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津波の被害は311と同じようなものでしょうか?
石川県や新潟県の日本海は 昨今の311と同じような地震が来たら 津波の被害は311と同じようなものでしょうか?
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日本海側は三陸と地形が異なるので尾のような大津波が起こる可能性は少ないです、日本海側の地震の特徴は近世以降400年間では沿岸部でM7級、やや沖合にM8級が新潟県以北に発生し秋田市沿岸部とその沖合部分とが空白域となっている。能登以南にも横ずれや逆断層の活断層に1700年対馬沖、1872年浜田地震、1927年北丹後地震、2005年福岡県西方沖などM7級が発生しています。 日本海側の主な被害津波 有史以来の日本海側での最大津波は1993年の奥尻で記録された。震源域直上に位置する奥尻島では地震で沈降した島に地震動から5分で津波が襲来し、島周辺の浅い部分にトラップされた津波が島を右回りと左回りする間に位相が合致した浜では波高が大きくなった。 1983年日本海中部地震は秋田内陸部の遠足の小学生や外国人観光客、能代港の工事関係者など津波に不慣れで不利な地点にいた犠牲者が多かった。両者に比べるとにいがたじしんは液状化被害が種であった。 1940年神威岬沖は戦時中で資料が限られているが,体感震度は小さく,津波が高く日本海側の津波地震とされている。 1741年寛保渡島大島の津波は火山活動に伴う山体崩壊による、被害は朝鮮半島等遠方に及んだ。 1792年寛政後志の津波は史料が限られ石狩湾から積丹半島北側の被害しか判らないが1947年暑寒別沖より規模の大きいものと推定される。 1833年天保出羽沖は従来震源域が新潟地震と殆ど重なる沿岸に近い高角断層と考えられてきたが、佐渡や能登半島の北東側や隠岐での被害、若狭湾での視認など津波の広域での程度と庄内平野や本荘、新潟などでの津波による影響を排除して求めた震動分布とから、新潟地震よりは日本海中部地震に類似した地震である。 大きな地震としては 1)1741.8.29 早朝:M不明、渡島大島の噴火活動、北海道で死1467、流出家屋729、船1,521艘破壊、津軽で死20余、流出家屋約100、佐渡、能登、若狭に被害、若狭では昼頃津波3.5m 2)1792.6.13 夕方4時頃:M7.1 津波2m 寛政後志、忍路で港の岸壁が崩れ陸にあった夷船漂流、出漁中の夷人5人溺死 3)1833.12.7 夕方4時頃:M7.6 津波2.5m 天保出羽沖、庄内で潰家475、死42、津波が本庄から新潟に至る海岸と佐渡 能登で大破流出家約345,死約100、隠岐でも被害 4)1940.8.2 0時過ぎ:M7.5 神威岬沖、津波:羽幌・天塩2m、利尻3m、金沢・宮津1m、天塩河口で溺死10 5)1964.6.16 午後1時過ぎ:M7.5 新潟地震、津波2m、死26、家屋全壊1,960戸、半壊6,640戸、浸水15,298戸、粟島が1m隆起、津波が日本海沿岸一帯を襲い波高は新潟県沿岸で4m以上 6)1983.5.26 正午:M7.7 津波2.5m、日本海中部地震(能代沖)死104(津波によるもの100)、傷163(同104)、秋田県北部と青森県西部で津波と液状化被害、建物全壊934、半壊2,115、流出52、一部破損3,258、船沈没255、流出451、破損1,187、能代で10m以上の遡上高、深浦7分後、男鹿に8分で津波到来し警報間に合わず。 7)1993.7.12 夜10時過ぎ:M7.8 津波3m 北海道南西沖(奥尻震災)能登・丹後・隠岐にも被害、地震に加え津波。奥尻島周辺最高30m、死者多数。 以上は地震予知総合研究振興会 松浦律子氏の報告を参考にした 石川県の過去の最大津波 1833.12.7天保出羽沖の地震による津波、加賀藩史料に輪島市で津波高が五、六間(9~11m)との記述があるが、具体的な地区まで分かるような記述はない。地区まで判別できる詳細な記録としては、輪島市内の神社所有の絵図に輪島市本町付近で5.8mと推定できる記述がある。
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- 92128bwsd
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震源の場所、海底の隆起の仕方、津波が押し寄せる海岸線の地形、潮の干満との時間的な関係などいろいろな条件によって状況が変わるので、地震の規模だけでは比較ができません。前の方が回答されているようにリアス式海岸のような地形は津波の被害が大きくなりがちです。沖合から急速に海底が浅くなり、入り江が狭くなり潮の行き場が制限されるばしょでは、強いエネルギーに押された高い津波になります。リアス式海岸でなくても、河口のような地形は危険です。逆に東京湾のように潮の出入り口が狭く内部が広いようなところでは沖から来る津波はある程度吸収できます。 津波は地震の原因となる地殻変動が海底で発生し、海底が隆起することにより発生します。”波”と書くものの実際には海そのものがある領域で急激に空に向かって持ち上げられるものでその持ち上げられた塊が伝搬して襲ってきます。浅瀬で隆起が起こっても大した量の海水が持ち上げられるわけでは無いのに対して深いところで発生すると持ち上げられた全体のエネルギーが膨大です。また隆起の範囲が広ければ広いだけ海水のエネルギーの量は大きく、被害が大きくなります。なのでどこで発生したかと、どのような地殻変動が起こったかが、津波の大きさ被害を予想するうえで重要です。その時に満潮時、高潮のタイミングに当たっていると更に被害が大きくなります。
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- seble
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全く同じ規模の地震、津波だとしたら、被害は3・11より低いと思います。 三陸海岸では昔から津波太郎と呼ばれ、リアス式海岸が津波の被害を拡大する地形です。 今回の津波は原発も巻き込んだので被害も大きかったですが、前回の津波と、規模的には若干大きかった程度。知り合いの実家が再度被害を受けてますが、前回の水位より1段上がった程度だったそうです。 前回より人口が増え、また、海岸近くの分譲が多かったために被害が大きくなっただけの事です。前回の教訓が全く生かされていない。江戸時代にも大きな津波に襲われています。あそこは定期的に来るのが分かっている地域です。だいたい50~60年ごとに来ています。 新潟、石川は地形がかなり違うので、同じ規模の地震なら、、、あそこまでの被害は無いはずです。 でも、想定外の地震が来ますから、もっとひどい被害もあるでしょう。
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回答頂きありがとうございました。
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