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教えてください。どうしたら滑舌がよくなりますか?
小さいころから、「何を言っているのか聞き取りにくい。ちゃんと発音しろ」 とよく言われましたが、ゆっくり話そうとしても、つい早口になってしまうのです。 大人になってからも、「滑舌が悪い。意識してよくわかるようにしゃべることを 心がけなさい」とよく言われます。 仕事でも差し支えるようになり、困り果てております。 滑舌が良くなる方法を教えてください。
専門家の回答 ( 2 )
- 専門家佐藤 雄太(@bijivo-sato) ビジネスボイストレーナー
滑舌が悪く、早口になる方のほとんどが口がしゃべる際に動いていない事が多いです。また「滑舌」とゆう漢字に「舌」があるように舌が柔軟に動かないと、ビジネスシーンで多い丁寧な言葉、さ行(例 いたします・です・ます )、ら行(例 られる・いらっしゃる)は舌が口の中でみえずらいですが運動しないと噛んだり、早口になってしまいます。 具体的に意識の仕方として口はしゃべる際にずっと空いているわけではないのであけてハッキリする言葉だけあけましょう! その言葉は[あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ]と[え、け、せ、て、ね、へ、め、れ]です。 単純に考えると、あいうえお の横の段、あ段、え段です。これは口の空間が広い母音なので下顎を縦に開けましょう。開けてもオペラ歌手のようあけなくていいので適度に1.5~2センチ程度で確実に開いて発音することで早口になりにくくなると思います。 また先程もいったように、さ行、ら行の言葉は舌が動かないと言いずらいので舌の筋肉トレーニングで舌自体を鍛えると発音しやすくなります。舌も筋肉がないと動かないようです。これは女性のアンチエイジング対策で使われてますが、歯と唇の間に舌を入れて円を描くように回すと良い筋トレになり、滑舌を良くする対策になります。猿のモノマネの様な感じです! 是非参考になさって下さい! ビジヴォ講師 佐藤雄太
佐藤 雄太(@bijivo-sato) プロフィール
佐藤雄太 ボイストレーナー、テノール歌手 国立音楽大学声楽科卒業。2008年ウィーン国立音楽大学夏期マスタークラス修了。声楽を角田和弘、岩渕嘉榮、エヴァ・ブラホヴァの各氏に師事。これまでオペラ「魔笛...
もっと見る- 専門家秋竹 朋子(@koenosensei) ビジネスボイストレーナー
話す声を指導している専門家ですが、 まず「滑舌が悪い」のは、話すときの呼吸方法が間違っている、舌が硬い、息の瞬発力がないなど、話すときの呼吸のコントロールができていないことが関係しています。 まず呼吸の基本をマスターするだけでも、良い滑舌やこもる声の改善効果が期待できますよ。 私たちは話す時の呼気が腹式呼吸と胸式呼吸のミックスになっているのですが、無意識のうちに胸式寄りになると・・・ 声が通らなかったり滑舌がわるくなったり・・ 滑舌の良い声といわれる方々はみんな腹式呼吸の割り合いが多いのです! 滑舌については、顎関節症や歯並びなどが発音と非常に深いかかわりがあるのですが、もし歯列などの問題でなければ、幼少期からの発音の際の舌先の位置が間違っている可能性が考えられるので、正しい舌の位置に矯正して発音する練習が必要になります。 基本の腹式呼吸や正しいイ行の舌の位置とトレーニング方法、正しい発音練習などなど…知恵ノートに書きました。 私のブログには自分でできるトレーニング方法や声の出し方なども書いていますのでよろしければ是非やってみてください。 少しでもお役にたてるとうれしいです♪
秋竹 朋子(@koenosensei) プロフィール
東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。聖徳大学大学院音楽研究科卒業。ウィーン国立音楽大学での留学中には、ディヒラー国際音楽コンクールでの受賞など国内外での受賞歴多数。ビジヴォの代表として「声」「話し方」...
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