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スクール通いで夢を叶えるか悩んでいます
- 夢を叶えたいためにスクールに通うか迷っています。31歳(未婚)女性です。プロのイラストレーターとして在宅で仕事がしたいと考えていますが、現在は独学で描いておりデジタルも極めたいと思っています。
- スクールを考えた理由として、デジ絵を描いたことがなく技術やスキルを習得したい、個人で仕事を取って独立する方法を知りたい、キャラクターの身体構造や配色などの知識が不十分だと感じている、未婚のうちに挑戦したいなどがあります。
- 学費の高さや独学でできるのかという疑問、将来結婚を考えている彼に相談したところ「やっておいた方がいい」と言われるものの、現実的にどうなのか考えると迷っています。候補のスクールの説明会に参加する予定です。ご意見やアドバイスを頂けると嬉しいです。
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質問者が選んだベストアンサー
No.5です。 すみません、どうしてもちょっと気になって、もうひと声アドバイスを。前回私が書いた内容ではまるで貴方に「夢を諦めろ」と言っているようにもとれるかと思い、そのあたり補足させてください。前回私が書いた内容の「やめとけ」は、決して「夢を諦めろ」ではありません。 夢を諦める必要ない。絶対に。 むしろ、夢は諦めないでいつまでもどこまでも追いかけて欲しい。 ただひとつだけ、「夢をもっている自分への憧れ」といった間違ったものでないかどうかが心配です。恋に恋する、みたいな事です。質問者さんの文章からは真剣に考えたい旨は確かに伝わってくるのですが、イラストレーターになる、絵を描く、絵で食いたい、といった思いとしてはあまりにも薄く感じ、ただ何となく「在宅の仕事とか今後時間の融通も利きそうだしいいんじゃないかな~在宅なら何だろうイラストレーターとかかな~」くらいの思いつきの発想に感じてしまいます。「夢」だという割には色々と知らなさ過ぎるといいますか…。 そういう心配は私の読み違いで、本当に心に抱いている「夢」である前提で、じゃあ、アプローチの仕方をどうしましょうか、という事です。貴方の発想が現実に対して合っていないのでは、と感じるわけです。なので、「こちら関係」の事をもう少し記しておきます。少しでも貴方のこれからの糧になればと思います。 この仕事が「アウトロー的職業」である認識をもった方がよい、というのは前回書いた通りですが、そもそも「在宅イラストレーター」つまり「フリーランスのイラストレーター」というものは、本来であればいきなり最初からやる(やれる)べきものではありません。 理想の(通常の)流れは、こうです。 1~4年目 勉強時代。同人活動を行いつつ、常、チャンスはうかがう。 5~10年目 修行時代。勉強と同人の成果を武器にゲーム会社(等)へ就職。 11年目~ 独立。フリーランスへ。全ての経験、実績、ツテを武器に個人事業主へ。 どういう事か、お分かり頂けるでしょうか。まともにフリーランスで戦えるようになるまでに、軽く10年はかかるのです。これはよほど運が良いか天才的実力の持ち主でない限り、ほぼゆるがず私自身も例に漏れません。世には数多のフリーランスのイラストレーターがおりますが、今、ひとつの成功をおさめている、または売れはじめている、そういった者は大抵10年はあまり売れずとも水面下で頑張ってきた者達です。正に、「夢を追ってきた」という事。 この「10年」を質問者さんにおきかえると、貴方がスクールへ行ったにしろ独学で学んだにしろ、満足な結果を出せるのは41歳を過ぎる頃、と考えられます。予想を遥かに上回る才能や運があった場合はもっと短縮できるでしょうが、現実的に考えて「10年」は固いと考えた方がよいです。ヘタをすれば、それよりもっとかかる。とてもじゃありませんが1年や2年ですぐにはばたける、結果を出せるものではないのです。 貴方が男性で将来を考えている相手もいない、ともなれば「いけ!やっちまえ!」で済むのですがそうじゃない。貴方は女性で、31歳で、結婚を考えている相手もいる。女性という事は、出産年齢を考えなければならない。果たして、イラストレーターとして成功するであろう41歳を過ぎるまで結婚や子供を保留すべきかどうか。結婚や子育てとなればそこでまた沢山のお金だって必要になる。 なので、スクールは「やめとけ」。です。だって最重要な「学ぶ」という事は本当に完全に独学で間に合ってしまうのですから。仲間(横繋がり)だって今の時代Pixivやツイッターでつくれる。ソフトの使い方だって、いいなと思う絵を描く人のライブ配信でも見に行き、そこでチャットで話す事だっていくらでもできます。しかも貴方は既にフォトショを使えるようですから、新たにsaiやクリスタが必要かというとそうでもありません。私はフォトショ一本で描いておりますがそれで十分間に合っています。あちらは手ブレ補正などありますが正直無くてもぜんぜん描けます。 ちなみに、業界ならではの見えざる「何か」なんていうものはもう何も無いですのでスクール等に変な期待はされないように。技法も、営業(売り込み)も。何もかも。前回書いたとおり、この仕事は既に丸裸です。 ですから、多分貴方へのお勧めは 1~4年目 勉強と同人メインでバイトのかけもち。チャンスはうかがう。 5~10年目 些細でも仕事を取れるはず。絵仕事、同人、バイトの日々。 11年目~ もうそれなりの実績や実力があるはず。更なる夢、次のステップへ! こういう事になる思います。スクールで無駄なお金はかけていませんし、これならどのタイミングで結婚や出産しても大丈夫でしょう。もし出産の際には一時的に活動休止となりますが、様子をみて再開できますしね。好きなんだから好きなりにやればいいんです。 で、あとは同人活動。これは貴方という存在を世に知って貰う為にも重要ですので、コミケ、コミティア、クリエイターEXPOなど、どんどん参加し、作品をどんどん発表しましょう。日頃はPixiv、ツイッター、ニコ静、ニコ生など最大限に活用してください。TINAMIというのもあり、TINAMIであれば「教えて貰う」専用の場も設けられています。この同人活動のなか、仲間もつくってお互い高め合うという事です。 仕事の実績はそうなくとも、同人での実績や実力さえついていれば向こうから声をかけて貰える事は少なくありません。なので、趣味(同人)をメインに、仲間や同人の先輩をつくり、趣味といえど真剣に向上心と目標をもってやってく。そういうスタイルをおすすめします。 最後に、もうひとつ心配だったのですが質問者さんは漫画、アニメ、ゲーム、萌えなどのいわゆるオタク文化はお好きなのでしょうか…? 万が一「そちら系はNG」となると根底から崩れます。お先真っ暗です(苦笑) 非オタク系の仕事となると絵本、一般小説関係(表紙)、雑誌関係(イラストカット)あたりになりますがオタク系の仕事のように「それで食っていく」は不可能と考えてください。仕事の需要が無さ過ぎる。また、それだけに門戸も広く一般に開かれていません。
その他の回答 (7)
色々な意見が出ていますが… スクールというのがどういうもので、期間や費用がどれくらいかにもよりますが ここで相談するということはある程度長期間通うようなところで、費用も一括して数十万(もしくは数百万)くらいかかると想定して回答します。 率直に言って、プロになることを考えるならむしろ行かないほうがいいと思います。 時間の無駄です。 そもそも現時点でフォトショップは使えるとのこと。 塗りならフォトショップ一本で問題なく完結できますし、線画はクリップスタジオでもあればできます。 (saiも選択肢としてアリとは思いますが、確かあれってもうサポート終了してたような…) そして、ソフトを既に触ったことがあるなら3000円くらいの教本を1冊買えばそれ以上のことはどれだけ学校に通っても教えてもらえないと思って下さい。 よっぽど、ハリウッド映画のCGみたいなことが学びたいなら別です。 でも見た所雑誌や広告の挿絵レベルの話ですよね? それが独学ですらできないということは、言っては何ですが素質が無いとして諦めたほうがいいです。 ただ私も、全面的に諦めろと言いたいわけではなく… 前の回答で「結婚出産を考えるなら早く」とありましたが、私はむしろ逆ですね。 結婚出産してからやったほうがいいんじゃないかな、と。 まあ始める順番はどちらでもいいですが、結婚して子育てしながら主婦業の傍らでイラストの仕事をしている人って多いですよ。 とは言え、ご質問文の感じだと何となく「スクールに通うのが夢」という印象もあるので、それなら彼氏さんの言う通り今のうちにやっておいたほうが後悔はないでしょう。 ただ、ローン組まないといけないのにそこまでやっても、見返りは「学友ができる」程度のことしかないはずですよ。 そしてその友達も、多分ほぼ全員がスクールを出ても絵の仕事などできない人たちです。 考えてもみて下さい。基礎の基礎から学ぼうと集う人の中に元からプロの人なんて多分いません。 更に、そんなスクールを出てすぐ絵の仕事ができるなら世の中今の100倍の人数はイラストレーターがいるはずです。 言ってることはわかりますよね。 そういう人脈を作るためにわざわざ何十万も払ってもなあ…という感じが、私はしますね。 ご自身の絵が現状で一応お金になるかどうかは、「クラウドゲート」辺りに応募してみるとわかるんじゃないかと思います。 (詳しくは書きません。類似企業も多くありますのでご自身で検索なりしてお調べ下さい) すぐ採用になるかはともかくとして、ここに通るレベルまで独学でいけない人はスクールに通っても意味はないと思います。 それでもし依頼が来るようになったら、何本か仕事をこなすうちに自分の足りないところがわかってくるはずです。 その弱点を補うための勉強としての短期講座っていうのは都内なら結構ありますよ。 1回いくらでモデルさんをデッサンできる教室とか、パースだけ教えてくれる2日間だけの講座とか、ソフトの使い方の基礎講座3日間とか。 こういうところにはプロもよくいますから人脈にもなり得ますし、講師のレベルも高くその場所から仕事に繋がったりということは結構あります。 私も以前一度だけ参加したデッサン教室でイラストの仕事の声がかかったことがありました。 ていうか、今の時点でもむしろそういう短期講座に行ったほうが集中して得られるものはある気がしますね。 あと、こういった質問にありがちなのが「まだpixivに投稿したことがない」というものですが、別にpixivなんて投稿資格も何もない、幼稚園生でも投稿できるんですから、今すぐアカウントを取って紙に描いた絵をスキャンするなり写メするなりして投稿してしまえばいいです。 気に入らなければ削除もできるし、どうしてpixivをそんなに神聖化するのかよくわかりません。 投稿したって1円のプラスにもマイナスにもなりませんしね。 ただ、どうしてもスクールに後ろ髪を引かれるのであれば、それはそれでスクールさんが潤うので通うことは喜ばれるし、ローンもちゃんと返せるなら誰も損はしないです。 確かに後から「通ってたプロになれたかも」って思っちゃいそうですしね。その気持ちはわかります。 とは言え、通ったからと言ってなれない…というか、素質がない人にいくら教えてもできないものはできないですし、素質があればスクールに行かなくてもプロになれちゃいます。 営業のしかただってちょっとググればいくらでも出てきますよ。 ちなみに配色については色彩検定の勉強でもなさったら…と思いました。 蛇足ですが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 おっしゃる通りだと思いました。 独学でスクールの内容を取り入れられるなら、お金の無駄ですよね。 わたしが説明会に行き考えていたところは半年コースで60万弱くらいです。 (キャラクターの人物パース基礎講座、クリップスタジオ講座の2つ) ririsakuraさんが行っているような短期講座で人脈を作れる事もあるのでスクールは本当に時間とお金の無駄かな^^;と思いました。人物パースも、そういう本がありますしね; 自分の学びたいものは本でも買って独学でとりあえず頑張り、自分の出来を図ってみようかと思います。それさえも出来ないようなら、根から素質がないという事なのでしょうね。 クラウドゲート、都内の短期講座、ググってみます。Pixivにも、1枚出来たら気軽に乗せてみる事にします。行動しない事には何も動きませんよね。 どうもありがとうございました。
- bulldog-lima
- ベストアンサー率20% (18/87)
>夢を叶えたいためにスクールに通うか迷っています。 →デジタル制作の経験がゼロなら、技術を習得するためには通うしかないですね。 質問の回答としてはそうなります。 が、プロになったとしても、経験値の高い競争相手と同列で戦えないと思った方がいいです。 つまり、小学生のころからデジタルでイラストなどを描いて、今活躍している連中と、30代でデジタル制作を習い始めた人と同じ土俵では戦えません。 彼らは職業イラストレータです。 ですので、戦う土俵を変えるしかないです。 作家としての土俵ですね。 あなたしか描けない絵、イラストということになります。 コンクールを目指す、とか、ラインスタンプ作家とかですね。 ただし、生活のための収入は他で得る必要があります。 後は他の回答者さん達が回答されているとおりです。 夢、叶うといいですね。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 同じ土俵では戦ってはいけない。 なるほど、その通りですね。 今や中学生などからデジ絵を極めプロの様に上手い方が沢山います。確かにその方の上に立つ事はあまりにも大変です。誰にもないもので勝負をかけるほかないですよね。 今後の行く道を、よく考えてみます。 ありがとうございました。
- oktonny
- ベストアンサー率51% (22/43)
萌え系イラストレーターです。アドバイスさせて頂きます。 本当にごめんなさい。最初に言わざるをえませんが、質問者さんの考えは甘すぎるかもしれません。「将来結婚を考えている彼」というひと事。これがあまりにもひっかかります。あと、「描き始めたら楽しいのにキッカケがないと行動に移せない」との事も。いえ、普通の仕事であれば全然良いのです。ですが、この仕事は一般職とは大きくかけ離れた「アウトロー的職業」であるという認識をもった方が良いです。 決して貴方を叱咤するつもりはございませんが、経験や本心や実情を色々と記しておきますので、超長文で恐縮ですがよくよく読んで、彼とも本当によくよく、よーーーーーーーーっく、話し合って考えてください。正直に言います。「やめとけ」。 さて、私の場合は、スクールは無駄と判断し完全独学で修行し現在に至ります。スクールへ通わなかったのは金銭的理由も大きいです。ちょっと高すぎて・・・。就職希望が無いとの事ですので、そのあたりからも質問者さんにはスクールはおすすめできないかもしれません。 で、現在、食えてはおりますが本当に茨の道です。私は会社員ほかいくつかの職業を経て今の職をやっていますが、前代未聞に低収入です。同年代の一般職の友人なんかとは絶対に比べられません。それでもやっていけるのは、この仕事こそを愛しているからです。 現実的にそういう金銭面の問題があるので、生半可な気持ちでは本物の超天才でない限り耐えられなくなって潰れます。絶対に無理。とても食えません。本当にやるのでしたら、相応の覚悟で挑まれる事をおすすめします。 ちなみに、私がまず最初に覚悟を決めたのは「結婚できなくても仕方ない」と割り切る事。孫を見せられず子孫繁栄できず、両親や先祖に申し訳ない気持ちを持ちつつも我を通す身勝手な自分を明確に意識する事。質問者さんと食い違っていますよね。そして、「一般的な」生活リズム、「一般的な」友人関係、「一般的な」遊び、「一般的な」収入、経済力、それら全てを捨てる覚悟も決めました。それでもやりたいから、どうしてもやりたいから、覚悟を決めました。生きる事の最優先を絵と定めた感じです。 その上で、私は完全にゼロの状態から独学で勉強しイラストレーターとなりました。私の場合は修行時代およそ4年、夕方~夜までは普通のアルバイトをし、帰ってきたらそのまま朝まで絵、勉強。で、寝て夕方起きて、またアルバイト、という繰り返し。24時間のうち睡眠8時間、バイト6時間、修行10時間という感じでした。バイトが休みの日は睡眠8時間、修行16時間で、休日的なものは一切無しでやっていました。他に余裕は一切ありませんでした。 以下、色々と具体的に書いておきますので、判断材料になれば幸いです。 <スクールに行く事の恩恵は?> 二点に尽きますかね。 まず同じ道を志す「仲間」を確保し易い。これ、結構大きいです。仲間や先輩と共に、お互い刺激し合いながら学ぶというのは、独りきりでやるよりも遥かに効率的です。質問者さんもご年齢から察するに、様々な社会経験によりそのあたりの感覚はお分かり頂けるかと思います。実際、私は独学が故に横繋がりが一切なく当初苦労しました。右も左も分からないのですから。今からの独学でしたらPixivやツイッターは仲間づくりで絶対にやった方が良い。 そして、ソフトウェアの操作。これがまた独りきりだといつまでも「駄目すぎる」使い方をしているままになってしまったりする。その点スクールに通った場合はそもそも講師が居ますからね。レイヤーの使い方から何から何まで、仲間や先輩が居た方が圧倒的に上達します。 一応、本来はもう一点、就職活動のバックアップを受けられるといった点がありますが、質問者さんの場合は在宅のフリーランスでお考えのようですから、ほぼ関係ないでしょう。 <逆に、独学で十分学べる内容は?> 全部です。何でも。今、もうあらゆる技法やなにかは全て丸裸となっています。インターネットで、Pixivで、大量の「講座」が無料で手に入る。学べる。既に旬は過ぎましたがライブ配信も沢山あり、様々なイラストレーターがその技を見せています。それでも足りなければ、書籍だってある。教本関係も、もう出尽くしました。本当に死ぬほど出ています(笑) それらから、本当に全部学べてしまうんです。ただし、やる気と覚悟と根性が必須。そして絵が好きだ、愛しているという思い。悪くいうと今は情報が多すぎて、情報量に溺れ、逆にどうしたらよいか分からなくなってしまう可能性がある。それを回避する為には、絶対に着地点を決めておくこと。「○○さんのような絵を描けるようになりたい」「○○の仕事がしたい」など、目標です。その目標を明確にし、それに見合った情報を自分できちんと選別して効率よく勉強しないと、多分溺れてしまいます。 <在宅でどんな仕事が想定されるか> まず大前提として、昨今はもうデジタルが主流すぎてアナログではほぼ戦えないと思ってください。発注側がアナログを求めていない場合が殆ど。 1.ソーシャルゲーム関係のキャラクターデザイン これが最も現実的に、且つすぐに得られる仕事です。圧倒的に需要が多い。その需要の多さから、とりあえずソーシャル関係で最低限の稼ぎは確保している、というイラストレーターも少なくはないです。素人レベルでも誰でもやれる、求められる程に異常な需要でしたが、ここ1年程で様子が変わり、それなりの実力がないともう厳しいです。 仕事の内容は、「こういう感じのキャラを描いて欲しい」との旨の発注を請け、それに見合った衣装デザイン、キャラクターデザインなどを行います。炎や電気などのエフェクト関係をやたら求められます。また、「塗り」をもっとこうして欲しい、体格をもっとこうして欲しい、線の入れ方をこうして欲しい、などやたら細かな注文や修正も多いです。 仕事の取り方は仲介業者にコンタクトをとり、仕事を流して貰うというのが一番確実。ネームバリューが一切無い場合は黙っていてもほぼ仕事は来ませんので、まずは仲介業者に認めてもらい、仲介業者に仕事をとってきて貰うわけです。 この場合、「きちんとした」仲介業者で且つ貴方の絵を認めて貰えたら死ぬほど仕事が入ってきます。本当に、死ぬほど(笑) 食うに困らなくはなりますが、決して単価的効率は良くありません。それがソーシャルゲーム関係。一部のソーシャルゲームには高単価なものもありますが、基本的に単価は低いと考えてください。目安として、月に30万円~40万円稼ごうと思うと「睡眠、風呂、トイレ、食事」これ以外の時間はずっと常に描いているという状況に陥ります。監獄です。質問者さんの場合、彼との生活に確実に影響が出ます。逆にいえば自分で請ける量を抑えれば・・・というのもひとつですが、新人でいきなりヘタに自分の都合を死守するのは決して印象が良くなく、継続して仕事が来なくなる要因になります。 2.登録制の仲介サイトに登録する これはイージーさでいうと1.のソーシャルゲーム関係を上回ります。どんな素人でも登録するだけで仕事を請けられる可能性があります。しかしその性質上、学生や主婦、趣味で何となく描いている類の者やアルバイト感覚の者が多く、全体的にかなり低レベルです。そのまま、単価も尋常ではない低さが目立ち、仕事もどれだけ取れるか不安定。受注側が素人であれば発注側も素人というケースが殆どです。これだけで食うのはまず不可能と考えるのが現実的です。 3.出版関係 ライトノベルの挿絵(及び表紙)や一般文庫の表紙、絵本などです。1.のソーシャルゲームがかなり細かく様々な注文が多いのに対し、こちらは描き手の感性に任されるのが主です。それだけ聞けば自由で楽なのでは、とお感じになるかもしれませんが、逆にいえば貴方だから描ける確かなもの、といった曖昧でなものを求められる為、難易度は高いといえます。主に賞へ応募するか持ち込みにて仕事を貰います。 特にライトノベルについて、1.のソーシャルゲームは絵を主に、あくまで企画内の「素材」として求められる感が強い事に対し、こちらは「看板」、つまり絵で客を呼び込む為のもの―――つまりどれだけ客を呼べる絵が描けるか、という事になります。というか、売れるように色々と考えて描かなければならない。これが一度や二度使って貰えたからといって安心できず、あっさり切られる事も少なくありません。ただし新人であっても編集がこれだ!!というほど既に魅力的な絵を描ける場合は一気に安定も夢ではありません。原作先生も同様ですぐ打ち切られる場合がある=絵担当のこちらの仕事も原作先生が打ち切られた時点で打ち切り、となりますがすぐに別の新作の方をやらせて貰えたり、という事です。 ただし、問題は需要です。1.のソーシャルゲームの超需要に比べると圧倒的に少ない。小説の新刊はそんなにぽんぽん出ません。原作先生も一生懸命書いてくれていますが、3ヶ月~へたをすると6ヶ月ごとに新刊、というペースですのでとてもではありませんが1本じゃ食っていけません。目安としてはもしライトノベルだけなら5、6本は掛け持ちしてないと無理。しかしそんなに仕事がない場合がほとんど。なので通常、皆、複数レーベルに渡って何本か掛け持ちしたり、ソシャゲや漫画他色々な仕事を掛け持ちするわけです。 4.あとはいきなりは難しいですがギャルゲのグラフィッカーや原画。 すいません文字数の限界が(汗) 何にしてもオタ系仕事との付き合いは食っていく上で必須(重要)。 目標は明確に! 後悔のないよう、頑張ってください。
お礼
文字数の限界まで、たくさんの事を教えて頂きどうもありがとうございます。 プロの厳しさ、現実がよく分かりました。 oktonnyさんのような覚悟、わたしに今あるかと言われたら正直、ないに等しいです…。 なによりも絵を愛し生き抜く姿はご立派だなと眩しく感じました。 わたしの心構えではきっとできてせいぜい趣味。だと、思いました。 このような曖昧な心構えでプロの在宅イラストレーター目指す!なんて、きっとイラストレーターの方にも失礼なのでしょう。 貴重なアドバイス頂いて光栄です。 自分の幸せとは何か、優先は何か、目指すものは何か、よく考えたいと思います。
- u-lily
- ベストアンサー率41% (307/746)
No.3で、追記です。 誤解がないように追加すると、さきほどここで書いた「イラストレーターになれる」とは、「生活ができるくらいに稼げるようなイラストレーターになれる」では、ありません。1点数百円~数千円で月数点の仕事があるかないか、でも、プロはプロです。そういうイラストレーターなら本人次第で仕事もとれるのではないか、ということです。 在宅のイラストだけで会社員のように自立していけるかどうか、ということについては、(投稿者さんの実力にもよりますが)現状の投稿内容を拝見した限りではほぼ「無理」と思った方がよいです。 また、〆切に合わせて貫徹も厭わないくらいの体力と気力が持ち続けられなければ、プロは無理です。 参考まで。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 プロの厳しさも教えてくださり、とても参考になりました。 学校に入るメリットやどう利用するかも納得です。 基礎技術などを学び、pixivなどに出展できるようになるまで腕を磨き自分の実力がどのくらいなものか測るのも良いのかなと思いました。芽がでるのは何年先か分からないので趣味として身近な人への紹介からネットに載せるなどし、その歩みを止めずやっていくのもひとつかなとも思いました。 アドバイスどうもありがとうございました。
- u-lily
- ベストアンサー率41% (307/746)
スクールに入ることの最大のメリットは、「勉強をした」という自負と、同じ志の仲間ができる、ということに尽きるかも。 入った方がよいかどうかは、あなたの心持ち次第でしょう。 実際、知り合いには完全に独学で、フリーのイラストレーターになった方が何人かいますが、その方たちの中にはどんなに技術があってもどこか「専門の学校を出ていない」という負い目を持ってしまっている人もいます。 「学校で一通りの基礎を学んだ」という経験そのものが、そういう余計なコンプレックスを払拭する可能性もあります。 正直、技術そのものは学校を出ていなくても、できる人はできます。売り込みに関しても、今はpixivなどのネットでの発表の場や、クリエイターEXPOのように個人で見本市に出展して売り込みをはかったり、様々なイラスト斡旋エージェントなども発達しているので、そういったものを利用していけば、実力さえあれば仕事にはなるかもしれません。ただ、個人での在宅の仕事(投稿の内容の印象からするとゲーム関係でしょうか?)では、スピードと体力の勝負になっていくことと思います。 もしも、先生なり学校経由で、実際にプロフィールに書ける仕事を回してくれるようなシステムがあるのであれば、それは利用すべきです。実績があるのとないのとでは信頼度が違います。 そして、最初に書いたように、同じ志の仲間ができると、業界内での情報交換ができたり、一緒にグループ展を開いて売り込みを協力しあったり、そういった人脈が後々仕事に活きてくることもあります。 ただ何にしても、経験を活かすも殺すも、全て入学してからの自分次第。 学校に入らなくても、「なろう!」という意欲をもって自ら行動をし、最低限の実力があればなれますから。 参考まで。
- k-josui
- ベストアンサー率24% (3220/13026)
厳しいことを書きますが・・・ > 今後プロのイラストレーターとして在宅で仕事がしたいなと思っています。 ほぼ100%無理です。 > ※広告代理店やデザイン会社など企業に所属すれば~~~ 心配しなくても採用されません。 パソコンでイラストを描きたいのであれば、スクールへ行った方がいいでしょう。 ソフトの扱いがわからないでは、描く以前の問題ですから。 (イラレ、フォトショはWord、Excelより遙かに操作がややこしい) 授業料だけでなく、当然パソコン、ソフトも買いそろえる必要が出てきます。 幸いAdobeは月々の課金制度になっていますから、目先の金額は抑えられます。 しかしパソコンはデスクトップのそれなりの性能のものが求められます。 モニターも発色をどうこう言い出せば単体で10万以上になります。 #1さんも書いていらっしゃいますが、スクールで営業など教えてはくれません。 卒業してもまず仕事は取れないでしょう。てか手がかりさえ見つからない? ま、以下のような所で仕事を探して応募しているうちに認められれば芽が出るかも? それほど厳しいのです。 http://www.atsoho.com/ イラストだけではなくレイアウトデザイン、色の使い方を覚えておけばチラシの版下を作ることもできるようになるでしょう。 目指すところはイラストでも、それを仕事に出来るとは限らない(私から見ればほぼ無理) でもチラシの版下作成が出来れば、こちらの方が可能性は大きいかも? ま、何事もトライしてみなきゃわからない。 頑張って下さい。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 URLも、参考にします。 確かに、厳しい世界であって仕事ひとつ掴めるかどうかもわからない世界です。 でも、挑戦してみてやってみて、駄目ならそこで諦めがつくと思います…。 年齢も年齢なので…。 デジ絵のやり方がわからなく周りに相談するような人が居なくてなかなか手が出せなかったのも私の行動力の不甲斐なさです。 フォトショやイラレは使え、チラシやポスターなどを作るお仕事はしてきたのですが saiなどを使ってキャラクターを描いてこなかったのでスクールに通ったほうが良いかな?と、+プロ思考があったもので今回に至ります。 費用は授業料だけではないのは本当にその通りですね。 貴重なご意見、どうもありがとうございました。
- trytobe
- ベストアンサー率36% (3457/9591)
『スクールを考えた理由 : ・どうしたら個人で仕事を取って独立出来るのか知りたいため、仕事の取り方(営業の仕方?)がわからないため』 これは、スクールでも教えてくれませんよ。だって、それを教えたら先生や仲間の仕事を取りあいされちゃうから。 『今後プロのイラストレーターとして在宅で仕事がしたいなと思っています。』 で、仕事の取り方を勉強するつもりならスクールは役に立たず、イラストレーターとしての基礎知識と技能を身に着けるためだけにスクールは役に立つ、という意識で通われたら良いかと思います。
補足
早速のご回答どうもありがとうございます! 仕事の取り方までは教えてくれない… そうなのですね。 技術は教えるけれど、それ以降独立したければ自身で…という事でしょうか。 ネットで調べると様々な方法が載っていますが、ネットに記載されている方法以外にネットに載っていないような非公開の、業界ならではの売り出し方法などがあればスクールで得られるのかなと思っていました。 スクールで得られるのは実際、精々売り出すためのポートフォリオ作りまでくらいなのでしょうか…。 もしご存知でしたらお教え頂けたら幸いです。 よろしくお願いします。
お礼
補足回答を、どうもありがとうございます。 親身に答えて下さり、とても有難いです。 先に申し上げますと萌えオタク系にはなんら抵抗はありません。デザインイラスト寄りではなく、マスメディア向け。漫画やアニメに出てくるようなキャラクターを描くのが好きです。初音ミクイラストを手掛けるKEIさん、EGOISTのイラストを描くredjuiceさん等は憧れです。 夢に恋しているのかについて、 私には、昔からキャラ絵が好きで幼い頃から描いていてその「イラスト好き。」が今でも心に根付いていてイラストを描いている時のドーパミン溢れる感覚をこのまま、一度きりの人生で、うすうす見過ごして良いものではない気がするのです。なにかこう、イラストを通じて人生でなすべき事、みたいなものがあるような感覚がします。これまで人に見せて友人に喜んでもらえたときの気持ちもまたこの上なく嬉しくて、社会人になり今、これがお仕事に出来ればと思いました。 oktonnyさんのイラストレーター道筋のアドバイス、とても参考になります! 結婚出産も考えているので、考慮して下さり本当にありがとうございました。