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看護計画の立案について悩んでます。看護学生で、今基

看護計画の立案について悩んでます。看護学生で、今基礎看護実習IIを行っています。今回の実習では実際にケアを立案し、実施して、評価するというのが目標になっています。今回受け持たせていただいた患者さんは痛風があり、痛みが強いためにストレスを感じている様子であり、現在ベッド上で過ごされています。痛みを軽減する援助をしたいと考えたのですが、痛み止めを使うことくらいしか思いつきません。他に何か方法はありますか?またストレスを軽減するために話をきくというのも考えたのですが、みなさんならどのような看護計画を立案しますか?

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  • jing0708
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回答No.1

はじめまして、JINGといいます。医療系大学院博士2年です 実務実習お疲れ様です。 看護師じゃないので、看護計画の立案は詳しくないのですが一応私も臨床に身を置く立場なので少しはお役に立てればと思います。 まず痛風性疼痛に限りませんが、ペインコントロールの基本的な概念から学びましょう。 1)薬物治療 痛風ですので、尿酸排泄型か尿酸産生抑制型の治療薬を飲んでいます。まず、このコンプライアンスが確保されているかを確認することがケアの1つです。 2)薬物による疼痛緩和 恐らくはカロナール、NSAIDsの対症療法を受けていると思いますが、服用方法が正しいかを確認すること。次にこれでコントロールできていないのであれば、医師にWHO疼痛ラダーに基づいたグレードアップ(弱オピオイド)の提案も視野に入れてよいでしょう 3)気分転換 疼痛は下降性抑制系の賦活で抑えることができます(モルヒネの主な作用)。しかし、これは気分転換でも弱いながら得ることができます。日常会話を楽しんでいただいたり、車椅子などで少し散歩をして頂くことも大切なケアです 4)リラクゼーション 入院病床がわからないので何とも言えませんが、音楽を楽しむことを提案したり、ご家族にアロマオイルなどを提案するのも1つのリラクゼーションの方法です。ただし、これは担当医師の許可を優先してください 5)入浴管理と湿布管理 痛風患者の場合、入浴制限がされているかもしれませんが、そうした身体を清潔にすることのケアも大事です。体臭などを患者さんが感じた場合は、そのストレスで痛みを強く感じてしまうこともあるため、入浴ケアやそれに伴う湿布のケアも必要です 6)基本的ニーズ 食事・排泄・清潔・睡眠・活動などの基本的ニーズを満足していただくことをプランに入れることが大切です。 7)精神的な支え 痛みによって患者さんが強いストレスを感じているとあります。場合によっては抗不安薬や睡眠導入剤の投与を考慮してもいいです。 また、看護師さんにお願いしたいのはそうした方の悩みや苛立ちなどに耳を傾けていただきたいということです。患者さんに最も寄り添うのは看護師さんですから、そうしたことに耳を傾け、情報収集を怠らないことや患者さんの心の支柱になることが大切ではないでしょうか。 偉そうな事を言って済みませんが、これらに気をつけるべきというのは緩和ケアではよく言われています。もしご興味があればペインコントロールについて学ばれてみてください。 現在ではオピオイドやガバペンチンなどによるコントロールに主軸が置かれていますが、漢方や抗不安薬、リハビリや散歩、音楽、絵画、動物とのふれあいなど様々な要因があります。そうした複合的なケアができると良いのではないでしょうか。 実習頑張ってください。 貴方が臨床に出る日を心からお待ちしています。

naginagi1203
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。