※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:そこまで言って…(2016.06.05)の中の疑問)
核武装に関する疑問
このQ&Aのポイント
アメリカがなぜ原爆を投下したのか、ヤルタ密約の影響はあったのか
日本と北朝鮮の核戦争の可能性とミサイル防衛システムの有効性について
日本の核武装の技術力や財政難、そしてトランプ政権との関係について
そこまで言って…(2016.06.05)の中の疑問
細かい疑問がいくつかありましてどなたかお教えいただければと存じます。
原爆の目的・ヤルタ密約について。アメリカは1945年初頭から日本はスイスを通じて終戦交渉を模索していたとかの話ですが、戦艦大和の出撃情報を完璧につかんでいたくらいの情報力があってなお、原爆を実戦に投下する結論に達したのは、やはり2種類の原爆の実証実験が最も大きな目的であったのは間違いないのでは?ヨーロッパ戦線で疲弊していたソ連を、ヤルタ密約により太平洋戦線にアメリカが引きずり込んだのは冷戦相手の消耗を狙ってのことだったのでしょうか。
東京とピョンヤンで核を打ち合えば、北朝鮮は国家としての存在が一瞬でなくなるとかの話ですが、失うものの大きさから考えると日本が勝ったとは言えないと思われますがどうなんでしょうか。ミサイル防衛システムは、政治的にはともかく実戦では全くあてにならないと思います。
核の傘とは?その実態は一体何なんでしょうか。キッシンジャー元国務長官がいうには、米国が核報復を受ける可能性のある日本のための核の使用はできない、とかのメッセージがあるそうですが、確かに自国に核攻撃の危険を招くようなことはできないというのはその通りかと思います。B2爆撃機やトマホークなどの戦術核は、警備や経費の関係ですでに日本近辺から撤去しているとかの話も聞いたことがありますし、シベリアや世界中のどこにいるのかわからない原潜が持つとかの最終兵器である戦略核は自国のためにしか使わないでしょう。
日本は本当に核武装する技術を持てるのか。核兵器を持つには核実験が必要だそうですが、そんなことができるのか。場所があるか、という論点もそうですが、NPT条約を脱退できるのか、もし核武装すればお隣の韓国も対抗上当然持とうとするでしょうが、それを抑止できるのか。抑止できないとすればなんらかの譲歩をしなければならないのか。
原子力船「むつ」や高速増殖炉「もんじゅ」、福一事故、凍土壁に至るまで日本のこの分野での技術力はそれほどでもないと思いますし、なによりもひどい財政難状況にあり、国家予算でそれをやるには大きな無理があるという意見もあります。確かに消費税が20%からさらにあがり、それらにより今以上に社会福祉制度も軍備の犠牲になれば、国民それぞれの意見はともかく、人口は減少を続け、社会資本の整備はおくれ、地方経済はますます衰退し、結果として大きな戦争に負けたのと何ら変わりない状況になってしまう、との恐怖は実在すると思います。
トランプ大統領が誕生すれば「学べば学ぶほど日米関係の重要性に気が付きました」とか言ってくれるものでしょうか。また思いやり予算(年間数千億円らしい)などアメリカに払っているお金を自主防衛に回せば十分な防衛力になるのでしょうか。
イランやキューバなどと国交を結んだように、米はいつか北朝鮮ともああいう関係になるのでしょうか。アメリカの立場にたってみれば、むしろそれをしない理由が見当たらないような気もします。アメリカから見れば北朝鮮など足元で必死に吠えながらじゃれついてくるうざい子犬のような存在でしょうし。以前日本の頭越しに中国と国交を樹立したばかりか、日本に何の相談もなしに中国への投資を自由化し中国の経済発展のきっかけと日本の製造業衰退、地方経済空洞化のきっかけを与えたような話が、北朝鮮で起こらないといえないのでしょうか。北朝鮮との対立は米の軍産複合体にとってとてつもない金づるになる、というだけの話がありますが、本当にそうなんでしょうか。
お礼
そうですね。おっしゃる通りの部分が多いかと思います。 アメリカは日本統治に中ロから干渉されないためにスピードが必要だったこととゲリラ戦への戦局の発展を恐れるあまり天皇制の存続を認めた、ということのようですね。 日米安保条約の本文で日本の防衛の第一義的責任は日本側にあり、なにかことがあれば米憲法に従って必要な措置をとる、との内容になっており、即座に戦争参加することになっているNATOと比べてもたいへんにぬるい対応になっています。アメリカはこの手の詭弁を弄して片務的な防衛義務をおっておりもっと金出せ、というのはいろいろな意味で腹立たしい限りですが。 私は天皇制というものがこの国にあるのかというと疑問に思っています、と書くとある種の人々と同じ物言いになってしまいますが、立派な宗教ではないかと考えます。例えばイスラム過激派の人々がイスラム教を宗教だと思っているかというと、たぶんそういうことはないでしょう。それとおなじように政治や制度を軽々と超え、それを認めない人々にはとてつもない圧迫となって最後は大きな悲劇をもたらす類のものかと。 ご回答ありがとうございました。