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猫が世界的にペットとして愛されてない理由
ブログでいろんな国の人が働いている企業勤務の人がいました。 その人は猫を飼っていて、ブログで猫の話をしていました。 それによると 「いろんな国の人と一緒に働いているけど、猫を飼っていると驚かれる。なんであんな目つきの悪くて愛想の悪い生物を飼っているのかと不思議がられる」 だそうです。 魔女狩りが行われた西洋では今にでもその名残りがあるから猫が嫌われているのでしょうか? 日本では住宅事情が狭いということもあり、猫が多くの人に飼われている側面がありますが、住宅が広めな海外では犬の方がより好まれているのも影響しているのかもしれません。 そこまで世界的には猫はペットとして認識されてない国が多いのでしょうか?
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- moritaroh
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ざっくり言って、犬はよく男性に例えられて、猫は女性に例えられますね。 英語などに見るスラングがまず思い起こされるように感じますが、近代以降、欧米化されて久しい日本でも、犬=男性的、猫=女性的、という認識だと思います。 犬・猫の比較で言えば、犬は飼い主に忠実な存在で、猫は飼い主を問わず奔放な存在です。 真面目で忠実であることを悪い意味で「犬のようだ」と言えば、命令されなければ動かないとか、命令であればどんな汚いこともする…といった、主従や優劣を第一に考えがちな男性社会的価値観でしょう。 同じように「猫のようだ」と言えば、命令に忠実な犬の反対として、相手によって態度を変える、気分屋、誰にでも媚を売る、女々しい…といった意味となりがちです。また、良くも悪くも、気分で動く女性や、謎めいている女性などを指したりもします。 よく考えてみると、侮蔑的に「犬のようだ」というのは男性が男性へ向けての言葉として用いることが多く、しかし「猫のようだ」は、男性が男性へ向けて、または男性が女性へ向けて、また女性が女性へ向けて、と、あまり一定しないように思いますが、男性が女性へ向けて用いる場合は比較的良い意味(ある種、性的な魅力を意図することもあるので、女性から考えればやや侮蔑的?)で使われているように感じます。 良い意味であろうが悪い意味であろうが、犬・猫に例えることは、主に男性社会の中で生まれた価値観であるように思います。 日本人はわりとセクハラなどに対しての意識が低いと言われていますが、それは男女の社会的な境界線が曖昧であるがゆえかもしれません。どちらかと言えば、外国、特に欧米圏は、ジェンダーなど男女の社会的な在り方について意識は高いと思いますが、その意識の高さは強固な男性中心社会が背景としてあったことの裏返しであるように思います。 簡単に言えば、欧米人の男性が女性を擁護する態度は、得てして「女性は弱いもので男性が守るべきだ」という価値観に基づいていることが多く、結果としてそれは男性優位の考えであり女性にとって平等な考えではないのだ、ということです。 日本人の男性は、たとえばお酒の席などで酔っ払ってても、性的な発言はそれほど過激にはならないように感じるのですが、欧米の男性の方が、普段は女性に対して紳士的であるにもかかわらず、お酒の席などではわりと過激に、性的な発言が増えるように感じます。 やや話は逸れたように思いますが、欧米人の方が男性優位という考え方が根強いということを前提に、猫は男性による庇護やコントロールを受け付けない自由な存在(=自由で自立した女性像)であるという考えが無意識に働き、『なんであんな目つきの悪くて愛想の悪い生物(猫)を飼っているのか』という認識が生まれるような気がします。 ちなみに、男性はわりと多くが犬好きです。 しかし犬好きの男性は、自分の命令を聞かないコントロールできない存在、特にそのような女性を嫌う傾向があります。もの静かで穏やかな女性、言い換えれば忠実で自己主張をしない女性を好む、ということです。 しかし猫好きの男性は、奔放で自由な女性ともうまくやれる傾向があるそうです。 ただ、猫は、犬の忠実さに比べ、見た目の美しさなどが重要視されがちです。そのため猫好きの男性は、女性が魅力的でなくなる(たとえば付き合いだして急に体型が変化する、自宅ではファッションや化粧に気を使わない、など)と、急に冷めてしまい、浮気に走ることも多いのかもしれませんね。 なお、犬と猫で脳の容積にそれほど大きな差はないので、犬が命令などをちゃんと聞き、猫はあまり命令を聞かないというのは、賢さの違いではなく、動物としての性質の違いのようです。 ちなみに、日本ではペットとして「犬 or 猫」という選択をしがちですが、私が気づく限り、欧米において同様の選択をするのは、人口過密な都市生活者の一部であると感じています。郊外などの一戸建て、もしくは集合住宅に住んでいても間取りが広いので、犬も猫もどちらも飼っている、という家庭が多いように感じられます。 ただ、飼い方としては、猫は基本的に外に出さずに室内飼いのみで、犬は室内には入れるものの、散歩などで飼い主と一緒に外出する飼い方をしている人が多いです。 そのため、外国ではペットとして犬を飼っている(散歩している)光景はよく見ますが、屋外で猫を見ることはほとんどありません。 一部、放し飼いになっている猫(ほぼ野良猫)が観光客の注目を集めるような地中海沿岸など温暖な地域もありますが、気候的な関係もあるにせよ、必ずしも「野良猫を肯定する社会」といった状況が肯定的に受け止められず一部の観光地などに限定されているのは、やはり『飼い主不在でも猫は生きていける』といったしたたかさゆえ、社会を管理したりコントロールすることが好きな男性的な価値観にはそぐわないのかもしれませんね。
- E-1077
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追加します。 ヨーロッパで一時期魔女の使いとして迫害された時期はありました。夜に光る目などが不吉に思えたのでしょう。しかし駆除したためにネズミが増えてペスト(’黒死病)が蔓延したのです。その後から再び猫はネズミを捕ってくれる良い動物だとされています。船にも乗せたくらいです。 住宅事情の問題でも文化的な問題でも宗教的な問題でもありません。 犬と猫は違う歴史があるのです。 個体数も違いますしね。 世界的には半々だと思いますよ。黒猫を不吉だとする風習もなくなりつつあるようですから。
- もこ猫ミクにゃん(@miku-chi)
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犬は使役家畜としての歴史は長いですが、猫の方は純粋な愛玩動物として飼われるようになったのが犬より先です。 犬は狩りなど人間に使われるために品種改良してきたのに猫はただ可愛らしさ美しさなど見た目のために品種改良されていったのです。 ・・・犬も最近は見た目のための改良していますけどね。 古代エジプトでは猫は神の化身として愛されていましたし、イスラム教開祖ムハンマドも猫を溺愛していました。 またトラネコなどの額がムハンマドの頭文字Mに見えることから本当のイスラム教は猫大好き教なのだとか。 またヨーロッパでも猫が関係する幸運のジンクスが数多くあり、意外と黒猫は良縁のシンボルなのだそうです。 が、民度が低い国だと愛玩動物より使役家畜の方が好まれます。 猫は基本的にネズミ捕りしか仕事出来ないというか、ネズミ捕りさえも出来ない子が多いですからね。 イエネコは世界一狩りがヘタクソな肉食動物なのです。 それに比べて犬は番犬、猟犬、盲導、介助、警察、牧羊・・・など色々仕事がありますし、発電までしちゃいますからね。 ・・・というか、ネズミ捕りのために品種改良された犬ってかなり多いですね。 犬は労働力、猫は美術品なのですよ。
お礼
犬の発電ってすごいですね、 はたらきものだなぁ 犬は労働力、猫は美術品というのはその通りかもしれません。 多分猫ぎらいな人の意識として、働かざる物食うべからず主義があるかもしれませんね。 美術も、金持ちの道楽としか見ない人もいるのと同じように、ただ存在しているだけで価値があるということで愛されるポジションの存在が許せないのかも
- hwoa1024
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愛玩動物としては世界中で飼われていると思いますよ。 ただ、ペットの飼い方として、 愛玩「だけ」のために飼う人は世界的に見ると少なく、 「子供の遊び相手」、「番をさせる」などなど 色々な目的があって飼う場合が海外は多いです。 こうなると猫では役不足になってしまうでしょうね。
お礼
猫だと番をさせるのはまず無理ですよね しかし、番ができる犬だとその分近所迷惑の可能性もあり、やっぱり自宅の大きさが関係してるのかなと
- ushi2015
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こんにちは NHK BS で放映されている「岩合光昭の世界ネコ歩き」を観て欲しいです。 日本以上に世界でネコちゃんは愛されていると思います。 「いろんな国の人が働いている企業勤務」の方々は転勤とか転職とか多いので ペットを飼う事自体に抵抗のある方多いのかな・・・ そんな事ないですよね、なんででしょうね?
お礼
ごめんなさいBSが見れないもので・・・ その企業ではペットとして犬を飼ってる人は多いようなんですが、、、 どうしてですかね
- E-1077
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歴史上初めてのペットは「猫」だと言われているのに?
お礼
犬よりも先に猫だったんですかね そういった歴史がありながら、不吉で魔女の使いなんて言われてたこともありますので、そこらへんで悪いイメージが付いてしまったのでしょうか
お礼
なるほど、 前にテレビでやってましたけど、今でもヨーロッパでは洗剤で食器を洗った後に水ですすがない人もいて、それは昔に感染病が流行ったことによる間違った伝統だそうです。 そのように、誤った根拠でも認識し続けてしまっている人は猫が嫌いなんでしょうね。 伝染病が流行ったことで猫に対する見方が変わった人ばかりじゃなかったのかもしれません