソフトを導入しますが、あまりポータブルアプリケーションについては 積極な記事が見られません。 これは、レジストリーのような問題が、OS XやLinux系OSなどでは 深刻なレベルで起きていないからのようです。 Windows特有の便利なものというよりも Windows特有の問題の回避手段として生まれたのが ポータブルアプリケーションということのようです。 最近では、Googleとニューヨーク大学の共同調査の結果として "「アドウェア入りインストーラ」はマルウェアの3倍ダウンロードされている" http://it.srad.jp/story/16/08/10/0612241/ だなんて話題があったりします。 そういった問題を回避する方法の一つが、パッケージ管理システムで Linux系OSでは旧世紀のうちに利用されるようになっていましたし iOSやAndroidでも、パッケージ管理システムによって 「どこで手に入るのか?」わからず、変なサイトで地雷を踏むようなことは避けられます。 Windows10でも、Universal Windows Appsを提供するWindows Storeに次いで PowerShell上で機能するPackage Managementの仕組みが利用できるようになっているようです。 ただ、Linuxの様に、対応ソフトのほとんどがパッケージ管理システムの中に組み入れられる場合は その機能は最大限の効果をあげますが、Windowsの場合は 対象外のソフトが多すぎる現状では、充分に機能しないでしょうし… レジストリーの問題から来るトラウマや、単なる流言への同調で 相変わらず、罠を探しまわるような人は、何年も減らないんじゃないかと思います。
その他の回答 (6)
PCのアプリは環境設定ファイル、各種DLL等を『指定』の場所に 書き込みする為にインストールアプリが必要です。 全てのアプリで基本としては必要です。 インストール不要な物は『環境設定ファイル』への登録は初期起動時にしています。 単にコピペで可能な方式で『仮想アプリ』が有ります。 必要なファイルは全てフォルダ内に作成されますので、USBメモリにコピーして使えます。 Windowsは基本仕様としてDOSの環境を引き継いてますので、 必ず何かしらのインストール処理は必要で、どこにあっても動作する訳では無いです。
- kimamaoyaji
- ベストアンサー率26% (2801/10379)
基本的にWindowsnoシステムの機能を使うソフトはインストールが必要です、Windowsフォルダ内のInfなど数カ所にソフトの情報を追加します。 一方完全スタンドアローンなソフトはソフトだけで動作できるので、システムの機能を使いませんからインストール不要となります(容量の小さな複雑でないソフトが多いです)基本的にはソフトの作者のいこうと言う事になります
- emsuja
- ベストアンサー率50% (1065/2116)
インストーラーを使用してインストールするプルグラムにはそれなりの理由があるものもあります 1.Windows の場合各種プログラムから共通で呼び出される機能を DLL (ダイナミックリンクライブラリ)といった形で共有することがあります、プログラム A と プログラム B で共通して呼び出す機能を DLL として作成して A B 両方のプログラムから呼び出して使用するわけですが、プログラム A をアンインストールしたときに、B からも利用している DLL をアンインストールしてしまうとプログラム B を起動したときに利用しようとした DLL が存在しないとプログラム B が正常に動作しなくなります、その様なときに備えて、どの DLL がどのソフトで利用されているかを管理する必要があります、その管理をするためにインストーラーを利用することがあります。 2.有償ソフトの場合、インストールの途中でプロダクトキーを入力することで正規の使用者であることを登録することがあります 3.プログラムによっては、特定の拡張子を持ったファイルをクリックすることで特定のプログラムを起動することが出来るものがあります、これもインストーラーを利用することでその関連付けをすることがあります。 以上、ザッと思いつくことを書かせていただきましたが、これ以外にもいろいろと理由が考えられますし、インストーラーを利用していてもただ単にインストール先を自動設定しているだけで上記(もしくはそれ以外の)機能を一切使用していないものもあります。 当然 インストーラーを使用していないソフトは上記(もしくはそれ以外)の機能は有していないことになります。
お礼
色々とケースを上げていただきありがとうございます!
- OnePunchMan
- ベストアンサー率23% (919/3935)
インストーラを使用するソフトは、起動できる環境の場所(例:C driveのProgram Fires)に直接インストールしてくれますが、そのようなソフトは、起動できる環境の場所(例:C driveのProgram Fires)でないと、起動できないものが多いです。また、デスクトップにダウンロードするタイプは、デスクトップ以外の場所(例:マイドキュメント)からでも起動できるタイプのものが多いです。
- notnot
- ベストアンサー率47% (4900/10358)
特に違いはありません。 インストーラーを使わないソフトの場合、解凍して、適当な場所に置いて、起動用のショートカットをしかるべき場所に作るということが必要ですが、そういうことを出来ない人には、インストーラーが便利です。
- maiko0333
- ベストアンサー率19% (839/4401)
PC経験者のレベルによるんですよね。 デスクトップに作ったダウンロードファイル(展開した実行ファイルや設定ファイル) を消してしまう人がいるんですよね。デスクトップがいっぱいになりますからね。 画面下のタスクのアイコンで起動できる方が良い人がいるのです。 あなただってデスクトップに30も40もアイコンがあったら邪魔でしょう? 適度な数が良いのでは?
お礼
インストーラを使わないソフトが出てくるようになった経緯まで詳細に書いていただきとてもありがたいです!!おかげで納得がいきました。ありがとうございます!