ほとんど難しいでしょう。
需要の多い特別な資格や技能がないと、収入がアップする就職先への転職は
40歳程度でも難しいからです。
ある独身男性にも40台半ばで基本給と沢山の資格手当てを併せて月収22万位ですが、転職も無理、低収入で結婚を望んでも女性から断られうまくいかないまま、年齢だけが進んでいます。朝7時ごろ出勤し、帰宅は午前零時過ぎです。
別の独身毒居男性(60代後半)は、他県で正社員で60歳定年まで働き、両親も亡くなって結婚経験もなく、実家に戻り農業しながら一人自給自足の年金生活して見えます。
また別の大卒女性も卒業時の就職を逃し、資格を取って就職することをを目指していましたが就職も上手くいかず40歳近くなり結婚もできないまま現在にいたっています。ハローワークに通っても低賃金非正規社員やブラックな企業ばかりで定職につけず結婚適齢期も逃しかかっています。
このように、低賃金の低所得層がどんどん増加し、その6割以上の男女が低所得で無貯蓄ゆえ結婚をあきらめざるを得ない状況においこまれ、一方少数の富裕層や大企業には減税され富が集中して益々富んでいくのが今の日本の政治、税収の2倍以上の赤字国債を発行しての国家予算と1000兆円もの赤字国債は増えるばかりです。日本の赤字国債残高は先進諸国で抜きん出て多くどんどん増加する政策が行われています。日本の国債の格付けは、韓国や中国より下に格下げされて、外国の投資マネーが日本から引き上げ、日本の大銀行や大企業の格付けが低下しているのが現状かと思います。大多数の国民が、今の政策を進める国会議員を選挙で選んだり、選挙を棄権するかぎりこの動きは止まらないでしょう。日本は民主主義国家ですから、国民のための政治をしてくれる政治家や政党を選ばないと、低収入の就職先やサービス残業を強要するブラックな求人先ばかりしかありません。非正規社員は3年ごとに転職を強いられます。30代までの若いときは、転職先も見つかると思いますが、それ以降は加齢とともに転職が困難になり、より低収入の転職先しか見つからないか、失職する羽目になります。そして老後は、はした金ほどの年金しか支給されないか、無年金となるだけです。国民年金も40年間納めても、満額で8万円程度、そこから健康保険料と介護保険料を天引きされた月額5万円程度しか支給されません。これでは都会でのアパートでは暮らせないし、老人ホームにも入れません。アパート代も家賃も払えません。こんな貧困層がどんどん増加し、子供を産み育てるだけの収入のある家庭を築ける結婚ができる男女の割合が減少するだけです。まじめで働く意欲があっても、幸せが築けない貧困層が増加し、国民の借金である赤字国債の際限のない無駄遣いを続けて未来の国民に借金を増やす今の政治には、未来があるとは思えません。