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やどかり
飼育下ではなく自然界でのやどかりはどうやって越冬しているのですか?冬眠?死んじゃう?教えてください。
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普通に海水浴とかで見付ける事が出来る種類のヤドカリの仲間は年中無休、つまり冬眠や越冬的な行為はしませんね。水温が下がっても少々、動きが鈍くなる程度で、いつもと変わらず動き回りエサを探します。ペットショップ等で売られている種類は十中八九『ホンヤドカリ』か『オカヤドカリ』で、このどちらの種も冬眠や越冬はしません。水温10度以下の環境が1週間以上続いたら、基本的には死滅します。飼育する時も「高いにしろ低いにしろ極端な水温差気温差を出さない」のが絶対条件です。 一部の種類のヤドカリは夏冬逆転した生活サイクルを持っていて、つまり寒い冬では無く逆に暑い夏の時期に活動を休止して眠って過ごす、いわゆる「夏眠」をする種類がいますね。これらの種類は冷たい海を好むため、水温が10度以下でも大丈夫です。暑いのが苦手なはずですが、飼育下では水温30度でも割りと元気に活動する事が知られてます(笑)。 と言う訳で身近な生き物ですが、まだまだ意外と生態には謎の部分も多いのが実情です。
お礼
ありがとうございました。 とても詳しくわかりやすい解説、感謝いたします。 とても納得できました。ちょっと飼育してみたくなりました。