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CD-R照合ソフトの探し方
- CD-Rの照合だけできるソフトの探し方について知りたいです。
- データCD-Rを焼く際に、ファイルが使用不可能になる問題が発生しています。
- 一度焼いたディスクの照合だけできるソフトがあるのか知りたいです。
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コマンドプロンプトで、2つのファイルを比較するコマンド「FC」または「COMP」を使って下さい。 コマンドプロンプトで FC /B HDD上のファイル CD上のファイル と実行するか COMP HDD上のディレクトリ CD上のディレクトリ と実行して下さい。 例えば、HDD上の「C:\Users\UserName\Documents\DirectX\」の中身と、CD上の「E:\DirectX\」の中身をコンペアする場合は COMP C:\Users\UserName\Documents\DirectX\*.* E:\DirectX\*.* と実行します。 ファイルに相違があれば、相違点が表示されます。 >そのファイルをPCにコピーして実行すると巡回冗長検査 CRCエラーと出ます。 Exe形式の実行ファイルには「実行ファイルが破損していないかどうか」を確認する為の「CRC値」が記録されています。 実行ファイルをクリックして実行しようとすると、ファイルをメモリに読み込んで実行を開始する前に、このCRC値を確認し、読み込んだデータが壊れていないか確認します。 また「データ用に焼いたCD-R」には、2048バイトに付き288バイトのエラー訂正用データが付加されます。 読み込み時はビット落ちしてもエラー訂正されるし、エラー訂正で訂正し切れないエラーがある場合は、何度かリード動作をリトライして、リトライしても駄目な場合はリードエラーでエラーが発生します。 なので「読み込みエラーが頻発する」と言う事があっても「読み込み時にデータが化けたまま読み込みに成功してしまう」と言う事は皆無に近いです。 とは言え、CD-Rのエラー訂正やCRCチェックは完全な訳ではなく、何百億分の1くらいの確率で、エラーが見過ごされる場合もありますが、確率はかなり低いので「皆無に近い」です。 「書き込み時に、CDドライブが繋がっている信号線に、ノイズが乗って、ビット化けを起こしている」という状況も考えられますが、一般のライティングソフトは「書き込み時のベリファイ」と「書き込み後のコンペア」が行なえるようになっていて、書き込み時のデータ化けは、書いた時に発覚する筈です。 それ以外で考えられるとしたら「CD-Rから読み込んだデータは正しいけど、CDドライブが繋がっている信号ケーブルにノイズが乗っていて、何百分の1かの確率で、信号線の上のデータが化けてしまう」という状況です。 CDから正しく読めても、信号線の上でデータが化けてしまえば、HDDには「化けた後の不正なデータ」を書き込んでしまうので、実行時に「ファイルが化けている」というエラー(つまり、質問者さんが直面している状況)が起きます。 なお「CDから読み込んだデータが、信号線の上で化けてしまう」という場合、同様の事が「HDDへの読み書きの時にも起きている筈」なので、Windowsのアップデートなどでファイルが置き換わる際にも「データ化け」が起きている可能性があります。 一応、CDやHDDが繋がっている信号線(SATAなど)も、8ビットにつき2ビット分のエラーチャックビットが付加されていて、ビット化けしないようになっていますが、チェックは完全ではないので、何百分の1かの確率でエラーが見過ごされます。 信号線のノイズは、パソコンの電源ユニットの容量不足や、タコ足配線のコンセントからパソコンの電源を取っているなど、電源環境の悪さに起因している事が多いので、一度、パソコンの設置環境を見直した方が良いでしょう。
お礼
大変詳しいご解説ありがとうございます。思いがけず勉強になりました。