何か症状があったのでしょうか?それとも健康診断?いずれにしても心電図でひっかかるというのは気分悪いですね。心電図検査は心臓の電気の流れ(電気を通しているのではなく。心臓の刺激伝導系という微弱電流)を関知しています。電源に相当する洞結節から微弱電流が出されそれが中継地点である房室結節に到達すると左右心室の隔壁内で右室にいく経路(右脚)と左室にいく経路(左脚)に別れて伝わります。左脚ブロックとはそのコードの一部が断線していることを表します。もっともメインのコードが断線していても、無数の回路があるので電流は切れている場所を迂回して伝わるため症状はありません。
左脚ブロックが問題になるのは断線した原因です。大きく3つに別れます。
1)コードが通っている一部を含む場所が死んでしまった場合(心筋梗塞)
2)心臓弁膜症や心筋症などで心臓の壁が病的に分厚くなって、コードを圧迫し結果的に電気が通らなくなった場合
3)スポーツや重労働、登山など心臓が順応して心筋がたくましくなり結果的に電流の通りが悪くなった(生理的)
10年前の登山中に足の感覚がなくなり歩けなくなった事が発端かどうかは分かりません。
病院で診察を受けたのでしょうか?さすがに”足と心臓をつなぐ神経が断裂した”はあり得ない。生物の概念を根底から覆すことになります。どれほどの高さの山かわかりませんが
心臓や脳の障害なら、短期間で改善はしません。
胸の上部、気管支の下あたりが夜間痛むことがありますマスクをして、湿度を保つと痛みが消えるので鼻が原因は気道の乾燥が改善されるのでないことはないと思います。
一番大切なことは先ほども言ったように左脚ブロックを起こした原因です。
3)のように病気以外でも左脚ブロックが起こりえます。
まず左脚ブロックの事は一旦忘れて、今のあなたの心臓に病気の可能性があるのかを調べ、そののち初めてどう気をつけていくかを考えなくてはいけません。だから今回左脚ブロックと診断された後が重要なのです。1)心筋梗塞、狭心症の可能性 2)心臓弁膜症や心筋症の可能性 なら必ず精密検査が必要と言われます。逆に何も言われなかったとしたら生理的で心臓機能自体に問題ないと判断されたのだと思います。その辺の情報は全く書かれていないし、そもそも心電図検査を受けた理由が分からないので推測ですが、多くの方は全く症状がなく気にしていなかったのに健診で心電図で引っかかるとパニックになり、過去のことと結びつけてますます混乱される方が多いのです。因みに1)2)なら色々対策を講じるよりも
まず循環器内科を受診されるべきです。
お礼
大変分かりやすい解説ありがとうございました かなり前から胸部の痛みがあり、ホルスター、エコー、血管造影の検査を数年前にうけ、その時は異常は見当たらず、左脚ブロックについても特に気をつけるような事は必要ないといわれました その時にニトロペンを処方され胸痛の発作の時に舌下に含みましたが痛みは消えませんでした 最近鼻の通りの良くないときに晩酌して寝ると必ずという位胸痛が起こります、以前とは痛みの部分も違い部分的に狭い範囲で起きてるようで、肺の病気と思い呼吸器内科でレントゲンとCTを撮りました異常はありませんでした 今通院している、耳鼻科医、呼吸器内科医も心臓だと思うので循環器科で診断を受けるよう言われましたが、胸の痛みのときは、だいたい鼻が詰まっている事が多く私としては、心臓以外と思うのですが、良く判らないでいます ただ、除雪などで少し力仕事すると体が動きにくくなったり、頭がクラクラしてくることがあるので、心臓にも障害がある可能性があるのかもしれないですので循環器科で診てもらおうとは思います