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メディアの男叩きについて!
- 近年メディアの男叩きが目立ちます。草食系男子や受身男子などのワードを使い言葉巧みに男を叩きます。
- オリンピックの時には特に酷かったですね。男子のメダル獲得数は金3銀8銅10で、女子は金4銀6銅7でした。
- 男子が圧倒的にメダルを獲得したオリンピックもありますが、女性にはそういった批判がないことが不思議です。
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草食系男子や受け身男子に関しては、案外、男性叩きではないです。 もともとは女性誌の中での近年の恋愛事情について生まれたワードで、「好きな男子が積極的じゃない→女子が積極的になって恋を実らせよう」という感覚のものです。これは男子を否定的に見るよりも、女子の積極性を促進させるもので、かつての「白馬の王子様が迎えに来てくれる」という女性の理想的な恋愛像を打開するものであり、本来の草食系男子は恋愛に積極的ではない(女性との恋愛に関するゴタゴタが面倒と考えている)だけで、「貧弱な男性」というレッテル貼りではありませんでした。 ただ、それがテレビやネットなどのメディアを通じて「貧弱な男性」というイメージが後からついてきてしまったのです。 その多くは、年配男性が若い男性を否定的に見る「最近の若い奴らは~」というレッテル貼りと同調していて、たとえば会社で新入社員たちを見て「最近の若者は挨拶の声も小さくて、あれが草食男子ってやつか」という使われ方が多くなり、そういったイメージが定着してしまったのです。 ですから、草食系男子や受け身男子などを男性叩きとして用いているのは、女性ではなく、むしろ年配男性が若い男性叩きとして用いがちなので注意した方がよく、それとロンドン五輪の時の様子や女性から男性を見た時の視点とはあまり関係がないと思います。 **** さて、先に余談ばかり長くなってしまいましたが、ロンドン五輪のメダルについて「弱い男子 / 強い女子」という構図になってしまったのは、メダルを獲得した競技種目の傾向が大きく影響し、簡潔にまとめると、下記の3つが重要なところです。 ・男子の専売特許であった格闘技系種目(柔道、レスリングなど)で、女子のメダル数(特に金)が多かった ・男子では野球やサッカーといったチーム競技、団体種目でのメダルがなかった(水泳のリレーはのぞく) ・期待していた男子選手が想定外に活躍しなかった 格闘技系種目に関して、はじめ、女性はそれほど強く興味を示していませんでしたが、特にレスリング女子の活躍は女性たちの視点に「日本の女子=強い」というイメージを作っていきます。対して男性は、そもそも女子レスリングや女子柔道を男子のそれらと比べて格下と見ている傾向があり、そんな中で柔道やレスリングで男子のメダルが少ないとなると「日本の男子=弱い」と声を挙げがちになってしまうのです。 つまり「日本の女子=強い」というイメージは女性がつくり、「日本の男子=弱い」は男性がつくった、ということになります。 ただ、この点で余談を挟むと、男性は多くが男子柔道選手などの戦う姿に自己投影をしますが、女性は女子柔道や女子レスリングの選手などに自己投影はしません。何を言いたいかと言うと、女性は女子の格闘技系種目の選手を世間一般の女性と同格としては扱わず、あくまでも特別な存在、という区分け、言い換えれば「格闘技系の女子選手は普通の女の子ではない」という差別的な視点で見ているのです。男性であれば、柔道など多少なりとも経験したことがあったり、少年時代の取っ組み合いのケンカなどの記憶が格闘技系種目を観戦する視線と同調しやすいので、「もしも自分が戦っていたら」という仮定をしがちで、この点は女性の視点とかなり違います。 それゆえに、女性の視点では活躍する女子選手を自分とは違う存在へと「特別視」し、活躍できなくてもそれほど気にしないのですが、男性は活躍する男子選手を見ると「当たり前」かのように思うことが多く、逆に活躍できない男子選手を「情けない」「だらしない」と叱咤してしまう傾向があるのです。 次に、チーム競技に関してですが、これは巧妙な学校スポーツにおけるヒエラルキーがもたらす男性心理が関係しています。 たとえば、野球を筆頭に、学校スポーツにおける「花形」といえばチーム競技です。男性の多くは中高生の部活動などでチーム競技に所属していた経験があるでしょう。特にマスメディアなどの関係者、その仕事の特性(体力やコミュニケーション力)の関係で、学生時代にチーム競技に所属していた人が多いです。 つまり、男性は体操や水泳といった個人競技、もとよりマイナー競技で活躍した選手がいたとしても、それよりも学校スポーツのヒエラルキーで上位に位置づけていたチーム競技が活躍していないと、どうしても盛り上がらないのです。 ロンドン五輪は野球は種目として存在しなかったですし、サッカーはあと一歩のところで韓国に負けてメダルを逃しました。そもそもサッカーはワールドカップの方がより上位の大会と位置付けられているので注目の度合いも低かったのが影響しています。 つまり、ロンドン五輪では、多くの男性が同調的に盛り上がりやすいチーム競技がほとんどなく、変わって女子サッカーの躍進が一際目立ったのが、「弱い男子 / 強い女子」という構図に拍車をかけたのだと思います。 最後に、期待していた男子選手が思いのほか活躍しなかったことですが、代表的なのは水泳の北島康介選手や男子柔道ですね。このことは男性の視点で「なんだ、期待していたのに情けない、がっかりだ」という印象を強めたのでしょう。 ですが、これらのことでひとつだけ考え直さないといけないのは、やはりスポーツを中心に、まだまだ「男性中心主義」の世の中である、ということです。 昨今は多くの女性も気軽にスポーツに親しんでいますし、スポーツ観戦が好きな女性も多いでしょう。ですが、やはりスポーツ観戦は圧倒的に男性ファンの方が多いのが現状です。 言い換えれば、マイナーな選手までマニアックにチェックする男性に対し、すでに実績のある有名な選手しか知らない…という女性が多いのです。 すなわち、スポーツに疎い女性でも見聞きしたことのある有名な男子選手が活躍しないと、女性も「なんだ、がっかり」という印象を持ってしまいがちなのです。 これらのことを踏まえて、男性中心な社会の中で、男性自らが男子選手の弱さを必要以上に叩いてしまいがちだ、ということがまず前提としてあります。 また、基本的にはスポーツに疎い女性も知るような有名選手が活躍できず、逆に男性の専売特許的であった種目で女子選手が活躍すれば、女性はなんとなく「男子弱いよね、女子の方が強くてかっこ良くない?」というイメージを持ってしまうのです。 ですが、繰り返しますが、このときの「女子の方が強くてかっこ良くない?」は、男性が男子選手にかつてスポーツに興じていた自分の理想像などを重ねてしまう心理とは違い、『同じ女性とは思えないほど(男勝りな)女子選手』という差別的な見方で女性は見ていることが多いのです。 つまり、女子選手の強さを女性がことさらに強調するのは、まだまだ、スポーツをしている女性を「世間一般のごく普通の女性」として、女性たち自らも思ってはいない、ということです。 結果的には、それだけまだまだスポーツの世界は男性中心、男性優先の世界である、ということです。
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- lions-123
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近年メディアの男叩きが目立ちます。 「草食系男子」「受身男子」などのワードを使い言葉巧みに男を叩きます。(日本の男は弱く、女は強いという風潮をつくらせてる、) オリンピックの時には酷かったですね。 追加して補足します。 メディアの取材不足や付和雷同(横並び)姿勢 ◇特ダネが減り、逆にネタ落ちを怖がり。 情報源の限定と独自取材&追及の質量的不足で平面的希薄なレッテル張りや世間の風潮(右に倣えの流行&ウケ狙い:草食系男子・女性の活躍)に追随便乗が多い。 ◇オリンピックやスポーツの世界で言えば、仮に男女の活躍のニュース性が同じでも、そこに美女・・・、美しすぎる〇〇のキャッチコピーやフレーズが形容詞として、涙や笑顔がニュースバリューを話題を純増させる。 ◇競技人口や活躍の優位性が女子アスリートの中で、男子以上に相対的に活躍の与件がある。 イスラム圏や極貧国や男尊女卑の厳しい国では女性の社会進出も難しかったり、人前に出難いとか肌や顔の露出が忌避されたり、労働力としてスポーツとは無縁の世界だったりする。 そんな中で、そもそも競技人口が少ない女子種目の場合、女性の社会進出や女性の権利&活躍の国でないと、折角の素材資質が活かされない。 さらに、競技施設や指導者の充実した国&国家的支援やスポンサー企業・実業団やプロリーグのある国の女性が、ライバルの少なさや競技施設や指導者等の環境や条件や待遇に恵まれている点で、男子以上に相対的には(先進国や旧共産圏を除き、女性の活躍度が日本では顕著)活躍≒メダル数で優位になる傾向が強い。 ◇鶏が先か卵が先か・・・ 活躍し話題になるからのニュースバリューや目立ち? それともニュースバリューやメディアの関心と注力で女性アスリートの露出や話題がアップ 最初は物珍しさだったのが、女子サッカーの「なでしこ」、カーリングやフイギュアスケートやバトミントンとか卓球やビーチバレーのように若く話題性のある人気選手が出現したり話題を集め視聴率や関心の高まりで成績が付いてきた面と美しさや可愛さのアイドルのようなメディアの取り上げ方と成績や活躍の機会向上という相乗効果や成績結果の充実レベルアップをもたらしているのでは・・・。 ファンもスポンサーも競技人口も女性アスリートの活躍の環境や条件が充実し、人気や関心が高まり、それが更なる低年齢からの協議に取り組む有望選手の発掘育成強化に繋がったのか好循環「話題→成績→より大きな話題→人気と実力の相関と相乗効果」の波動に乗っている背景もあるのでは・・・
- nankaiporks
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メディアはメダルを取ればそれでいいだけ。 男子の身体能力も落ちてるのは確かですが、レベルは男子の方が上でしょ。 レベルの低い女子スポーツで、メダル取ってるから持ち上げてるだけ。 なでしこ見ててレベル高いなぁって思います? レベル的にはJFLに毛が生えたものですよ。 ただ、世界的にも身体能力が同じようなものだから試合になってるだけ。 ただ女子に適した競技があるのも確かで、そこでの争いはいいものを見せてくれてますよ。 メダルの数なんか、欧米の都合でルールが変わってるんだから。 ただ、最近の陸上系の男子競技はアマチュア級ですね。 それにしたって、陸連などの役員のおっさんのメンツとか利権で育ててないからです。
- lions-123
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>近年メディアの男叩きが目立ちます。 皆さんこのような風潮や女性達、メディアをどう思いますか? 質問文を読んでの思いつきの印象や感慨、まとまりのない拙文、うまく表現はできませんが・・・<順不同> ◇マスコミの職業病?体質で→「犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛めば特ダネに」 そういう様な、ホンネ(男社会・男尊女卑の残滓や潜在意識)とは別に、タテマエでの大衆迎合や扇動(フェミニスト)や反権力とかアンチ主張(反政府・反自民・アンチ巨人他)で販売部数や視聴率向上を意図したり社会の木鐸足らんとする自己満足、偽装の女性擁護&女権向上の主張。 ◇経営陣や中核となる社員の気質や信条心情が左派的・革新・ポピュリズムの傾向があり、親特亜&容共が顕著。 その中で格差や差別の怨念や不平不満を持つ女性&弱者サイドに立った主張論調を展開したり称賛支持してる傾向が強いので、男性叩きやセクハラ&パワハラ&マタニティハラ等に過熱過激な報道も散見されるのでは・・・。 そのような傾向の中で、意図的な女性称賛や男性批判を→売らんがため、支持&ファン獲得に、人気取りの論調や主張する紙面つくりやコメンテーター重用を偽装&化粧の方策に実施しているように推測しております。 例えば日本の新聞・民放では[私の主観] テーマーや切り口で、多少ニュアンスが変わるとは思いますが・・・ ◇左翼的(共産&社民的)< 右翼的(保守的) な強さ 朝日新聞 < 毎日新聞 < 読売新聞 < 産経新聞 朝日 ≒ TBS < 日テレ < フジ 朝日・TBSは民主党、日テレ・フジは自民党に好意的な印象だったが、民主党への政権交代で、未熟さと安保&経済政策等に無為無策が露呈し、余りの無能力と人材不足に朝日・TBSも若干自民党よりにシフト。 <要は、反政府・批判的なスタンス>
女性へのコンプレックスをもう少し隠しましょう。
お礼
は?