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「めんちょう」と高脂血症治療薬
高脂血症治療薬を飲み始めてから、「めんちょう」が出るよう になりました。なにか因果関係があるのでしょうか？ 薬はベザトールＳＲ錠です。
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大学病院で皮膚科の講師をしております。 しかし、「めんちょう」とは、ずいぶん大昔の医学用語が出てきましたね。 「面疔」と書いて、「顔面にできるおでき」の事です。 良い抗生物質のなかった時代は、顔面にできたおできを下手につぶして、二次的に脳髄膜炎を併発して死亡した人がいたそうです。そのため、おできの中でも特に顔面にできるものを特別扱いして「面疔」と呼んでいました。 しかし、優れた抗生物質がある現在では、「面疔」は死語となっており、若い医者はほとんど知らないと思います。 私は大学で皮膚細菌感染症の講義をしていますが、「面疔」という言葉を使用していません。 さて話はだいぶ脱線しましたが、もしベザトールSRを内服して「面疔」すなわち「おでき」が出来やすくなったとするならば、同剤に皮脂腺を増殖させる作用があるか、または黄色ブドウ球菌の発育を助長するような、たとえば免疫能を低下させるような作用がある、と推測されます。しかし同剤の薬理作用から考える限りでは、そのような作用があるとは思えません。 とすれば、質問者の元々のご病気に原因があるのではないかとも推測できます。高脂血症があるとするならば、糖尿病を併発していないでしょうか？糖尿病があると、境界型糖尿病であっても「おでき」が出来やすくなり、治りにくくなります。一度、糖尿病について精密検査をお受けになっては如何でしょうか？
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以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか？ 「ハイパー事典」 このページで 「名前」に「ベザトール」と入れて「検索」ボタンをクリック ⇒該当する「ベザトール」をクリック ⇒詳細表示 この記載によると「発疹」の記載がありますね？ ご参考まで。
お礼
ありがとうございます。 「めんちょう」も発疹の一種なんですか？
お礼
適切なご回答感謝致します。 本日、耳鼻科の診察を受けたところ、鼻から黄色ブドウ球菌類が 進入したようです。 痛風を持っているため、血液検査は定期的に行なっています。 まだ、糖尿病はないとのことです。 ほんとにありがとうございました。