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Chrome OSの先々
なんとなくChrome OSに興味が少し沸いています。 (1)現在3万円も出せば新品のウィンドウズノートPCが買える現在において、あえてChrome OSを選ぶメリット、理由はなんでしょうか? (2)ソフト(アプリ)はどの程度充実しているのでしょうか? よろしくお願いします。
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- vaidurya
- ベストアンサー率45% (2714/5983)
たとえば、米国で$300出すと買えるのが、このChromebook二機種 http://www.amazon.com/dp/B00MHX6TIA/ http://www.amazon.com/dp/B00N99FXIS/ フルHDに4GBのメモリー搭載というスペックで$300以下です。 WindowsPCで、メモリー4GB搭載で検索しても フルHD液晶搭載で検索しても 価格的に、同等というものは見つからないようです。 両立したものでは今だと、45000円程度のこれです。 http://www.amazon.co.jp/dp/B00WHYQWZO/ もっとも、Chromebookは米国が主市場で 日本では前述の機種を並行輸入しなければ入手できませんし 価格の優位性は失われてしまうので、未だ市場が育っていないと言えます。 ただ、Chromebookが米国で受け入れられたのは、低価格ノートPCとしてだけでなく 古典的なサーバークライアントシステムを踏襲するような 中央で集中管理できる生態系を持つことも大きな要因でした。 Chromebookは、本体にデータを保存しないのが基本 本体にアプリケーションを保存しないのが基本 ユーザー個人情報をほぼ本体に保存しないのが基本 それによって、管理者側から 大量の端末と、大量の使用者の組み合わせを 特定の組み合わせで管理する必要が無く また、一括したアップグレードや設定変更が可能です。 そして、セキュリティ上も、データの流出と 外部からのマルウェア感染の両面で、有利な仕様となっています。 そのため、教育機関や企業での大量導入が行われてきました。 MS Officeにデファクトスタンダードとしての優位性があるとしても それはデファクトであって 「Office SuiteはMicrosoft製品を使うこと」 とスタンダードとして定めているところはあまり無いはずです。 Google DocumentsとChromebookの組み合わせは MS OfficeとWindowsPCの組み合わせよりも初期費用が安く Office365とWindowsPCと比較するなら Office365とChromebookという組み合わせも成立するという利点があります。 そういった要素が、Chromebookに順調な普及をもたらし Microsoftが、サービスとデバイスの企業への転換を発表するような時代に Microsoftの優位性が、さほど無いことを証明してしまいました。 反面、Chromebookには、インターネット接続なり 社内クラウドサービスなり、利用するサーバーが接続されていること 常時通信量と通信速度の問題無しに利用できることが、基本と考えられます。 米国で提供されている携帯電話系のインターネット接続サービスが どういった状況になっているのかわかりませんが 少なくとも日本では、7GB程度の通信量制限があったり 制限が無い代わりに、通信速度があまり出なかったり Chromebookを、持ち歩いて、どこでも快適に使えるというには けっこう無理が有る状況にあると思います。 個人的には、Chromebookの成功は、Windows偏重と依存を解消し 同じPCハードウェアを使っても、任意のLinux系OSを入れて使う場合に Windowsを利用する場合に対してのデメリットが無くなっていく事を歓迎します。 主環境としてはMSXからMS-DOS,PC-DOS/Vを経てOS/2経由で Linux系OSに来ているので、OSの違いは大きな壁でありつつ わりと簡単に乗り越えられる壁にすぎないとも思っています。 ほとんどの人がAndroidやiOSを受け入れて、パソコン自体の市場が衰退しているくらいですし。 実際米国の場合でも、Chromebookのシェア自体はたいした規模では無く 旧来のLinux系OSと大差無いのが2015年後半の状況です。 http://gs.statcounter.com/#all-os-US-monthly-201201-201512 StatCounterでDesktop,Mobile,Tablet,Consoleの4カテゴリーにチェックを入れると 米国でのウェブアクセス統計によるシェアで、iOSが20%程度、Androidが10%強となり WindowsXP~10合計がすでに50%を切っています。 CSVダウンロードしないと、Linux系OSとChromeOSのシェアはわからない1%前後のものです。 この数カ月の動向を見ると、Windows10の急激な増加に伴い Linux系OSのシェアが低下し、Windows8.1のシェアが急激に低下し ChromeOSは、わずかに増加を続けているという状況になっています。 好評価とも言われてきたWindows8.1は、結果的に12%弱をピークに、あとは減る一方のようです。 来年になれば、ChromeOSのシェアは、Linux系OSとのシェアを完全に逆転し 2%を切ったVistaや3%程度まで落ちているXPを、2016年内に上回るかもしれません。 Linux系OS側から見れば、Chromebookとして販売されるPCは基本的に Linux系OSで動かせる可能性が高いという利点もあるので 好スペックで低価格のChromebookが増えていけば Linux系OSを動かすにも、選択肢が広がる可能性があると思っています。 (ただし動作を保証するものではありませんし、特にARM搭載モデルには注意が必要なはずです) Chromebookで動くソフトのほとんどは Linux系OSにChromeを入れた環境でも動くので 土台になるOSのメモリー消費やCPU消費が 快適性にどのくらい影響するか?という程度の問題になると思います。 その上で、Linux系OS用がある旧来の スタンドアローンのアプリケーションが使えるので 当面は、Linux系OSのほうが有利でつぶしが効くと言える気がします。 Chromeに対してOSS版のChromium Browserがあるように ChromeOS(一般への単品供給は無し)に対して ChromiumOSという取り組みもあったりして Windowsが入っていたPCにChroimimOSを入れてみたという記事もあります。 興味があれば、余っているちょっと古いPCがあれば試せるかもしれませんし 仮想PC上で動かしてみている人もいるようです。 関連する情報は、UbuntuやCentOSなどと比べても少ないようなので 誰もが手軽に試せるとも言い切れませんし どの程度のPCですんなり動くのかも、定評が得られるほど 日本での体験談は多く無いようです。
- f272
- ベストアンサー率46% (8467/18126)
(1) 快適,安定,低価格です。起動時間も圧倒的に短い。バッテリで長時間使える。数年前の中古のPCでも快適に動作します。買い替え時のデータの移動もクラウドにあるため不要です。 (2) Windowsアプリケーション(Microsoft Office、Skype、iTunes、Photoshopなど)は利用できません。しかしChromeウェブストアから入手可能な Chromeブラウザー向けのアプリケーション(Googleドキュメント(文書、スプレッドシート、プレゼンテーション))が利用できます。 WindowsやMac用の周辺機器(プリンターやスキャナーなど)の利用は利用できません。クラウド対応プリンターからGoogleクラウドプリントを使用して印刷してください。
お礼
ありがとうございました
補足
ビジネスのシーンでマイクロソフトオフィスは世界標準になっていると思います。これが覆る気はしないのですが、そうなるとChrome OSはプライベートなシーンでの使用になるのかなと素人ながら思うのですが、Chrome OSの将来性についてはどうでしょうか?
- heyboy
- ベストアンサー率21% (1852/8730)
(1) 元々はLinuxベースなので XPが動く程度のパソコンでも インストール&起動が出来る それと(たぶん)動作が軽い。 無料である (2) 一部だがWindowsアプリも動く(はず) 当然Linux用アプリがそのまま流用可能。 予測だが将来的には スマホのGoogleplayとの 連携や統合が考えられる。
お礼
ありがとうございました
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ビジネスのシーンでマイクロソフトオフィスは世界標準になっていると思います。これが覆る気はしないのですが、そうなるとChrome OSはプライベートなシーンでの使用になるのかなと素人ながら思うのですが、Chrome OSの将来性についてはどうでしょうか?
お礼
OSはハードの差を吸収したと理解していますが、今度はOSの差をも吸収した形になって、すべてのアプリケーションがすべてのハード、すべてのOS上で動くなるようになるといいですね。 ありがとうございました。