テレビの縦横比 ブラウン管と変わったのはなぜ？

質問

テレビの縦横比ですが、ブラウン管の頃に比べると、今のテレビは横に長いですよね。

見やすいから変わった、とは聞きましたが、見やすくて良くなったなー、という感動は私にはありませんでした。

誰かが感動したから、変わったのですか？

回答No.3

92128bwsd · ベストアンサー

縦横比またはアスペクト比とも言うのですが、TVが発明されてからブラウン管時代を通してほぼ4:3でした。ブラウン管時代の終わり頃から16:9と言う横長タイプが出始め、液晶TVになってからはほぼ100% 16:9ですね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E6%AF%94

それに対して映画は映画館でスクリーン両脇の幕を途中で調整するのがわかるように、横長でも様々な比率があります。ただほとんどの映画は16:9よりも更に横長です。
人間の目は縦方向よりも横方向にひろく視野が拡がっているそうです。なので、横長にした方が自然で多くの情報を含んだ映像が見れるそうです。映画は昔から技術的には横長にしやすかったので横長だったのだと思います。それに対してブラウン管は画面の裏面に電子銃から発射した電子を左右上下に光速で照射しながら画面を光らせていたので、左右が長いと技術的には難しく当初4:3で決めたと思います。古いTV放送の規格NTSCやPALは4:3でしたが、ハイディフィニションに移行するにあたって、新たにアスペクト比を規格化しなければならなくなりました。なぜこの時に主流の映画の比率にしなかったのかとも思いますが、私が（もっともらしく）聞いたのは、HDのテレビの真正面に座って真ん中を見たまま近づいていくと、16:9がちょうど横と縦のギリギリの端が同時に見え、比率としてもっとも効率が良いのだそうです。
一方横長にしていくと、インチ数（対角線で表される）の割に面積が小さく、家においた時に幅を取る割に上方向があまり無駄が多くなると言う事情もあったと思います。

私は横長になってそれまで見えなかったところも見えるようになって良かったと思いますよ。感動と言う程ではないかも知れませんが、自然に受け入れました。むしろ、上の効率の問題はあるかも知れないけど、もっと横長でシネマの比率でも良いと思うくらいです。

お礼

ブラウン管の横の短さに慣れきっていたんでしょうかね？横が見えるようになっても「見えるねえ」くらいで、感動の薄い・・・ちょっと損な性格かもしれませんね。

詳しい回答ありがとうございました。

回答No.7

vuomel

まず、エジソンとウィリアム・K・L・ディクソンが1892年に採用した映画の規格が「横4:縦3」でした（35mmフィルムの送り穴4個分で1コマとした）。このため、映画ではスタンダードサイズといわれる「4.135:3」（1.375:1）が、標準的なスクリーンサイズ（画面の横縦比）となっていました。しかし、テレビが普及して映画産業が落ち込んだため、テレビに対抗する打開策として横長のスクリーンサイズのビスタサイズや様々なスコープサイズの長編作品が作られるようになりました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E9%9D%A2%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%AF%E3%83%88%E6%AF%94
https://en.wikipedia.org/wiki/Widescreen

この映画のワイド化が競われていた当時に、日本で次世代規格となる高品位テレビジョンの開発が行われていたこともあって、次世代テレビのワイド化が決まりました。そして、視覚心理や大画面での効果を色々検討した結果、アナログハイビジョンの画面が「横16:縦9」になりました。
http://ci.nii.ac.jp/lognavi?name=nels&lang=jp&type=pdf&id=ART0004548492
（ http://ci.nii.ac.jp/naid/110003676549 ）
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3#.E3.82.A2.E3.83.8A.E3.83.AD.E3.82.B0.E3.83.8F.E3.82.A4.E3.83.93.E3.82.B8.E3.83.A7.E3.83.B3

その後、現在のデジタルテレビ放送でもそのまま「横16:縦9」が採用されました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%93%E6%94%BE%E9%80%81

ちなみに、1995年頃はアナログ地上波を見るブラウン管テレビでもワイドテレビが売られてましたね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%89%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3

お礼

色々検討した結果、なんですよね。私が鈍すぎただけの問題だったかも？

色々とURLありがとうございました。参考にさせていただきます。

回答No.6

MONKEYMONKEY

1960年代、映画館の入場者数はテレビの普及によって最盛期の10分の1に減りました。
映画館はテレビとの差別化のために横長のサイズに変更しました。当時はテレビで映画を見ると左右がカットされていました。
2000年代に、地デジになる際にテレビはサイズを映画と同じに変更しました。そしてコンテンツによってサイズを変更する事が可能になりました。
これにより映画館の差別化は無効になり、3Dなど他の方法での差別化に移行しました。
人間の目が横というよりも、普通、風景は横に広がってますので、上下を広げても空や地面ばかりになるからじゃないでしょうか？。

お礼

広げるなら、横、なんですね。その方が自然に広がりを感じるように人間ができているのなら、その方が良いです。

回答ありがとうございました。

回答No.5

masakaze

画像比率の推移や理由についてはここが詳しいです。

16:9や4:3などの映像縦横比率が決まった本当の経緯と理由とは？
http://gigazine.net/news/20151117-history-of-aspect-ratio/

最初に、35mm幅フィルムに記録する際のアスペクト比が「4:3」の起源になっていて、テレビが登場した際もそれが基準になった。そこから競争がどんどん激しくなるわけですが、その中で、より臨場感を出すためワイドスクリーン映画が初めて上映されます。さらに、3台の映写機を利用してもっと広いワイド映像の映画が作られ大ヒット、ワイドスクリーンの可能性が業界でも認知されます。

あとの歴史についてはリンク先に任せるとして、やはり今までとは違った臨場感が出せる超ワイド映画の感動が大きかったんだと推測されます。今の人からみればワイドなど当たり前ですから感動は少ないでしょうが、昔の人はそれはもう革新的なことだったのです。

「誰かが感動したから、変わった」ということです。そして、その「誰か」は私達視聴者です。それに追従する形で企業もどんどん乗ってきて今に至る、と簡潔に言うとこんな感じかと。

では、なぜ縦ではなく横長になったか、ということに関しては私もちゃんとした資料は知らないのですが、「人の目は左右横方向についているから」「人やものが動くと地面が基準になるため横方向への動きがほとんどだから」などが推測できます。横に広がりがあるとさらにいろいろな演出が可能になったのでしょう。

今のワイドモニターも歴史を見れば自然な進化を辿ったものだと思います。

お礼

あまり感動しなかった私は、技術の進歩においていかれてしまいますね。ちょっと危機感。

回答ありがとうございました。

回答No.4

tokx367

地上デジタル放送へ、各地の電波局(関東地区は、東京スカイツリー塔)からの、技術的理由から電波自身が変更になりました。具体的にはテレビ受信画像の不安定さ対策とテレビ本体内部に赤色とか青色とかの、Ｂ－ＣＡＳ(カード)が、セットされる事になりました。
➡実は、ＮＨＫ放送の受電視聴覚料金の、完全徴収目的もある感じですが、”見た目、視易い処では、無くて確かに横長ワイド・画素数が違うのでしょう。

お礼

技術の進歩に変化はつきものですね。

回答ありがとうございました。

回答No.2

noname#222486

横16：縦9
というのは一番見やすいとされています
人間の視覚は縦よりも横に広がっているため、できるだけワイド画面にしたほうが映像の臨場感が増すといわれています

ＴＶに限らず横16：縦9は意外と多いんですよ。
クレジットカード
名刺
Ａ４紙
単行本など（横にすると横16：縦9）
はがき
　　・・・横にしてみてみるとまだまだありますよ。

お礼

身近なものに、同じ比率が結構あるものなんですね。テレビが追随しても納得感が。

回答ありがとうございました。

回答No.1

nijjin

ブラウン管TVも最後のほうでは横長（ワイド）に変わっていましたよ。

お礼

ブラウン管でも変わっていましたか。記憶にない・・・(笑)。

回答ありがとうございました。