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BUMP OF CHICKENが紅白歌合戦
BUMP OF CHICKENが紅白歌合戦に出るらしいんですが、今更感があります。 嬉しいんですけどね。 彼らは若いときからCDリリースはされていましたが、テレビには出ないのがスタンスでした。だからかわかりませんが、私が中高生の頃は、まさにベールに包まれた存在でした。GREENのように だが急にどうしてって感じです。人間年を重ねると丸くなるっていう典型例ですかね 彼らの心の変化、どなたか分析や解説できる方いますか
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ちっとも内部事情については知る由もありませんが、「大人の事情」ってこともあるかもしれませんよ。彼らはメジャーつまりプロのバンドです。プロのバンドというのは、売れてナンボです。売れていればレコード会社は契約してくれますが、売れなくなれば契約を切られます。 エレファントカシマシはファンに媚びないバンドとして有名ですが、個性が強烈すぎて大衆ウケせず、売れないということで契約を切られてしまいました。そのときに声をかけたレコード会社がありましたが、彼らが出した条件が「テレビに出て喋ること」「タイアップのドラマやCMの曲を作ること」でした。バンドの代表であるである宮本さんはそういうことが大嫌いな人だったのですが、メンバーで話し合った上で彼らは音楽を続けることを選びました。 ミュージシャンというよりバラエティタレントとして売れているDAIGOさんは、政治家竹下登の孫であることをあえて封印して音楽活動をしていました。七光りでやっているわけではないというプライドだったのだと思います。しかし、一度はメジャーになったものの売れずに契約を切られ、そのときに声をかけてきた事務所が出した条件が「竹下登の孫という売りでバラエティ番組に出すから出ること」だったそうです。彼も苦悩の末に「それでバンドが契約してくれるなら」とバラエティタレントになる道を選びました。 売れなくなれば容赦なく切られるのは、オレンジレンジを見れば明らかです。あれほど人気だったバンドなのに、今はインディーズです。 BUMP OF CHICKENは硬派バンドとして堅実な人気を持っていましたが、「冒険しないバンド」でも有名です。ある音楽評論家が「ビートルズを始めビッグバンドはどこかで必ずファンの間で賛否両論が分かれる異色作や意欲作を作るが、BUMPは決してファンを裏切らない同じスタイルを続けている。ファンを裏切らないが、だから殻を破れない」といっていましたが、その通りだなと思いました。同じことを続けている人って、ある時期に「マンネリ」と低迷する時期があるのです。矢沢永吉さんも郷ひろみさんも「マンネリ」と揶揄されて興行的に厳しかった時代があります。ある時期を突き抜けると水戸黄門みたいに「様式美」になるのですが、そこまでの間がキツいんですよね。 もしかしたらそれゆえに興行的に厳しい状況になってきて、もうテレビには出ないとかいってられない状況になったのかもしれませんね。一度テレビに出れば「あの番組に出たならウチも出てください」といわれるでしょうが、「紅白だから特別に受けたのだ」といえるようにあえて紅白を選んだのかもしれないですね。
お礼
ありがとうございました。まさに大人の事情ですね、自分の意思だけではどうにもならなくなるんですね。 彼らは消えないで欲しいです