締切済み

下層階級の人達の生活を描いた本

2016/05/07 23:44

社会の下層階級の人達の生活を描いた小説や本でお勧めがあったら教えて下さい。

kirakiraaruku
お礼率89% (954/1066)

その他（本・雑誌・マンガ）
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DESTROY11
ベストアンサー率23% (804/3490)

2016/05/09 10:11 回答No.4

「阿Q正伝（あきゅうせいでん）」魯迅。プライドだけは人一倍の最下層民「阿Q」を主人公にした作品。ひょんなことから村八分になり、食うに困って流されるままに「革命」に参加。無実の罪で処刑されるまでの話です。「自動車絶望工場」鎌田慧。トヨタの期間工として６ヶ月働いた潜入ルポです。

質問者

お礼 2016/05/09 21:08

ありがとうございます。

yanhua
ベストアンサー率72% (508/701)

2016/05/08 14:03 回答No.3

１．「浅草弾左衛門」ー実在の人物と彼が支配したエタ・ヒニン社会のおはなし浅草弾左衛門〈全6冊〉(小学館文庫―時代・歴史傑作シリーズ) 文庫 – 1998/12 塩見鮮一郎 (著) ここに解説あり　http://www001.upp.so-net.ne.jp/study-shiomi/connected/ep1.htm 抜粋：弾左衛門は、江戸時代を通じて、徳川将軍家が賤民支配をシステム化したいわば「弾左衛門制度」ともいうべき職制のトップの名前だ。家康の時代から最後の将軍慶喜まで、数えて十三代の弾左衛門が存在した。最後の弾左衛門が、維新後弾直樹と名乗ったため、弾は姓を表しているように思うむきもあるが、本来は《弾左衛門》でひとつの職掌を言い表している。２．「土」長塚節（ながつかたかし）明治12（1879）年茨城県の豪農の家に生まれる。歌人／作家。今回のおすすめは　底辺農民を描写した著名な長編「土」他。青空文庫版　http://www.aozora.gr.jp/cards/000118/files/1745_16941.html 冒頭に当時の漱石による解説があります漱石より抜粋：「土」の中に出て來る人物は、最も貧しい百姓である。教育もなければ品格もなければ、たゞ土の上に生み付けられて、土と共に生長した蛆同樣に憐れな百姓の生活である。先祖以來茨城の結城郡に居を移した地方の豪族として、多數の小作人を使用する長塚君は、彼等の獸類に近き、恐るべく困憊を極めた生活状態を、一から十迄誠實に此「土」の中に收め盡したのである。彼等の下卑で、淺薄で、迷信が強くて、無邪氣で、狡猾で、無欲で、強欲で、殆んど余等（今の文壇の作家を悉く含む）の想像にさへ上りがたい所を、あり／＼と眼に映るやうに描寫したのが「土」である。さうして「土」は長塚君以外に何人も手を著けられ得ない、苦しい百姓生活の、最も獸類に接近した部分を、精細に直叙したものであるから、誰も及ばないと云ふのである。３．「日本の下層社会」　横山源之助明治30年前後　横山源之助は労働者・貧民に深い同情をよせ、実態調査にもとづくルポルタージュの数々を世に問う。工場労働者をはじめ職人・都市の極貧者・小作人等の生活の生々しい詳細記録。明治期ルポルタージュの白眉。岩波文庫小生所有のものは昭和20年代のもの　既にボロボロ。＊青空文庫では現在作業中のようです。４．サンカ（山窩・山家）関係の書　沢山ありサンカが質問にある底辺層であったか否かは一概に言えないようですが時代による差はあっても被差別的存在であり底辺層の一角でしょう。研究書や小説は多くありますが権威ある資料は限定的。・世俗的に著名なのは　三角寛の著作　博士論文『サンカ社会の研究』他多数・楽しく読めるのは「風の王国」五木寛之　小説ではあるものの資料と調査に準拠・然るべき評価を得ているのは　柳田國男『「イタカ」及び「サンカ」』『山窩の人生』　後藤興善『又鬼と山窩』　沖浦和光の『幻の漂泊民・サンカ』などなど。とりあえずここまで。

質問者

お礼 2016/05/09 21:07

たくさんあげて頂いてありがとうございます。読んでみます。

nihonsumire
ベストアンサー率26% (843/3157)

2016/05/08 11:53 回答No.2

　やはりマルクスの「資本論」でしょうね。と言ってもねぇーとおっしゃるなら、ぐっと常識的に、河上肇「貧乏物語」（青空文庫で無料で読める：下記URL参照）ですかね。あるいは山本茂実「あゝ野麦峠ある製糸工女哀史」かなあ。英文学なら、ディケンズ「大いなる遺産」もいいかも。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000250/files/18353_30892.html）

質問者