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ギターアンプ。他のアンプとの違い。

シンセの練習用に小型のギターアンプを買いましたが、 世の中には、他に「シンセ用」とか「エレピ用」とか「ベース用」とか、色々あるのですね。 知りませんでした。 何か、決定的な違いがあるのでしょうか? 詳しい方、おられましたら、ご教授願います。

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回答No.4

はじめまして♪ 出て来る音、音の演出に明確な違いが在ります。 ギター用はEギターらしい音が出るように、エレピ用も、ベース用も、そいう「各楽器」の音を得出するのです。 他に、電気信号として、EギターやEベースのピックアップが発電した微小信号が少し特殊なので、ハイインピーダンス受けとなる入力回路で構成されています。音造りは別として、オーディオインターフェースでもEギターやEベースを直接接続出来る切り替え機能を持つ場合、Hi-Zとか、INSTやギターなどの表記が多いようです。 (似た様な微小信号でも、比較的ローインピーダンスで使われるのがマイク信号です。このため、ギターアンプ等でも特徴的な音造りを強くしない別経路(ジャック)でマイクも使える製品があります。) 大きい音を出さないのであれば、一応一般家庭用のオーディオセットで、シンセ等の電子キーボードは鳴らす事が出来ます。 ただ、キーボード側の音造りの中で、思いのほか極低域の振幅過大になるような組み合わせだったり、ほとんど聴こえない超高域が多すぎる音造りも出来る場合がありますので、あまり強く聴こえていないが、極低域や極高域ではスピーカーの能力を超えてしまう場合も無いとは言えないので、オススメは出来ません。 有る程度帯域制限をしたり、良質な音よりも安全性を優先に造られたキーボードアンプやPA機材の方が、シンセには適している。という事になります。 小型のギターアンプでも、本当に「ギター演奏に特化した」という製品も在れば、マイクも使える、iPod等の外部音源機器も使える。という製品も在ります。 『外部音源入力』を備えていれば、変換ケーブル等でシンセを繋いで、まぁそれなりに。。では在りますが、個人練習用にはほぼモンダイは無いと思われます。 (シンセでの音造り、コノ部分はヘッドホン等で確認しておきましょう。) 家庭用オーディオも楽器用アンプ(スピーカー付)でも、PA用セットでも、大雑把に言えば、小さい音響信号を大きな音にする、という流れは同じです。 しかし、それぞれの用途により、最適化していくと、それぞれ専用に分化して行くのです。 一般道路でも、大型バスやトラックも在るが、小さな軽自動車も高価なスポーツカーも、高級セダンも走っています、目的地に行く。というのは同じですが、多くの荷物を運ぶのと、多くの人を運ぶのと、きびきび走りたいとか、アレやコレやで違う選択肢が存在するのと、おおよそ似たような事でしょう。 私は中学時代に吹奏楽部で主にトロンボーンを担当していました。同じ金管楽器だから、、、と言ってもトランペットやチューバ、なかなかウマク鳴らせなかったなぁ、、、一応音は出せますけれど(汗) むしろ、物凄く違うホルン、コンクール限定で4ヶ月だけ担当しましたが、深みの有る綺麗な音は無理でも、強奏部分はそれなりに良かったのかも?(そいう意図で、顧問先生が配置換えを提案したんでしょうし。。) 似て非なる物、しかし、ドコカで応用する工夫が在れば、有る範囲なら流用可能。 ギターアンプが流用出来やすい製品であれば、練習用には使う事が出来ると思います。 しかし、あまりにも「流用しにくい」造りの物であれば、違うモノを求めた方が良いと思いますよ。 『楽器用』という大きな枠だけでは、適さない物に遭遇する場合も多いのが現実。 今回の選択では「キーボード用」というのがターゲット(目標)だったのです。 何事も失敗は避けたい事では在りますが、現実的には失敗を良い経験として、レベルUPしたほうが、より良い人生だと思います。 がんばってください♪

その他の回答 (3)

  • sirasak
  • ベストアンサー率27% (348/1287)
回答No.3

「シンセ用」「エレピ用」とはKB用やマイク用同様に比較的フラットな周波数に近い、HiFi用、AV用、ラジカセ、コンポなど普通の音量機器特性を目標にしている設計と思います。 バスレフもありますが、高級品は密閉型にして低音が低下しないものが多いと感じます。 ご存知のように小型スピーカーでは低音不足のものが多い。 「ベース用」も密閉型で低音の低下を防止してあるものが多いけど最低基音約40Hz以下は必要がないし、演奏ではオクターブ上で感じる楽譜基音の約80Hz以上を使うことが多いので意外に重低音が出にくいものが多い。 それらと特に違うのはギター用であって最低音基音が約80Hzでも2倍音の約160Hz音に感じるし、ベースギターと同じで約300Hz以下低音は特に必要としないために、安価に出来て、放熱も良くて、後ろから出る音で豊かに感じる後面開放型が多いと感じます。 低音が必要ないので、効率が良いスピーカーが使えるので、高級品では30cmスピーカーで耳につく5kHz位の高音が100dB/m/w位の高効率のものを使うことが多いように思います。 又、他の機器と違って、ギター用とベース用はピックアップ特性補正と、高音を強調する特殊なイコライザーカーブや、エフェックトを備えたものが多いと思います。 独自私見です、参考まで。

win95
質問者

お礼

なるほど。楽器用アンプ付きスピーカーは、原音を加工して独特の音を出す物が多く存在するのですね。 どうやら、一般のスピーカーと比較するのが間違いで、もはや楽器の一部なのですね。大変よく分かりました。ご丁寧に有難うございます。また勉強になりました。 ところで、今回のギターアンプ。あまりの低域の無さに腹をたてて(おいおいおい・笑)、オーデイオ用のサブウーハーを追加しました! 低域は劇的に変わり、ドカドカ出ます。 つうか、「最初からシンセ用買えよ」ってな話ですね。まぁ、でも、もともと機械が好きなこともあって、色々と遊んでいます。 あと、メインのボリュームの前(入力の段階で)に「ゲイン」と「ボリューム」がついていましたが、あれは意図的にオーバードライブにして、ディストーションをかけるモノなのですね。 楽器用は奥が深いですね。興味が尽きません。

win95
質問者

補足

余談ですが、ミュージシャンがステージの足元に置く、モニタースピーカーでも面白かったかも知れませんね。

  • John_Papa
  • ベストアンサー率61% (1186/1936)
回答No.2

こんにちは。 アンプと言ってもアンプ付きスピーカーの事ですよね。 『シンセの練習用に小型のギターアンプを買いました』 やっちゃいましたね。 きっと「俺もやっちまった」というお仲間が沢山居ると思います。 「シンセ用」とか「エレピ用」と一般オーディオ用にはあまり大きな違いはありません。これらは、入力された音声信号を比較的正確に音にします。 低音から高音までワイドレンジに比較的均一に音が出ます。 一方ギターアンプは、最近では二種類あります。 古典的なギターアンプと、「シンセ」とか「エレピ」とか「ボーカル」にも使える多用途アンプです。 古典的なギターアンプのスピーカーはのオーディオ用ウーハー(の中でも中低音用)が流用されることもありますが、それでもギター音域を除く低音や高音は出ません。 そんなスピーカーを鳴らすアンプも正確に音を出すよりも、楽器として面白く使えるものとして、スピーカーで不足しがちな高音を強調したり、オーディオでは嫌われるオーバードライブ歪みを出やすくして太い(と感じる)音に変えたりする働きを要求されます。 つまり、ナローレンジだし癖のある音です。 パワフルで故障しにくいというステージパフォーマンスに最適な特徴もありました。 この古典的なギターアンプが、その後のギターアンプの基本になってます。 ベースアンプも同様ですが、更にスピーカーにとって過酷な低音域と切れの良さが求められます。 多用途アンプは、土台は「シンセ用」に近いですが、ギター入力に対してはアンプシミュレーター回路を通してギターアンプっぽい音が出せるようにしています。 「エレピ用」や「(ハモンド)オルガン用」には、「シンセ用アンプ」にオーバードライブ歪みを付け加えるタイプの物もあります。クラシックピアノなどのクリーンな生っぽい音ではギターに太刀打ちできませんので。 このように楽器用アンプ付きスピーカーは、原音を加工して独特の音を出す物が多く存在します。 一般にシンセは、原音をシンセ自身がエフェクター等を使って加工した音声を出すので、アンプ付きスピーカーは、DTMのモニター用とかPA用がマッチする筈です。

win95
質問者

お礼

仰る通りです。 「やっちまいました 笑」。 低音は小さいと言うより、「出ません!!」。あーあー。 John_Papa 様には、いつもお世話になっておりますが、今回は、ちょっと反則技使いますので、次回の報告をお待ちください。 ちくしょー。くじけないぞ(独り言)。

回答No.1

それぞれに得意なところがある、ということです。 世の中には汎用的なアンプが電子楽器やエレキギター、ボーカル用マイクなどをつないで音を出すことができます。 そのうちにエレキギターに最適化したもの、エレキベース用、中には専用(なのか融通が効かないだけか)というものもあります。 それで「シンセ用」とか「エレピ用」とか「ベース用」というのはそれぞれの楽器の特性に合わせた強み、例えばベース用は低音の音の鳴りが良いとか、わかりやすい特徴ですね。 エレピ用を謳っているのならたとえばステレオだったりするんじゃないでしょうか。 メーカー、値段等によってまちまちなのと、大は小を兼ねる的な活用ができるので、四角四面にこうです、といえるものとはまた違います。

win95
質問者

お礼

なるほど。それぞれ、特性があるのですね。 大変分かりやすいご回答、有難うございます。 参考になりました。

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