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北海道新幹線

もしも北海道新幹線が津軽半島から函館へと通していたならば、何分間か時間短縮出来たのでしょうか。また勾配が30‰の場合トンネルの入り口は海岸からどれくらい離れたところになるのでしょうか。

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  • kagakusuki
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回答No.2

 函館駅のホーム付近の地面の標高は3~4mであるのに対し、そこから津軽半島の海岸線の中でも函館駅からの距離が最も近くなる弁天崎がある方向に向かって8km進んだ辺りの海底の水深は120m前後(←Google Earthによる)であり、青函トンネルの内側の高さサイズが7.85mである事も考えますと、海底よりも下にトンネルを設けるためには最低限132mの標高差を8kmで解消する様な傾斜(16.5‰)としなければなりません。  これは実際の青函トンネルの最大傾斜である12‰の1.375倍という急傾斜であり、青函トンネルの12‰という値は、トンネルを設計するにあたって在来線のみによる運航であれば20‰でも大丈夫であったところを、新幹線の運行も考慮に入れたために最大傾斜は12‰に制限されたという経緯がありますから、12‰を大幅に超える急傾斜では新幹線を運行させる事が出来ないと考えた方が良く、16.5‰もの急傾斜を必要とする津軽半島⇔函館駅直通トンネルには新幹線を通す事が出来ないと思います。 【参考URL】  青函トンネルの概要 - 京都大学鉄道研究会   http://kurcnet.web.fc2.com/aoi/2007/3-2.pdf    ※上記のURLのページに掲載されているのpdfファイルの3枚目(p.53)

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その他の回答 (1)

  • tzd78886
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回答No.1

函館のどこに通していたかによりますが、函館駅という意味なら確実に時間短縮できたことでしょう。ただ、現状は暫定開業にすぎず、札幌まで延ばして完成ですからスイッチバックすることになるこのようなことはしないでしょうね。

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