４Ｋテレビは東京オリンピックが始まる頃に４Ｋ放送規格が決まり、放送開始になるはずですが、それまでは購入しても従来放送しか見られませんよ。
チューナーの販売が遅いのは、実はＵＨＦ放送が始まった頃からで、４Ｋ放送もチューナーを買い足さなければ見られないと思います。
ところで４Ｋ放送ですが、著作権団体の横槍で録画出来ないようになりそうですし、番組制作費の高騰で番組内容も期待出来ないものになりそうで、４Ｋテレビを購入しても宝の持ち腐れになるかもしれませんね。
４Ｋテレビを購入するとしたら、４Ｋ対応ブルーレイプレイヤーと豊富なブルーレイ映画やアニメのソフトが無ければ意味がありませんが、それもどうなるかわからない状況です。ＤＶＤ映画やアニメが主流の現在では、期待出来ないのではないかと思います。
過去の例を上げて考えればわかりますが、テレビ技術が進めば進むほど、娯楽番組がつまらなく感じる傾向があります。アナログ技術のブラウン管テレビが一番人気があって、デジタル技術、液晶テレビと進むに連れて、消えて行った娯楽番組の数が膨大で、フルＨＤ液晶テレビが主流の現在ではテレビ離れが深刻化しています。
高解像度になるほど、絵画や自然風景のような緻密な映像は綺麗に見えるのですが、娯楽性を伴う映像には適さないのかもしれませんね。テレビが娯楽だった時代は終わったのかもしれません。
